朝、京都を立ち、米原で特急「しらさぎ」に乗り換えて金沢に向かいました。1か所目の街頭宣伝はみどり団地の中の交差点です。ご高齢の方が多く集まるため、広場のベンチ、バス停のベンチ、さらに事務所から運んだ丸イスを並べて、ゆったりとお話を聞いていただきました。
午後は香林坊で街頭演説会です。色とりどりのたくさんのポスター、赤いガーベラのうちわなどでたいへんにぎやかでした。野党統一候補の田辺とおるさんの奥様が弁士として登壇しました。お二人とも声楽家でドイツに20年暮らした経験があります。ヨーロッパの水準に届かぬ日本の教育・社会保障の冷たさをなんとかしなければいけないとご夫婦で話し合い、「夫の背中を押した」ということでした。たとえば、息子さんが通ったベルリンの大学の学費は年額7万円で、学費を払った学生は無料の市内交通パスがもらえるそうです。また、ポーランドでは収入の少ない若年層からは税金をとらない法律が先ごろできたとか。私たち日本共産党が訴える「誰もが安心して学び、子育てができる社会」はヨーロッパではあたりまえ。実現してこそ先進国ではないでしょうか。
次は長野の安曇野市です。長野駅で新幹線から車に乗り換えて高速を飛ばし、なんとか街宣の時間に間に合いました。車の通りの多い道沿いで宣伝を2カ所して、それから、野党統一候補の羽田雄一郎さんの演説会に行ききました。野党共闘を必ず成功させようと、羽田さんとがっちり握手。
そこから急いで松本へ移動しました。松本駅でおそばをかきこんで名古屋行の特急「しなの」に滑り込みましたが、木曽の手前で緊急停車。「小動物と衝突。ただいま車両の安全確認中」とのアナウンスがありました。よく列車トラブルに遭遇する選挙です。トホホ