東京を朝出て長野県佐久市へ。日本共産党佐久市議団呼びかけの「日本共産党長野県米軍機低空飛行訓練調査団」に武田参院議員と共に参加しました。
5月末に同市の市街地上空を米軍のC-130戦闘機が超低空訓練を行い、住民から「墜落するかと思った」「すごい騒音だった」など、多くの不安の声が寄せられました。日米合意にも航空法にも違反する超低高度だったことを示す画像がたくさんネット上でも拡散されています。
ところが米軍は「合意を守っている」と答えるのみで、市・県や防衛省も「画像を解析して米軍に合意違反を厳しくただすべき」という住民の声にいまだ、対応していません。
そこで、各地の米軍低空飛行訓練の解析を行われている「低空飛行解析センター」の方に倉敷市から来ていただき、佐久市での訓練についても解析を行うことにしたものです。
午前中は、佐久市議団、藤岡前県議らとと共に、画像が撮影された市内2カ所で測量に立ち会い。一級の機材をつかい測量会社の会長さんが実際の測量に当たられました。イージスアショアで大問題になった防衛省のずさんな調査とは比較にならない精緻な調査でした。
地元、テレビ・新聞の取材もあり、終了後の午後に記者会見も行いました。
解析センターの岡田氏は、画像が撮られた2ヵ所で測量したことで、より精度の高い調査ができたとし、解析には10日程度かかるが、航空法違反の実態が明らかにできるのではないかと見通しを述べられました。
結果が明らかになれば、国や自治体への働きかけをいっそう強め、さらに市民の皆さんとともに「低空飛行訓練やめよ」の声を広げたいと思います。