モザンビークでの日本のODA事業である大規模農業開発「プロサバンナ」。小農の権利が奪われると反対運動が広がる中、市民社会への介入・分断が問題になっており、国会でとりあげてきました。
今日は、現地から来日されたナンプラー州農民連合代表のコスタ・エステバン氏、「プロサバンナ・ノー・キャンペーン」のボア・モンジャーネ氏や日本の支援団体の皆さんと午前中に懇談。午後からは外務省・JICAとの協議が行われ、院内集会にも同席しました。
外務省もこの事業に「コンセンサスが得られていない」と認め、外相の指示で「参加型決定ルールに基づく議論の実現」へ対応するとしていますが、「モザンビーク政府の主体的取り組みを支援する」というもの。
コスタ氏は、「他のODAや政府の事業のは反対していない。この事業だけに反対している。これはJICAの問題だ」と強調されました。国民の税金が投入される事業で、JICAの「環境社会配慮ガイドライン」にも反する事態が起きていることへの責任は重大。根本的見直しが必要です。
先日、調査をおこなった長野県佐久市上空の米軍機低空飛行訓練について報告書が出来上がり、今日、佐久市で記者会見が行われました。
それに先立ち、今朝の信濃毎日が報道。米軍機の高度は日米合意に反し、航空法で定められた住宅地の最低安全高度300mを下回る200数10mqだったことが明らかになりました。政府は米軍に厳しく抗議し、謝罪を求めるとともに、自由勝手に日本上空を訓練コースにすることを可能にしている日米地域協定の抜本見直しを迫るべき。臨時国会でも求めていきます。
夜はブールへ。1㎞泳ぎました。爽快。