着工五年目となったリニア建設事業についての日本共産党国会議員団の調査で岐阜県恵那市、中津川市、瑞浪市へ。各地の現場を視察し、市民団体や住民の皆さん、党地方議員の皆さんからお話しを伺いました。
国家的プロジェクトとして国が支援し、住民には「国の決めたことだから」と押し付けながら、事業者であるJRは私企業だとして、まともな情報も出さない――私たちが当初から指摘してきた問題の害悪がいっそう顕著になっているというのが一番の感想です。
情報隠しの背景には、環境への影響など十分に考慮しないままの計画だということがあります。この間、水問題で静岡の工事が始めることができないことが大きく報道されていますが、それにとどまりません。