都内で開かれた「日米地位協定の抜本改定を 10.22学習交流集会」に参加し、国会報告をしました。関東を中心に全国からの参加者で会場は一杯。関心の高さを示しました。
池田竹州・沖縄県知事公室長が、沖縄県が行った「他国地位協定調査」の報告書に基づいて講演。ヨーロッパ各国を訪問した調査した具体的内容や発言から日米地位協定が世界から見ても異常な主権放棄の内容になっていることがよくわかりました。
続いて、ジャーナリストの布施祐仁さんが「日米地位協定の抜本的改定実現へ何をなすべきか」と題して講演。日米行政協定制定時からの経緯を明らかにしながら、地位協定と合意議事録、合同委員会の三点セットにより、異常な対米従属が作られてきたことを強調し、抜本改定を呼びかけました。
安保破棄中央実行委員会の東森事務局長が報告に立ち、来年6月23日の安保改定・日米地位協定60周年に向けて地位協定改定を求める国会請願署名500万人の達成を呼びかけ。
その後、各地方からの報告と討論。沖縄、京都、愛知、長野、大阪、JAL争議団などから発言。全国的運動のスタートとなる充実した集会でした。