京都を出て滋賀県高島市へ。自衛隊の饗庭野演習場近くの公園で開かれた「日米合同演習反対12.1あいばの大集会」に参加して情勢報告をしました。集会には県内各地や京都、大阪、奈良、三重から約300人の参加がありました。
饗庭野演習場では9月の照明弾落下事故などこの4年間であ件もの近隣住民に被害をもたらす重大事故が発生。狭い演習場であり、実弾演習そのものをやめるべきです。
にもかかわらず、米海兵隊のオスプレイも参加して今日から行われる共同訓練。オスプレイが、香川県の国分台演習場との間を飛行し、三重県の明野駐屯所に駐機するもの。初めて複数の演習場を使った航空機訓練です。
私は、訓練計画の内容を紹介し「日本の防衛とは無縁なものであり、米国と一緒に海外で戦争するための訓練だ」と強調。
さらに、オスプレイの重大欠陥が放置されていることを指摘した最近の米国防監査官の報告や在日米軍のパイロットの恐るべき規律違反の実態を明らかにした米海兵隊の事故報告書を紹介しながら、「このような実態で、オスプレイが日本の空を飛ぶことなど許されない」と共同訓練の中止を訴えました。
各地からの参加者のあいさつ、地元の皆さんのリレートークがあり、集会宣言を採択。その後、市内をデモ行進しました。
終了後、京都に戻って新幹線に乗り換え、東京に向かっています。
集会会場に早くついたので、琵琶湖畔を散策。琵琶湖周航の歌記念碑や建築家のヴォリーズ資料館も訪ねました。