怒。怒。怒。参院外交防衛委員会で日米貿易協定・デジタル協定の採決が行われ、与党・維新の賛成で可決しました。理事会で採決に反対しましたが、委員長の職権によって裁決が行われました。
採決に先立つ質疑では、牛肉のセーフガード(SG)の問題を取り上げました。日米貿易協定により、米国の牛肉の関税は一気にTPP11参加国並みに引き下げられました。
しかもSGが発動した場合には、発動水準を高くするための協議に速やかに入ることが盛り込まれています。こんな特別扱いをすれの意味が失われます。
外相は、協議はするが結果は予断されないと答弁。しかし、日本の自動車・部品への関税は「さらなる交渉次第」なのに「撤廃が前提」と強弁する一方、SGの発動水準を高くするために90日の期日で協議するのに「予断されない」とごまかし。あまりにもご都合主義だと批判しました。
質疑終局後、断固反対の討論に立ちました。採決後、議員会館前での座り込み行動であいさつし、今日の論戦と採決の経緯を報告、採決への抗議の声を皆さんと一緒に上げました。
午後は予算委員会での集中審議の要求や明日の本会議など最終盤の国会対応について、様々な打ち合わせ。明日の本会議で日米貿易協定の反対討論に立ちます。