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予算委で総理の虚偽答弁疑惑/留置施設視察委員会

 立憲の辻元議員へのヤジへの総理の謝罪から始まった昨日からの予算委。「桜を見る会」前夜祭について総理が三か月間にわたりウソの答弁をしてきた疑惑が一段と深まりました。辻元議員の問い合わせにたいし、ANAインターコンチネンタルホテルが、明細者を出さない場合も、宛名のない領収書を出すことも政治家に特別扱いをすることも「ない」とメールで回答したのです。

 これまでの総理答弁がウソだったことになります。総理は、午後の答弁で「事務所から問い合わせたら、辻元議員には一般論で回答したのであり、営業上の秘密から個々の取り組みは含まれていないとのことだつた」と言い訳をしました。

 ところがその日のうちのマスコミの取材に、ホテル側は「そのような回答はしていない」と返答しました。いよいよ総理答弁がウソという疑惑が深まりました。野党側は事実関係について、総理に文書による回答を求め、それなしに審議はできないと主張。遅れて与党と維新だけで開会しましたが、その後休憩となり与野党協議。

 午後、再開ととなりましたが、菅官房長官はこの問題での質問にまともに答えず、たびたび中断しました。

 日本共産党は昨日は高橋議員がコスモウィルス対策と公立病院の統廃合問題で、今日は宮本徹議員がコロナウィルス問題、田村貴昭議員が真毛島への軍事基地建設問題でそれぞれ質問しました。

 留置施設.jpg今日は午前中、置施設視察委員会について倉林議員とともに警察庁からレク。警察の留置施設の運営の透明性確保のために第三者で作られた委員会で、都道府県を基本に全国51カ所に設置されています。

 今年度、京都府では初めて弁護士会推薦の弁護士が定数6の委員に選ばれなかったことが地元紙でも大きく報道されています。決めるのは公安委員会ですが、京都府警は弁護士会に推薦を依頼しな柄、弁護士を外した名簿を提案しました。全国的に委員の21%は弁護士で、弁護士を選んでいないのは全国で京都だけとの説明。

 留置施設の人権問題の対応のために、弁護士を選任するよう国連からも勧告されています。京都府警の対応は制度の趣旨にも世界の流れにも反しています。

 午後には、「武器輸出反対ネットワーク」の皆さんの来訪を受け懇談しました。

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