午後から外交防衛委員会の閉中審査で河野防衛相に質問。イージス・アショア断念と敵基地攻撃能力保有問題で質しました。
河野氏は、敵基地攻撃能力保有も含め「あらゆるカードを並べて議論をする必要がある」と答弁。そこで、「政府は、他国に攻撃的脅威を与える武器の保有は憲法の趣旨とするところでないと答弁してきた。敵基地能力の保有は他国に脅威を与えるのではないか」と質すと「仮定の問題にはお答えできない」。
さらに、敵基地攻撃能力には「ミサイル位置の把握、制空権の確保、発射装置等を攻撃する一連の能力が必要」との答弁に対し、「保有するには兆単位の莫大な軍事費になるではないか」と質すと「仮定の問題にはお答えできない」。
仮定ではない、大臣が答弁したことについて聞いていると迫っても、同じ答弁の繰り返し。まともに答えたら、敵基地攻撃能力の保有が憲法と相いれず、莫大な軍事費になることを認めざるを得ないから。 許してはなりません。