活動日誌

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岐阜豪雨災害を視察

 八百津町.jpg武田良介参院議員と共に岐阜県の豪雨被害調査で八百津町、白川町、下呂市と回り、被災にお見舞いを申し上げるととともに被害状況や要望をお聞きしました。

 名古屋を朝出てまずは八百津町役場へ。三宅和行町議と合流し金子政則町長にお会いしました。同町で被害が大きかったのは大雨のさなかに吹いた突風によるもの。屋根が飛ぶなど148件の住宅等の被害がでています。

 三宅町長から被害写真などでご説明いただきましたが、白川町.jpg屋根が飛んできた場所はなんと町長さんのお隣とのこと。現在、同町や白川町は災害救助法が適用となっていませんが、適用を求める要望も頂きました。

 続いて白川町へ。飛騨川に白川が合流する地点の駐車場から視察。川面からかなりの高さがありますが、飛騨川の増水でバックウオーター現象が起こり、駐車場も対岸の家屋も浸水しました。

 長尾元町議や居住支部の方がピーク時の写真を示して説明してくださいました。想像を絶する光景で、住民の皆さんはさぞかし怖かっただろうと思います。丁度、名古屋のテレビ局が来ており、急遽取材を受けました。

下呂市長.jpg 続いて下呂市役所へ。中島、吾郷両市議、日下部元市議と共に山内登市長とお会いしました。同町では、一時、飛騨川の増水で1万2千世帯に避難指示が出されました。
 
 すでに指示は解除され、市の中心部の下呂温泉街では基本的に被害は出ておらず、普通に営業もされています。ところが、風評被害により2500~3000件のキャンセルがあったとのこと。コロナ自粛からやっと再開し、市独自のクーポンで支援をしていた出鼻をくじかれた形に。

 41号線2.jpg一方、国道41号線の崩落と並行するJRの高山方面の不通は通勤・通学や観光に大きな打撃だと強調され、早期復旧が要望されました。ただし、崩落現場は旧小坂町で下呂温泉街から車で1時間の場所。にもかかわらず、温泉街のすぐそばのような印象を与える報道が風評被害につながっているとの説明。

 その後、国道41号線の崩落現場へ。300mにわたる崩落41号線.jpg現場で工事関係者や地元の方からお話を伺いました。JRは来週の連休までに、国道は片側の早期の復旧めざして作業中でした。

 旧小坂町は急斜面の下に住宅が並んでおり、おちこちで、水路から大量の土砂があふれ、住宅や駐車場などに流入しているのを取り除く作業中でした。

 さらに大雨の予報もあり、心配です。

 調査を終え、特急は運休中のための各駅停車を乗り継いで名古屋へ。新幹線で東京着は23時でした。

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