衆院予算委基本的質疑二日目。午後から志位委員長が質問に立ち、学術会議任命拒否問題の一点に絞って菅総理を厳しくただしました。朝から、立憲民主党の枝野代表や今井議員、辻本議員らのこの問題での質問が続き、最後に志位さんが質問。菅総理はまともに答えられず、ひたすら、すり替えと逃げの一手でした。
志位さんは、なぜ、六人の任命を拒否したのか理由を問うことからはいり、理由を明らかにしないままの任命拒否は学術会議の独立性を破壊し、日本学術会議法違反だと追及。さらに憲法が保障した学問の自由の侵害であることを科学者が軍事研究に動員総動員された反省に立って作られた日本学術会議の設立の経緯も示してただし「強権をもって異論を排斥する政治に決して未来はない」と締めくくりました。
まともに答弁できず、たびたび、後ろから秘書官にメモを示され、かみ合わないを紙を読み上げる姿が繰り返されました。自民党席からもヤジも飛ばせない、理詰めの追及でした。
アメリカ大統領選の開票も気になり、予算委中継を見ながら時々開票速報を覗くという一日。大刀りょせんは最後まで激戦です。