一方で、工場や店舗が無ければ課税されない国際課税のルールにより巨大IT企業が海外で税金を払っていないことを見直し、デジタル課税のルールを定める国際的議論が進んできました。
これに対し米国は、ルールを骨抜きにするよう求めたり、コロナ禍を理由に議論の中断を求める動きをしてきました。しかし、コロナ禍の「巣ごもり需要」や在宅勤務などで、アマゾンやフェイスブックなどは大幅に業績をアップしさせています。
委員会終了後に参院野党国対が開かれ、コロナ禍への対応や総理の虚偽答弁の解明などのために会期の延長が必要だという認識で一致し、与党に求めることになりました。