活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 外交安保・核廃絶 の中の 「黒い雨」訴訟上告断念を野党で申し入れ

「黒い雨」訴訟上告断念を野党で申し入れ

黒い雨要請.jpg 「黒い雨」訴訟の上告断念を求めて野党四党で田村憲久厚生労働大臣あてに要望書を提出。日本共産党からは、笠井、本村両衆院議員と私の被爆二世の三人が参加。立憲民主党からは長妻あきら衆院議員と森本しんじ参院議員、社会民主党からは福島瑞穂参院議員が参加しました。
 私は、黒い雨は川や道に沿って振るわけではないのに、川の向こう側は原爆症として認定されるがこちら側はされないなどの線引きに無理があり、県や市も上告断念を求めている。高齢となって原告らを速やかに認定するよう求めました。
 厚労省は判決に従って認定をするのに法改正は必要ないとしつつ、従来の運用と大きく違うので関係省庁と相談して対応したとの回答でした。
 「『黒い雨』訴訟における上告断念等を求める要望書」では以下の二点を求めています。
1、上告を断念するとともに、広島高裁判決をけ拳々服膺(けんけんふくよう)し、広島市及び広島県が。被爆76年をむかえ高齢化した原告ら全員に対し、被爆者健康手帳を速やかに交付することを容認すること。
2、広島高裁判決で示された「黒い雨」による被爆類型の被爆者援護法1条3号該当性の要件を踏まえて、「黒い雨」被爆者に対するこれまでの被爆者援護行政のあり方を根本的に見直し、審査基準を改訂する等必要な措置を講じ、全ての「黒い雨」被爆者を速やかに救済すること。
 命、人の尊厳を大切にする政治へ、一つひとつ野党の共同を積み重ねています。


ページ最上部へ戻る