5月5日と原爆にはもう一つ縁があります。被爆して白血病で亡くなった佐々木禎子さんを偲び、核廃絶をねがって同級生らが募金を集めて平和公園に「母と子の像」が建立されたのも5月5日だったのです。国会議員になってからNPT再検討会議に参加した時に、ニューヨークでそのことを知り、「この像に込められた思いを引き継ぐ使命がある」と痛感しました。
坪井さんは、享年96歳。20歳の時に被爆し、全身におったやけどと大量の出血により約40日間意識不明となりました。戦後、中学教員となり「ピカドン先生」と称して生徒に被爆体験を話し、定年退職後は日本被団協代表委員、広島県被団協理事長として世界を訪問して被爆体験を語り、オバマ大統領の広島訪問に際には直接、思いを伝えられました。
「お別れ会」の正面には坪井さんの笑顔が大きく映し出され、その生涯や活動の姿のビデオが上映されました。「あきらめるという言葉は禁句にしよう。ネバーギブアップ」と訴える姿も映し出されました。その言葉をしっかり胸に刻んでがんばります。
会には、仁比前参院議員、大平元衆院議員、村上党県委員長、中森広島市議らと共に参列し献花しました。合掌。
お昼はもちろん、お好み焼きでした。(*^^)v