活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 外交安保・核廃絶 の中の 黒い雨認定指針から疾病要件外すべき

黒い雨認定指針から疾病要件外すべき

 IMG_1111.JPG 原爆投下後に降った「黒い雨」に遭った被害者の救済をめぐる新たな認定指針について厚労省から説明を受け、疾病要件を加えず、広島高裁判決にもとづき広く救済するよう強く求めました。 
 今日は「御用納め」の日ですが、このまま黙って年を越せないと大平よしのぶ元衆院議員、仁比聡平前参院議員が急遽上京。笠井亮衆院議員と共に説明を受け、オンラインで広島とつなぎ「支援する会」や広島県被団協、日本共産党広島市議団の皆さんからも訴えられました。
 厚労省は先週、新たな認定指針案を広島・長崎両県、市に示しましたが、広島県・市が受け入れたとして昨日、新指針となり今後詳細について協議していくと説明。 当初、対象者の条件を「黒い雨を浴びた」ことと「11種類の疾病にかかっている」としたが、「黒い雨にあった」こととし、疾病に白内障を加えたことでより幅広く救済が可能になったとしました。
 DSC02699 (2).JPG来年度予算に計上された78億円は、新たな認定をした際に不足しない額としたとしつつ、疾病要件があることで「黒い雨にあった」人でも、認定されない場合があることを認めました。
 これに対し参加者はそれぞれ、新指針が広島高裁判決の上に「首相談話」を置き、高裁判決で間違いが断罪されたこれまでの被爆者認定行政にしがみつくものであり、高裁判決を愚弄し三権分立にも反するものだと厳しく批判。新たな分断を生む疾病要件は外し、一人残らず救済するよう強く求めました。
  今日で年内の国会内での仕事は終了。議員宿舎も二週間近く空けるので、朝から最後の洗濯、掃除、冷蔵庫内の処分などなど。帰りの新幹線は雪で遅れました。

ページ最上部へ戻る