昨年の日本被団協代表委員の坪井直さんの広島での「お別れ会」でお会いしましたが、17年入社の若い記者さんですが、希望して広島支局配属となり、その後、原爆報道キャップとなって「黒い雨」問題を取材してこられました。
著書は、「黒い雨」による被ばく問題、その訴訟の全容を記録した初めてのノンフィクション。被爆者として認められてこなかった多くの「黒い雨」被害者の実態と苦悩、残留放射能による影響を否定してきた国の姿勢の理不尽さなどが克明に描かれています。
番組では荻上さんの質問に45分間にわたり、小山さんが実に明快に答えられました。さすがです。多くの皆さんに読んでもらいたい。