活動日誌

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反核・平和小品展/私たちの「表現の不自由展」その後/NPT再検討会議

 小品展・増田.jpg二つの美術展を鑑賞しました。一つは京都市内で開かれた「第37回 反核・平和のための小品展」。被爆二世の会でご一緒している増田さんが慰霊から望む原爆ドームの絵を出展されており、その前でパチリ。
 もう一つは名古屋市内で開かれた「私たちの『表現の不自由展・その後』」。2019年に同市内での「表現の不自由展・その後」の突然の中止に抗議し再開を求めて市民運動が始まり、昨年開催に至りましたが、破裂物の郵送という卑劣な手段により3日間で中止となりました。
 不自由展.jpg暴力や検閲で表現の自由を奪うことは許さず、決して屈しないという思いで開かれた今年の展覧会。「平和の少女の像」をはじめとした作品とともにこの三年間の市民運動の記録も展示されていました。
 日本軍の慰安婦とされた女性たちの写真と当時の被害の実態とその後の人生を語る言葉は胸に迫ってきます。歴史の事実に向き合うことなしに「未来志向」などありえない。改めて痛感しました。
 NPT再検討会議が昨日閉幕しましたが、ロシアの反対で最終文書が採択できませんでした。「核抑止力」に固執した核保有国の姿勢も厳しく問われます。採択されなかったとはいえロシア以外の締約国が異議を唱えなかった最終文書には大切な内容が盛り込まれ、日本共産党が再検討会議に対して要請した方向が核保有国にも含めて否定できない世界の圧倒的多数の声になっていることを示しました。
 一刻も早く日本が核兵器禁止条約に署名するよう、引き続き頑張ります。

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