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葉梨法相辞任/本会議で倉林さん/倫選特/二つのレク

 倉林本会議.jpg法相としても人間としても許せない暴言をはいた葉梨法務大臣が辞任しました。当然のこであり、遅すぎます。10時から開かれた本会議で岸田総理は倉林議員をはじめ野党議員からの罷免要求にたいして「厳重に注意した。説明責任を果たし、発言は慎重に」と答弁するだけで応じませんでした。
 ところが本会議後に一転、大臣の辞任へ。国会質疑を愚弄するものであり、しかも「辞表」を受け取る形にとどまりました。山際大臣の時と同じ。自らの任命責任を明らかにし、「罷免」するべきでした。
 
それにしても国民生活に責任をもつ経済再生担当大臣の山際氏が統一協会の広告塔になって国民に被害を与え、人権に責任をもつ葉梨法務大臣が死刑執行を軽んずる発言をしていずれも辞任し、さらに政治資金を所管する寺田大臣が自らの政治団体や後援会の会計で次々と規律違反が発覚――内閣全体が不適格だといわなければなりません。
 本会議は感染症法改正案の質疑が行われ、日本共産党から倉林議員が質問にたちました。この間の医療や介護、保健所の現場の苦闘を語った倉林さん。保健所の新入職員が、研修を受けるまもなくコロナ対応の最前線で困難な仕事にあたり、「ベランダに足を掛けたことも」と言いながら、奮闘していることを紹介したときに、倉林さんの声が詰まると「頑張れ」の声がかかり、与野党超えて聞き入りました。
 本会議は予定より伸びて三時間かかり、続いて短時間の倫理選挙特別委。法相辞任へというニュースに接したばかりなので、寺田総務相の法案趣旨説明を「次はあなたが辞任する番」と思いながら聞きました。
 その後、防衛省からレク。つづいて来週以降の質問準備で、法務省からマネーロンダリング防止の法案に関してマネロン罪の法定刑引上げや共謀罪の問題についてレク。夜の新幹線で京都へ。

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