寺田稔竹原後援会の収支報告書に添付された領収書の宛名が「寺田稔」となっており11枚はその筆跡が酷似していることについて、後援会側で宛名を書いたのではないか衆院で塩川議員が確認を求めていました。
寺田大臣は、後援会の事務担当者が書いたと初めて認め、「発行者側の要請にこたえたもので問題ない」と居直り。私は、政治資金適正化委員会の政治資金に関するQ&Aでは、「領収書等に宛名が記載されていない場合は、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません」と書かれていることを示し、政治資金を所管する大臣がこれ反することをやっていると批判。
さらに今日の午前中に出された「文芸春秋 電子版」で、寺田氏の昨年の総選挙での選挙運動経費収支報告書に添付された領収書の中でも「寺田稔」という宛先の筆跡が酷似しているものが2種類77枚もあることを示し、寺田大臣関連の政治団体等で、宛名の追記が常態化しているのではないかとただし、調査を要求。政治資金の透明化する政治資金規正法を所管する大臣として資格がないと強調しました。
神奈川新聞のネット版で私と寺田総務相との論戦を報道してくれました。
「小・中・高校を寺田氏の地元である広島で過ごした共産党の井上哲士氏は『広島の知人らは地元選出の政治資金所管大臣による今回の不祥事を嘆いている』とただしたが、総務相は『私のところへは多くの激励をいただいている』と反論。委員席から失笑が漏れた。」
法案については、小選挙区の下で少なくない有権者が市町村や地域社会を分断する異常な線引きを押し付けられ、選挙のたびに不自然な選挙区変更をおしつられてきたと批判。しかもこの間の区割り改定で三回連続して改定となる選挙区が6都県15選挙区もあると指摘しました。
この区割り変更により、選挙で自分が投票し当選した議員や自分の選挙区の議員が公約に基づきどのような活動をしたかを見て次の選挙で判断するという当然の権利が奪われることになると強調。小選挙区制が続く限り、繰り返されることになるして抜本改定を求めました。
今日は、8;15から国対の会議。9:00からは内閣委員会理事懇。11けからは、各派代表による参院改革協が開かれ今後の進め方などについて確認しました。一票の格差を是正するための参院選挙制度改革が大きなテーマになります。
午後には、要請に来られた医労連の皆さんとコロナ第八派が広がりはじめているなかでの医療現場の状況や要望、介護保険の改悪の問題点や反対の声の広がりなどについて懇談しました。