私は、外務省のHPで軍拡競争が「侵略や武力による威嚇の意図がなくても、他の国の不信感を高め、不必要な武力紛争を引き起こすことになりかねないのです」と述べていることを示し、敵基地攻撃能力保有の危険性を指摘。 岸田首相が「無制限の拡大ではない」と述べたのに対し「五年で軍事費を二倍にし、世界三位の軍事大国になる。無制限の軍拡に等しい」と批判しました。
さらにウクライナへの侵略への責任は上げてロシアにあるとしたうえで、背景にNATOとロシアが軍事対軍事の対応に陥った「外交の失敗」があると指摘して岸田総理の認識を質しましたが、総理は「問題は、国連憲章違反の侵略を行ったロシア」と繰り返すばかり。侵略の事態となった「外交の失敗」について何の分析もせず、「今日のウクライナは明日の東アジア」とのべて大軍拡を進める岸田内閣を厳しく批判しました。