内閣委員会でDV防止法等改正案の質疑に立ちました。法案は全会一致で可決されました。 DV被害者を守るための保護命令の対象を拡大することが柱。現行では身体的暴力と生命・身体への脅迫に限られていますが、精神的暴力など非身体的暴力の被害も加えます。
被害者支援の現場からの強い要望があったもの。一方、保護命令のうち退去命令には精神的暴力の被害が加えられませんでした。私は、その合理的理由はないとして「速やかに拡大すべき」と求めました。
続いて市区町村で相談対応にあたる婦人相談員の体制強化を要求。専門性、専門性が求められ一方で、その約8割が非常勤職員で在職五年未満が六割という実態を紹介して国の責任での改善を求めました。
さらに民間シェルターの活動保障の重要性を強調し、財政的支援などの強化を求めました。
明日は新型インフル特措法の本会議質問です。終了後、県議選の応援に富山県に向かいます。