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広島で核兵器廃絶に向けたG7国会議員サミット

 4.28広島①.JPG京都を朝出て広島市へ。ICAN主催の「核兵器廃絶に向けたG7国会議員サミット」にともに被爆二世である笠井亮議員と参加しました。
 昨日、参院議員会館で開かれた東京セッションに続いての開催。海外からの国会議員の参加は、カナダのヘザー・マクフィァソンさんとイタリアのラウラ・ボルドリーニさん。昨日は米国位以外の国の議員からのビデオメッセージも寄せられました。日本からは与野党の国会議員が参加しました。
 午前中は平和資料館を見学した後、原爆慰霊碑に献花。午後に広大東千田キャンパス内でフォーラムを行いました。川野徳幸・広大平和センター長からの挨拶の後、6歳のときに広島の爆心地から2・3キロで被爆した田中さん(84)が英語で証言。
 IMG_4549.JPG田中さんは「心の傷、放射能のダメージは私と常に一緒にあった」と述べ、「核兵器は地球を破滅に導く。非人道的で、地球上に存在させてはいけない」と強調。各国の指導者に対し「地球という船の乗組員として、お互いに助け合い、外交を通じて平和を創造するときだ」と呼びかけました。
IMG_4575.JPG ICANからの報告に続いて、国会議員の意見交換となりました。その中で、笠井さんは「核兵器不拡散条約と核兵器禁止条約は車の両輪。これまでの合意を踏まえて前向きな姿勢を示すべきだ」と指摘。私は「核兵器の非人道性を一番よく知る日本こそ、核抑止論から決別し、役割を果たすべきだ」と訴えました。
 最後に、「来る広島サミットにおいて、G7首脳は被爆者と面会し、その話を聞き、核兵器の使用が人々と環境にもたらす破格的な影響を認識すべきである」「あらゆる核兵器使用の威嚇を明確に非難し、世界的な核軍縮を前進させるうえでの核兵器禁止条約の重要性について認識すべである」など盛り込んだ声明を採択しました。   

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