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バルト三国訪問②エストニアで懇談、視察

エストニアIT.jpg 昨日21日は朝6時過ぎに議員宿舎を出て羽田へ。ロシア上空を飛べないために大周りとなり、パリ経由で22時間かけて最初の訪問地であるエストニア共和国の首都タリンに到着しました。現地時間は22日の0:15分でした。
 バルト三国はロシア革命の下で1918年にロシア帝国から独立しましたが、40年にソビエト連邦に併合され、91年に再独立し、現在はNATO・EUに加盟しています。
 エストニアは面積は九州+沖縄程度。人口は133万人で京都市よりもやや少なく、日本の100分の1の規模です。電子政府の取り組みが世界でも進んでいる国の一つとして注目されています。歴史的に地理的にもロシアへの警戒感が強く、ウクライナ支援でも最先端に立っています。
 エストニア 自動運転.jpg午前中はまず、eエストニア・ブリーフィングセンターで電子政府エストニアの取組等について、日本人職員の方から説明を受け質疑応答。
 同国では15歳以上のすべての国民・居住者に国民IDカードを配布しており、様々な行政手続きがオンラインでデジタル化されており利便性が高く、自分の個人情報にだれがアクセスしたらわかり不審な悪政があれば報告できるなど透明化されており、国民的支持は高いものがあります。一方、非デジタルの手続きも残されているとのこと。
 続いて、自動運転電気自動車のオーブ・テック社を訪問して説明をお聞きし、日本に出荷される製品も見せていただきました。
 ロシア大使館.jpg午後はエストニア歴史博物館と旧市街地を視察。大国の支配の歴史を経て独立を回復した同国の歴史を詳しくお聞きし、独立と主権への思いの強さを知ることができました。旧市街地ではKGB時代の独房も視察。近くにあるロシア大使館の前にはウクライナ侵略への抗議の横断幕などが並んでいました。
 夜は松村之彦大使の公邸でエストニアの政治・社会情勢や歴史についてブリーフィング。現地でしか聞けない生のお話を聞くことができました。

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