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バルト三国訪問⑤ ラトビア国会副議長、首相らと会談 

 ラトビア2日目。ラトビア国旗.jpg今日の行動はなかなかハードでしたが、ロシアと国境を接するこの地に来なければ聞けないお話もたくさん聞け、率直な意見交換もでき、充実した行動になりました。午前中から以下のスケジュールでした。
・ムールニエツェ国防大臣との会談
・ベルグマニス対日友好議員連盟会長らと会談
・国会議事堂内を視察
・カルニニャ=ルカシェビッツア副議長主催のワーキングランチ
・カリンュ首相との会談
・リガ港にあるリガ・ユニバーサルターミナルの視察
・カルニニャ副議長らを招待しての長浜副議長主催の答礼の夕食会
 リガ港.jpg国防大臣は女性で元国会副議長。国防省での会談ではスタッフ含め6人中5人が女性でした。カリュン首相は直前に辞任を表明された中でも会談に応じてくださいましたが、次の首相候補として大統領が指名した国会議員も女性。実現すれば同国で2人目の女性首相になります。
 夕食会での懇談の際も同国側の参加はNGO代表を含めて5人中3人が女性。日本からの訪問団は事務局含め9人中女性は田名部議員1人ですので、席上、「日本はジェンダーギャップ指数は世界で125位。何かアドバイスはあるか」と尋ねると、同国では歴史的に女性の地位が高く、男性の育児休暇の取得を奨励する様々な制度も作られているとのことでした。
 IMG_3991.jpg今日も一番の話題はロシアによるウクライナ侵略。早期に侵略をやめさせ侵略者に責任を取らせるために国際社会が連帯して行動することの必要性が語られました。
 ウクライナ側からは日本の支援に感謝しつつ、さらに武器の輸出などの軍事援助を求める意見も出されました。日本側からは、各党で様々な意見の違いがあるとしつつ、憲法のもとで非軍事の様々な支援を行っており、さらに国際社会での役割を果たしていくことなど説明しました。
 一番上の写真は国会の中に飾ってあった国旗の絵。よく見ると赤い部分はたくさんの人々が赤い文字でサインを重ねたもの。「国民の様々な声で国が成り立っていることを示している」という説明に納得でした。

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