総会は、来日された国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長を招いて開かれたもの。同氏は、アジアで初めてとなる関連拠点を日本国内に開設する意向を先日表明しています。
挨拶の中で、日本政府のパレスチナ支援が70年を超えることへの感謝を述べられる一方、パレスチナ問題の現状について「これほど平和の見通しが遠い日はない」と憂慮の念を述べられました。
総会にはパレスチナのガザ地域から来日した三人の中学生が参加してくれました。イスラエルによるミサイル攻撃の中で「毎日、今日が最後かもと思う」「ガザからのメッセージを世界に届けたい」とそれぞれ挨拶。日本の支援で発行されている、日本と同じ内容の「母子手帳」も見せてくれました。
子どもたちを案内されていたUNRWAの保健局長の清田明宏さんとあいさつを交わしました。広島出身のお医者さんで、明日は四人の中学生を広島の原爆資料館に案内することのことでした。
議連では、イスラム教の皆さんが食べられる「ハラル」のお弁当が配られました。イスラム教では豚やアルコールが禁じられているのは有名。二次、三次原料も含めて禁止です。とっても美味でした。
午前中は党議員団の第11回マイナ問題追及委員会。山田健太専修大大学教授から「個人情報保護観点から見たマイナンバー制度の問題点」と題して講演していただき質疑応答。基本的問題から理解を深めることができました。国対会議、議員団会議、参院班会など会合が連続した一日でした。