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参院予算委/柿沢法務副大臣辞任/私大教連

 23私大教連.jpg参院予算委員会初日。今日は立憲と自民の質問。午前中、差し替えで委員会に出席しました。午後には京滋地区私立大学教職員組合連合から「私立大学生の学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」への協力要請を受けました。
 朝、驚いたのは「朝日」のトップの柿沢法務副大臣の記事。江東区長が選挙中に違法なネット広告を行って辞職した件で、「自分が勧めた」と認め、法違反の認識なかったと述べているのです。「知らなかった」と言い訳しても法律違反は許されません。
 しかもネット選挙を解禁しつつ、ネット有料広告を禁止した法案は2013年に議員立法で全会一致で成立したもの。柿沢氏も賛成しています。「知らなかった」など無責任。まして法務副大臣であり、資格が厳しく問われます。
 朝の予算の理事会でも問題になり、立憲の杉尾議員の質問に際に柿沢副大臣の出席させることで与野党合意しました。その後の質疑中に柿沢氏が辞表を出したとのニュースが流れましたが、法相は予算委員会に出席している中で受理されておらず、法務副大臣の任は解かれていません。
 ところが杉尾氏の質問時間になっても柿沢氏は出席していません。なんと、法務省の官房長が「本人の意向を踏まえ法務省として出席は適当でないと判断した」として大臣にも知らせないまま欠席させたことを明らかにしたのです。国会の決定を無視するありえない対応です。
 このままでは審議できないと委員会は休憩となり、理事会が開かれました。その後の協議の結果、午後一時間近く遅れて再開され、冒頭、総理と法務相が陳謝。また、衆参の予算委で今後、総理の任命責任等について集中審議を行うことを与野党で合意しました。
 文科副大臣に続く、法務副大臣の辞任。それぞれの職務に深くかかわる問題が理由であり、岸田総理の弁とは逆に、まさに「不適材、不適所」です。
 私大教連の要請には、京都橘大学の学生も一緒にこられ「学費が高く、物価も高騰。下宿するとお金がかかり、往復三時間かけて自宅通学している」などなどの実情と要望をお聞きしました。しっかり受け止めて頑張ります。

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