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「災害・環境・地方自治」の記事

 建交労.jpg熱海で大災害につながったとされる建設残土問題で建交労ダンプ部会等の皆さんと国会議員団との意見交換会。高橋千鶴子、塩川鉄也、本村伸子各衆議院議員、山添拓参議院議員と。

 国交省はトレーサビリティの仕組みを検討するとしていますが、現実はストックヤードに各現場の残土が仮置きされ、そこから残土処理場までは3倍もの過積載も横行しているとの指摘。発生者や元受けの責任を明確にするなど規制のための法整備が必要です。

 午前中は参院厚労委員会の閉中審査が開かれ、倉林議員が質問に立ちました。冒頭、昨日の菅総理の記者会見の「明るい光が見えてきた」との発言が国民の思いと全く違うことを批判しました。

 意見交換会終了後、京都へ。19時から京都府委員会事務所で府内の日本共産党保育所支部の皆さんとの交流会に参加。保育士出身の河井葉子京都市議の司会で、ZOOMを使って行われました。

 冒頭、総選挙にむけた野党共闘の原状や日本共産党躍進の必要性について報告。横浜市長選でしめされた菅内閣のコロナ対策への厳しい批判と、日本共産党の緊急提言、野党で共同提案している保育士の処遇改善法案や予算組み替え動議の内容なども紹介しました。

 武山比例候補が党の保育政策について報告した後、各地の参加者からの発言。コロナ禍の下で、保育にも党や労組の活動にも様々な困難を抱える中、支部会議など党員間の交流を大事にしながら奮闘されていることがよくわかりました。

 コロナ禍を通じて、エッセンシャルワーカーの重要性への認識が広がる中、保育士の待遇改善や配置基準などの保育条件の改善を実現する条件は広がっています。総選挙での政権交代はもっとも確かな力。日本共産党の躍進へお互いに力をあわせましょう!

 八月豪雨災害対策本部.jpg野党四党による臨時国会召集を求める院内集会が開かれ、それぞれの党首が発言しました。野党が憲法53条に基づく臨時国会召集要求を行ったは7月16日で一か月が過ぎています。コロナ感染爆発から国民の命を守る対策をとるために緊急に召集が必要です。

 午後から国対会議、議員団会議が開かれ、つづいて「八月豪雨最大対策本部」の会議が開かれました。小池本部長からの挨拶の後、九州北部は田村衆院議員、長野は武田参院議員、藤野衆院議員、青森は高橋衆院議員と、それぞれ報告があり当面の対応と共に抜本対策の必要性等について議論しました。

 今夜から再び九州、中国地方で大雨が予想されており、地盤が緩んでいるだけに被害が心配です。

 午前中はやっとコロナのワクチン接種ができました。参議院の議員や職員等を対象にした職域接種が昨日から始まっています。7月初めに京都市から接種券が届きましたが、供給不足のために予約受付が中止となって接種できていませんでした。

 九州北部や広島県で記録的な大雨になりました。土砂災害や河川の氾濫コがすでに発生し、さらに厳重な警戒が必要です。日本共産党は小池書記局長を本部長、田村衆院議員を事務局長とする「八月豪雨対策本部」を設置しました。

 一方、国内の新型コロナ感染者は今日、新たに2万365人が確認され、初めて二万人を突破しました。重症者も1478人で過去最多。一か月で4倍近くに増えています。ただちに臨時国会を開き、、この間の政府の対策の問題点を認め、野党の提案にもしっかりとりいれて抜本的に対策を強化すべきです。

熱海市での土石流発生から一か月。「赤旗」をはじめ新聞各紙もまとまった報道をしています。これまでに22人の死亡が確認され、以前行方不明者が5人。現場では厳しい条件の下で懸命の捜索作業が続いています。

 被災者の皆さんの住まいの確保、心のケアや健康の維持、住宅再建への支援、観光の風評被害対策など問題は山積み。盛り土問題など、大災害となった原因や責任の解明も必要です。現地の皆さんと力合わせて、国がしっかり支援するように取り組んでいまます。

 政府はコロナ感染急増地域では、入院対象者を重症者や重症化リスクの高い人に絞り込み、それ以外は原則自宅亮良とすることを可能にする方針を発表したことに怒りの声が広がっています。事実上「医療崩壊」を認めたに等しいもの。まともに専門家の意見も聞いておらず、在宅死が次々と起きかねません。

 明日、明後日に開かれる衆参の厚生労働委員会の閉中審査で大議論になりますが、そもそも臨時国会を開いて議論すべきです。
 

 

 土石流現場.jpg東京を朝出て熱海市の土石流被害現場へ。懸命の救助活動をされている皆さんをねぎらいながら、まだ多くの住宅や車が泥に埋まったままの被災地を回り、被災された住民から要望をお聞きしました。
 午後から斎藤栄熱海市長にお会いして義援金をお渡しし懇談。不明者の捜索に全力を挙げつつ、長期化が予想される被災者の生活支援や復興について「制度を柔軟に適用してほしい」との要望が。この間の全国的経験もお伝えし、被災者の要望に応えられるよう国に働きかけることをお約束。
 熱海義援金.jpg続いて517人の方が避難中のホテルで懇談。「家が飛んできた」――避難者の言葉に土石流の凄まじさが。危険でまだ自宅に近づけないが、映像では土台ごと事移動してしまい、玄関ドアはなくなっているとのこと。ホテルの宿泊期限が16日になっていることの不安が出され、小池さんが担当副大臣に直ちにTELで要請しました。
 小坂熱海市議の案内で小池書記局長、本村衆院議員、武田参院議員、島津前衆院議員、鈴木県議と共に回りました。
 午前中は、「エネルギー憲章条約」の近代化交渉の状況等について外務省からレク。地球温暖化ストップへ石炭火発からの撤退が国際的流れになっていることにふさわしい見直しが必要です。
 IMG_4747.JPG午後から、日本共産党国会議員団の「熱海市土石流災害対策本部」の初会合。小池本部長の進行で本村事務局長が被害状況や4日の調査について報告。
 今朝の時点で死亡者4人、安否不明者24人、ホテル等への避難者は572人。救助活動が優先で被害の全容はまだ不明。今週中にさらに調査に入り支援強化を求めていきます。
 続いて議員団会議。冒頭、東京都議団の大山とも子団長と2人区の文京区で初当選した福手ゆう子さんが挨拶にこられ、大きな拍手で迎えました。
 IMG_4757.JPG大山団長からは、選挙勝利を受け、明日、都議団として五輪中止を改めて申し入れること、この間小池都知事が都議会に諮らず専決処分を繰り返してきたが、選挙の結果、共産・立憲で4分の1を超え、臨時議会を開かせることが可能になったことを活用していきたいなどお話しがあります。都議会から目が離せません。
 東京都議選の投票日。投票率を気にしながら、東京を朝出て、昨日土石流災害のあった熱海市へ。昨日中に京都に帰り、京都から熱海入りの予定でしたが、東京を出た後に大雨の影響で新幹線が不通に。小田原駅で二時間半待機して東京に戻ったのは23:30でした。
 党国会議団は昨日、小池書記局長を本部長とする「2021年静岡県熱海市土石流災害対策本部」を設置しました。今日は副本部長の私と島津幸広前衆議院議員、事務局長の本村伸子衆議院議員、さらに鈴木節子県議とともに熱海入りしました。
 党熱海市委員会で対策会議を開き、被害状況などをお聞きしました。その途中にもスマホで災害の警報が鳴るなど引き続く土砂災害恐れがあり、現地では行方不明者の捜索や救助が懸命にとりくまれています。
  日本共産党の小坂幸枝市議は土石流の地域の近隣にすまれており、現地で被害状況の調査や要望の聞き取りに当たっておられます。私たちは、避難所となっている市役所そばの中央公民館等を訪ね状況や要望をお聞きしました。今日中にもホテル等へ避難できる手配が進んでいるようで、少し安心です。
 皆さんはわずかな荷物で避難され、引き続く災害の恐れもある中、不安な時間を過ごされています。まずは人命第一の取り組みを強め、避難生活への支援、住宅と地域の復旧など県議、市議、現地の党組織等と力を合わせていきます。

 東日本大震災から十年目の今日。朝から、テレビや新聞で、当時の映像やこの十年間を振り返る遺族や被災者の皆さんの声などには触れながら、色々なことが頭の中をぐるぐる回る一日でした。

 予算委では福島出身の岩渕友議員が、ふるさとに帰ることのできない原発事故被災者の実態と思いを伝え「故郷を奪われたことを補償の対象と考えないのか」と東電や政府に迫りました。委員会室はしんと静まりかえる質問になりました。

 午後からは政府主催の追悼式。全国会議員が招待されてきましたが、昨年はコロナで中止となり今年は招待者を限定して開かれました。そこで、参院議員会館の講堂で行われた三密を避ける形でのオンライン中継に参加し、地震が発生したのと同じ時刻で黙とうを捧げました。

 その後、沖縄戦の戦没者の遺骨収集について厚生労働省からレクを受けました。

 衆院予算委の集中質疑。日本共産党から畑野、田村両議院が質問に立ちました。畑野議員は少人数学級の推進について質問。臨時国会で萩生田文科相から「不退転の決意で」との答弁引き出した畑野さん。今日は、総理から「中学校も検討」の答弁引き出しました。GJ!
 財務省は直前まで抵抗していたとのこと。国民の声が動かしています。
 夕方の議員団会議のあと、東北沖地震対策本部会議が開かれました。昨日、新幹線が止まっている中で車で被災地入りした、高橋、岩渕両議員から報告を聞きました。

 IMG_3753.JPG第三次補正予算案の予算委質疑二日目、日本共産党から笠井、宮本両議員が質問に立ちました。野党共同で抜本的な組み替え動議を出し、藤野議員が組み替えに賛成、原案に反対の討論に立ちましたが与党が多数で組み替え動議を否決し、原案を多数で可決しました。

予算委で笠井議員は「自粛と補償はセットで、給付金の第二弾を」と迫り、宮本議員は感染対策に新たな罰則を科すことをやめよと迫りました。 

 しめくくり総括の後、立憲民主党と日本共産党で抜本的組み替えの動議を提出。独自の動議を提出した国民民主党も賛成しましたが、与党などの反対多数で否決され、与党案が賛成多数で可決しました。

 立憲と日本共産党による共同の組み替え動議は、GOTOトラベルへの予算や防衛装備品の支払いの前倒し経費など不必要なものを削除したうえで、以下の追加歳出を盛り込みました。 

〇医療機関への減収補填、検査強化、医療・介護・福祉・保育従事者への慰労金―4・5兆円

〇生活困窮者支援、学費半額補助―3・4兆円

〇持続化給付金再開など事業者支援―7・5兆円

〇地方自治体支援―2・5兆円

〇GoToなど削減―▲6兆円 

 野党でここまで抜本的な組み替え動議を提出したのは画期的。この間の共同の積み重ねと進化によるものです。 

 さあ、明日から参院予算委が始まります。

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