20日は京都を出て議員会館で若干の仕事をした後、台風19号被害調査のための前泊で長野県佐久市へ。21日は終日、佐久市と佐久穂町を長瀬県書記長、藤岡前県議、市・町議の皆さんらと被害現場を回り、佐久穂町では佐々木勝町長をお見舞いし、被害状況などをお聞き しました。
氾濫や決壊は千曲川の支流に広がり、倒壊した住宅、崩壊した護岸、流された橋、泥に埋まった農地など、被害の全容があきらかになるにつれ、深刻さを増しています。護岸が崩れたヵ所などは県や自衛隊による応急復旧工事が急ピッチで進められていましたが、多くの場所はこれから。
泥に埋まった住宅では、ボランティアの皆さんも駆けつけて泥だし作業も行われていました。被災住民の方にお話しを聞いても、どうなるのか先が見えず、茫然としながら、とにかく片付けているという状況でした。
被害の規模、実態に合わせ、これまでの切り拓いてきた制度を積極的かつ柔軟に活用させると共に、これまでの枠を超えた国の支援が必要だと改めて痛感しました。
途中、雨がばらつくことも。台風21号による大雨が心配です。
佐久市では内藤祐子、小林松子、柳沢眞生市議、佐久穂町では高見沢研二、須田良子町議とご一緒しました。
8:30から予算委。福島の被害について岩渕友議員がTV入りの初質問で政府に迫りました。私の質問は16時過ぎからでしたが、関電の原発マネー問題について、森本元助役の関連会社から自民党に政治献金が渡ってることを示したパネルに自民党がクレーム。よほど、後ろめたいようです。
質問が始まる直前までやり取りが続きましたが、パネルの使用は全会派の合意が必要なため、残念ながら半分くらいを紙貼って覆ったパネルを使用せざるを得ませんでした。
まずは災害対策で2度目の質問。被災地での医療費の自己負担の減免を強くもとなど求め、前向きの答弁を得ました。
続いて原発マネー問題。再稼働のための原発の安全対策工事費の見込み額が膨れ上がるにつれて、森山氏がら関電幹部に渡した金品が増えてることや、自民党政治家への政治献金、関電などによる自民党議員のパーティ券購入などとの事実を示し、「原資は国民の電気料金だ。原発マネーの闇の解明は国会の責務」と迫りました。
引き続き質問した大門議員の隣に座りパネル立て。予算委終了後、党の広報ビデオでのコメントの撮影。自民党がクレームがついたため、政治献金をめぐるパネルは「伏字」状態になりました。原発マネーが自民党に還流している疑いを国民から隠したかったようです。よほど後ろめたいのでしょうか。
と、いうことで激動の4日間。前夜にテレビ質問が決まり、しかも2日連続のテレビ質問というのははじめてのこと。いや~疲れました。でも、引き続き被災地に大雨の予報。被災者のことを考えると弱音を吐くわけにいきません。がんばろう。
9:00から予算委員会で台風被害の集中審議。千曲川の堤防が決壊した長野市を調査して目にした深刻な実情を紹介し、「被災者支援の仕組みも、これまでの枠を超えたものが必要だ」と求めました。
安倍晋三首相は「国としてできることはすべてやる」と表明。武田良太防災相は「引き続き人命第一で災害応急対応に全力で取り組む」と答えました。私は「必要なことはすべてやる」よう改めて求めました。
被災者支援について、内閣府が2016年に発表した「避難所運営ガイドライン」が避難所の「質の向上」を提起していることを紹介。「ガイドラインが打ち出した方策を生かしながら発展させてほしい」と求めました。武田良太防災相は、日本共産党の志位和夫委員長から直接、避難所の生活改善要請があったことを報告するとともに、避難所での健康確保の問題について、「厚労省と連携しながら万全を期す」と述べました。
さらに各省庁の力を合わせて住宅に流れ込んだ泥や災害ごみを撤去するよう要請。武田氏は、「環境、国交両省の事業について、契約業者を分けることなく包括的かつ速やかに土砂等の排除が実施できるように運用の明確化がされた。今回もこの仕組みを利用し両省が連携して取り組むものと承知している」と答えました。
そのあと、翌日の予算委質問の準備。夕方には党の災害対策本部が開かれ、各地の状況を報告をうけ強化報告を確認。さらに質問通告と続き、夜遅くまで原稿の仕上げを行いました。
6:30に中野駅近くのホテルを出発して武田参院議員、藤野衆院議員、長野県議団、市議団の皆さんらとともに調査活動。まずは避難所となっている豊野西小学校へ被災者の皆さんのお話しを聞きました。野々村市議が被災者の方の血圧を測るとなんと200! 直ちに長野市に対し、医療スタッフの避難所への配置を要請。医療生協の皆さんにもお願いしました。
続いて千曲川決壊で一階が水没し豊野地区へ。佐藤久美子市議も自宅の二回からボートで救出されました。水が引き、泥が入り、滅茶苦茶になった室内を前に途方にくれる住民の皆さんを訪ねてお話を聞きました。深刻です。
続いて千曲川が決壊した穂保地区の長沼へ。水がほぼ引き、消防団の皆さんも一軒ずつ訪ねて安否確認をされていましたが、歩くのに苦労する深いぬかるみの状態。決壊した現場では神社や住宅が跡形もなく流されている深刻な被害を目の当たりにしました。
午後は三人の国会議員が分かれてそれぞれ別の現場に。私は、篠ノ井や松代の浸水状況や護岸が崩れている現場などを調査しました。
国会では16時から与野党国対委員長会談が行われ、田村智子さんに代理出席を指定もらいました。この場で、野党側から予算委の延期を申し入れました。与党が受け入れるかどうかは不明でしたが、受け入れない場合も質問は16日なので、翌日、政府からの聞き取りもして質問原稿を完成させようと考えて東京に向かう新幹線に乗りました。
与党からの回答の連絡があったのはその車中。なんと、延期ではなく、2日共、冒頭一時間台風被害の集中審議をすることになったとのこと! 私が質問する以外にありません。国会まで戻ると時間がかかるので、大宮駅で秘書と共に下車し、駅ビル内の喫茶店で質問準備。メールで事務局に送り、通告をしてもらいました。
今日は、16日のTV中継入りの予算委員会の質問準備のために国会で仕事。昨日、上陸した台風19号の甚大な被害が朝からどんどん明らかになりました。特に千曲川が決壊した長野市は深刻です。午後から急遽、党本部で開かれた党の災害対策本部に出席。予算委質問テーマも変え、急遽長野市へ向かいました。。
日米貿易協定と米軍低空飛行訓練問題をテーマに準備をしていましたが、関電原発マネー還流問題が持ち上がり、一つのテーマを変更。さらにもう一つのテーマも台風被害問題に変えました。
本部会議では各地の状況が報告され、党として現地に入って状況や要望をつかみ、全力を挙げることを確認。災害対策に全力を挙げるために15~16日に行われる予算委員会の延期を求めることとし、他の野党と電話で相談。
時間がかかっても車で現地入りする準備をしていましたが、夜になって新幹線が動き始め、23時過ぎに長野に到着しました。明日はは6:30出発で被災現場や避難所を回ります。
日本共産党国会議員団の離島振興対策委員会に出席しました。全国離島振興協議会の皆さんから離島をめぐる課題と要望についてお聞きし、内閣府、国土交通省から離島振興の施策の現状や予算、この間の効果などについて報告を受け懇談しました。
この間、交付金の活用や関係者の努力で特定有人国境離島地域での航路・航空路利用者数の増加や雇用の創出があった一方、過疎・高齢化、基幹産業の衰退などの厳しい状況があります。
懇談では、台風15号の時の伊豆諸島などの離島で大きな被害が生じながらのそれが速やかに把握されず、離島の困難な状況を踏まえた復旧・復興の制度がないことなども議論になりました。
塩川議員を責任者、田村貴昭議員を事務局長、赤嶺議員を顧問に選出し、私も副責任者となりました。今後、現地調査や関係者との懇談を重ねることも確認しました。
さて、明日から消費税は10%に増税。日本共産党は今日、記者会見をし、「消費税減税・廃止を求める、新たなたたかいを呼びかけます」を発表しました。増税に厳しく抗議するとともに、消費税廃止を目標にしつつ、消費税を5%i減税し、長期に割る経済低迷を打開することを提案し、そのための野党の共同を呼びかけています。
発表に先立ち、各野党に事前にお届けしました。発表後の議員団会議で小池書記局長から説明を受けると共に、街頭宣伝や各界への申し入れを旺盛に取り組むことを確認しました。
呼びかけ全文 https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019/10/post-819.html
着工五年目となったリニア建設事業についての日本共産党国会議員団の調査で岐阜県恵那市、中津川市、瑞浪市へ。各地の現場を視察し、市民団体や住民の皆さん、党地方議員の皆さんからお話しを伺いました。
国家的プロジェクトとして国が支援し、住民には「国の決めたことだから」と押し付けながら、事業者であるJRは私企業だとして、まともな情報も出さない――私たちが当初から指摘してきた問題の害悪がいっそう顕著になっているというのが一番の感想です。
情報隠しの背景には、環境への影響など十分に考慮しないままの計画だということがあります。この間、水問題で静岡の工事が始めることができないことが大きく報道されていますが、それにとどまりません。
騒音対策への住民の要求にJRが不誠実な対応をする中で、中心線測量もできていない地域や、工事を開始したものの陥没が起こりストップしている工区など、様々な問題を現場でお聞きしました。事業の再評価はまったなしです。
国会からは高橋、本村、清水各衆院議員、武田参院議員と私が参加。水野、遠山恵那市議、木下中津川市議、舘林瑞浪市議、各地の住民の皆さんに大変お世話になりました。
明日は、名古屋市内で各地の運動の交流懇談会を行います。
国会議員団は今日、豚コレラのワクチン接種を求めて江藤農水大臣に申し入れ。私はリニア調査で岐阜でしたので、秘書さんに同席してもらいました。その後の農水省の対策本部でワクチン接種の方針が確認されました。
8/25に当選し、昨日、初登庁したばかりの大野元裕埼玉県知事が国会に挨拶回りに来られ、塩川衆院議員、伊藤参院議員と共に応対しました。
昨日の県議会の各会派への挨拶回りでは、なんと自民党は誰も対応しなかったとのこと。選挙での県民の審判を無視するような態度です。幅広く県民に依拠し、様々な大野さんの掲げた「開かれた民主主義と立憲主義に基づく」県政の実現できるよう、しっかり握手を交わしました。
午前中は、フィリピンのドゥテルテのもとで頻発している超法規的殺害の問題で、市民団体の方から実態や国際社会としての監視の必要節についてお聞きし、日本政府に問題解決に役割を果たさせるよう要請を受けました。
午後からは議員団の関連の会議が四つ。最後は、九州北部大雨被害対策本部の会議。田村貴昭事務局長から現地調査に入った報告を聞き、当面の対応を確認しました。
静岡県の東富士演習場での陸上自衛隊による輸送機からの投下訓練で、演習場から5キロも離れた地点に81㎜迫撃砲を落下させた事故で、党静岡県委員会の皆さんと防衛省に抗議の要請を行いました。
鈴木ちか参院予定候補、高木理文御殿場市議、高畑博行小山町議らが参加。空自のC-1輸送機から、陸自の第一空挺団が物量投下訓練中に起きたもの。
防衛省からは、事故原因は究明中であり、全国で投下訓練を中止しており、再発防止策が講じられるまで再開しないことなどの説明がありました。
13時から本会議。総理問責決議案の討論・採決があり、日本共産党から山下よしき議員団長が登壇し堂々の賛成討論。自民党の反対討論は、まったく反省の色のない居直り。自分で反省できないのなら選挙で厳しい審判を下すしかありません。
16時からは先日の山形、新潟での地震について、自治体があり組む被害の復旧への支援を求め、関係省庁への要請を行いました。17:30から議員団会議。
新潟県村上市で震度6強となった地震について日本共産党の対策本部を今朝、立ち上げました。小池書記局長が本部長、藤野、高橋、田村衆院議員、紙参院議員と私が副本部長。武田参院議員が事務局長を務めます。現地調査を含め、至急被害実態を把握することなどを確認しました。
その後、本会議。児童虐待防止法案の討論・採決が行われました。野党四会派が賛成討論に立つという珍しいケースになりました。野党案を取り入れて一歩前進したものの、課題を多く残されていることを示しています。日本共産党から倉林議員が登壇しました。
14時からは動物愛護議員連盟の総会。今日は丁度、先日成立した動物愛護法の公布日でした。法改正までの活動の報告とともに、今後の活動についても提案されました。
15時から党首討論。各党が年金問題を取り上げましたが、全体で45分で志位さんは5分半。あまりに短すぎます。その中でも、志位さんが練りに練って年金底上げへ財源提案をしたのに、総理はまったくかみ合わない答弁。国民の不安、怒りにまともに答えない姿勢が浮き彫りになりました。
終了後、参院野党国対委員長会談が開かれ二つの決議案を提出することを確認しました。 一つは、参院規則に基づく野党の予算委員会開催要求に応じない金子予算委員長の解任決議案。二つ目は、老後生活に2千万円不足とした金融庁審議会の報告書受け取りを拒否し、政権に不都合な事実を覆い隠そうとしている麻生蔵相の問責決議案です。
夜は安保法制強行後45回目の「19日行動」。18:30から開かれた国会議員会館前行動に他の野党の皆さんと共に参加。 今日の党首討論での年金問題にまともに答えない総理の姿勢に怒りの声が上がりました。日本共産党を代表して挨拶し、参院選での共闘勝利で安倍政権終りにしようと呼びかけました。