活動日誌

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「災害・環境・地方自治」の記事

 朝の国対会議の後、岐阜県委員会の皆さんの政府要請行動に佐々木衆院議員と共に同席。大須賀しずか県議(衆院候補)、中川ゆう子岐阜市議(県議候補)先頭に地方議員の皆さんら17人が参加。私は災害対策要請に同席し、火山観測体制の抜本的強化や豪雨・土砂災害に関する市町村へのより細やかな情報提供など求めました。

 午後は地方創生の論戦会議と明日の質問準備。夜は法案審査会と議員団会議。

 今日は外交防衛関係で二つレク。朝の国対の後、午前中は米軍のグアム移転の協定に関する交換公文についての説明を受けました。

 午後は日米ガイドライン改定の中間報告についてレク。集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けての中間報告。現行ガイドラインにある「周辺事態」という概念が消え、中間報告には地理的に限定する内容はありません。

 具体的に聞いても、「あくまで中間報告であり、これから検討する」という答えの連発でしたが、閣議決定と一体で世界中どこでも自衛隊が米軍支援を行うという姿が浮き彫りになっています。

 国土交通省は今日のリニア中央新幹線の工事実施計画を認可しました。 日本共産党国会議員団リニア中央新幹線問題プロジェクトチームとして、「リニア中央新幹線工事実施計画認可に抗議する
  ―環境問題を置き去りにしたままのJR東海の工事着工は許されない」という談話を発表し、穀田、辰巳両議員が記者会見をしました。 

 夕方の新幹線で京都へ。明日は愛知県豊田市、あさっては佐賀県へ。

  この間の新日鉄住金名古屋工場での先日のコークス火災事故について新日鉄住金本社から佐々木憲昭議員とともに事故原因と対策について説明を受けました。

 外部の第三者も含めた委員会が作られて検証の最中ですが、同工場ではこの間、事故が連続して起きる異常事態で、付近の住民からも不安の声が広がっています。安全を第一とする徹底的な対策が求められています。

 14:30ごろから参院予算委の大門議員の質問を応援傍聴。カジノ問題では「賭博は人の金を巻き上げるだけ。なぜそれで成長戦略なのか」とただすと「外国からの客が集まる」との答弁。すかさず「金を巻き上げて、『おもてなし』と言えるのか」と追及。他党席からも、そうだの声が上がりました。

 日弁連集会.jpg最後に総理にカジノ議連の最高顧問をやめるよう求めると、総理は「やめる」と答弁。委員会室は「オー」と驚きの声で包まれ「総理をやめろ」の声も。総理がやめるといっているのに、自らは顧問を辞めず「シンガポールでカジノ導入後に教育関係者の声を聴いたが問題はない」と平然と答弁する下村文科大臣にはあきれました。

 夜は日比谷野音で開かれた日弁連主催の集団的自衛権反対の集会。

 IMG_3407.JPG東京を朝出て、御嶽山噴火被害のお見舞いと調査に長野県木曽町へ向かいました。木曽町役場で党長野県委員会の皆さんと合流。県委員会災害対策本部長の唐沢ちあきさん、毛利、備前両前県議、木曽町の上田、青山両町議をはじめとした地方議員の皆さん等です。

 まず、原久仁男町長にお見舞いを申し上げ懇談。今日も火山性微動が続き救助活動が中断しましたが、役場で待機されている安否不明家族の皆さんへの早期情報の提供が十分でなく、国に改善を求めているとのこと。

 御嶽山噴火被害.jpg二次災害を避けつつ、早期の救出が求められます。降灰により御嶽山のロープウェーは運行中止となっており、今冬のスキー場の営業も困難など、今後の観光産業への影響が危惧されます。また、今回大きな被害をうけた山頂の山小屋再建への支援の必要性や農業への影響などについてお話をお聞きしました。

 その後、開田高原の白菜畑へ。ブランド野菜として人気ですが、火山灰をかぶっています。外側の菜を通常より多めに外し、水洗いするなどして出荷するなどご苦労をお聞きしました。続いて王滝村IMG_3410.JPGに移動し、火山灰で濁り、川底に沈殿している王滝川の状況を視察。今後も流入は続くので下流での漁業や生態系への影響など心配です。

 

IMG_3383.JPG 臨時国会の開会日。今朝の「日経」の世論調査では内閣支持率は内閣改造直後から7ポイント低い53%、不支持率は5ポイント上昇し31%。改造で国民の批判をそらそうとしましたが、暴走政治と国民との矛盾が広がるなでの開会となりました。

 いつもながらあわただしい開会日。ドキュメント風に

 9:15 国会対策委員会
  40 参院議員団会議
10:00 本会議第一ラウンド
  10 倫理選挙特別委員会
   20 原子力問題特別委員会
  40 参院与野党国対委員長会談
11:30 国会議員団総会

13:00 長野県議団の雪害対策、米価問題でのレクに同席
13:30 国民大運動実行委などの院内集会であいさつ
14:00 本会議第二ラウンド(総理の所信表明演説)
          ――来客対応
16:00 御嶽山噴火被害の状況と対応について内閣府からレク

IMG_3401.JPG  ――という一日でした。安倍総理の所信表明は集団的自衛権行使容認、消費税増税、原発再稼働など肝心な問題は何も語らず、「地方創生」と言いながら、気概さえあればうまくいくと強調するだけで、まともな具体策もない空疎なものでした。

 夜はプールでリフレッシュ。明日は急遽、御嶽山噴火被害で長野県に調査とお見舞いに訪問します。

  裾野市・岩井.jpg今日は静岡県裾野市と石川県金沢市で告示された選挙の応援。明日から臨時国会が始まり、投票日は本会議代表質問、予算委質疑の真っただ中。その結果は安倍内閣の暴走に待ったをかける大きな力になります。

 まずは三島駅前のホテルを朝出て、裾野市議選の岡本かずえ(現)、岩井よしえ(新)両候補の第一声で挨拶しました。文字通り富士山の裾野にある市です。今日は富士山もきれいに見えました。

 裾野市・岡本.jpg二候補とも大学で福祉を学び、地域や議会で「福祉は人権」と奮闘してこられました。福祉・くらし第一に市政の税金の使い方を転換する二議席を何としてもと訴えました。

  終了後、三島駅に戻り、二度乗り換えし三時間半かけて金沢市に到着し、トリプル選挙の大街宣。場外車券売り場をめぐる利権疑惑が大争点です。疑惑解明・利権一掃の一票は、市長選はますきよみさん、県議補選はおおくわ初枝さん、市議補選は奥野秀成さんへと訴えました。

 IMG_3368.JPGその後、おおくわさん、奥野さんと一カ所ずつ街頭演説会で訴え、小松空港から羽田へと戻りました。

 御嶽山の噴火での犠牲者が拡大しています。心より哀悼の意を捧げます。行方不明者の捜索と杞救助、被害の拡大防止に万全の体制をとらなくてはなりません。

  御嶽山の突然の噴火のニュースには驚きました。ネットでも、登山者の方が噴火直後に噴煙に巻き込まれる生々しい画像もアップされています。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、取り残されている皆さんの一刻も早い救済を祈るばかりです。

 今回の事態は、 改めて噴火予知の難しさを示しました。通常国会で鹿児島の川内原発の再稼働について質問し、火山学者の皆さんが「予兆なしに突然噴火する場合もあり得、現在の知見では予知は困難」と指摘しているのにもかかわらず、田中規制委員長は、「観測網を整備し噴火の前兆を把握して対策をとるのはは可能」などと繰り返しました。

 原発を巨大噴火の被害から守るために核燃料を取り外し安全な場所に移動させる必要がありますが、一年以上前から原発を停止して核燃料を冷却しなければなりません。そんなことが不可能であることを御嶽山の事態は明白にしました。川内原発を再稼働することがいかに無謀か。直ちに中止するしかありません。

 明日は静岡県裾野市議選の第一声と金沢市長、石川県議、金沢市議のトリプル選挙の応援。三島駅前のホテルに前泊しています。

 2014_09_09 リニア国交副大臣申し入れ_2.jpg  閉会中は、団会議が行われる火曜日は国会日程が詰め込みになります。今日も午前中から、愛知県の新日鉄住金の連続事故について経産省からの説明、臨時国会に向けての論戦会議、土砂災害についてのレク、国会対策委員会、議員団会議、リニア問題の国交省申し入れ、モロッコ参院議長一行の参院議長主催の歓迎夕食会と続きました。

 日本共産党国会議員団・リニア中央新幹線問題プロジェクトチームの国土交通大臣宛て申し入れは、この間の調査活動を踏まえ 、「リニア中央新幹線による大規模で深刻な環境破壊は許されないーー環境問題を置き去りにしたJR東海の工事実施計画を認可しないことを求めるーー」と題するもの。
 
  穀田、佐々木、宮本各衆院議員、田村、倉林、吉良各参院議員と私が参加し、西村明弘国土交通副大臣が対応しました。

 モロッコ.jpg夜のモロッコ参院議長歓迎夕食会には仁比議員と共に出席。隣の席のモハメッド・ダイダ議員に被爆二世だと自己紹介すると「広島・長崎のことはみんな知っている。人類に対しての米国の大きな過ちだ」とスバリ。話が弾みました。

  そこで、前から疑問だったことを聞いてみました。あの名作映画カサブランカについて、ナチスドイツにレジスタンス活動をするフランスを被抑圧者として描いているが、そのフランスはモロッコを植民地にしていたとしてモロッコでは人気がないという話は本当か? 

  答えは「映画は知っているが見たことがない」。う~ん。私と同い年の議員ですから、理由はともかく、モロッコではあまり人気がないのは事実のようです。

 夏らしくない8月も過ぎ、今日から9月。秋のような涼しい朝でした。今日は「防災の日」。議員会館でデスクワークをしていると、地震を想定した防災訓練の館内放送がありました。土砂災害が相次ぐ中での防災の日。改めて安心して暮らせる、災害に強い街づくりの大切さをかみしめました。

 8月はそれぞれ夏休みだった事務所メンバーが久しぶりに全員そろったので、事務所の打ち合わせ会議。臨時国会に向けて、原発やリニア問題での調査や外交防衛などでの論戦準備、沖縄をはじめとした中間地方選挙の応援などなど、課題は山盛りです。がんばろう!

IMG_3028.JPG 名古屋からJRで2時間余。先日の豪雨で床上浸水や土砂崩れで大きな災害となった岐阜県高山市へ、佐々木憲昭衆院議員や大須賀岐阜県議とともに調査に入りました。若山市議、牛丸前市議らの案内を受けながら被災現場を視察し、被災者からお話を伺いました。

 まずは県土木事務所で概況を聞いた後、川があふれて住宅や店舗が浸水した現場へ。城下町時代からの伝統的な街並みが続く場所で浸水被害の状況や要望をお聞きしました。さらに護岸がえぐられ、IMG_3063.JPG車が三台流された場所へ。すでに土嚢で応急処置がされていました。かつても大規模水害のあったこの地域。河川改修が進められてきましたが、改修が終了した場所との境目付近での災害となりました。

 続いて土砂災害の場所を3か所訪ねました。土砂崩れ現場の上から見下ろすと、赤い屋根の牛舎が砂に埋もれといます。8頭の牛が生き埋めになり妊娠中だった4頭が死んだとのこと。間一髪で逃れIMG_3081.JPGたご主人からお話を聞きました。

 近くのもう一つの土砂崩れ現場へ。再度の被害防止のために大型土嚢がたくさん積まれていました。土砂が直撃したアパートの大家さんや、ガレージと車が土砂にうもれたという住民の方にお話を聞きました。コンクリートの電柱がぽっきり折れるなど土砂の凄まじさがわかります。

IMG_3128.JPG きちんとした災害防止策をとってもらわないと安心して住めないと強調されていました。 この二ヶ所については、土砂崩れ現場の上に作られた県の文化センターの影響を指摘するお話を聞きました。

 最後に土砂崩れで全壊した住宅を訪ねました。土砂に埋もれて個人では対応できない状態でも、市は「民地内のことなので自分で除去を」との対応。重機も含むボランティアの支援でやっと除去できIMG_3150.JPGたところでしたが、疲れ果て、途方に暮れたご様子。「補助や生活の相談など行政はもっと支援を」と強い声が出されました。

 被災者の生活や営業再建のための支援の強化が急がれます。同時に、広島でも浮き彫りになったように、危険な場所での災害防止対策や開発等で山の保水力が減少している問題、避難勧告の在り方など総合的な対策が必要と実感しました。

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