今日は大事な会議が相次ぎました。午後一番は、日本共産党京都市会議員団の政府レクに同席。14人の議員団全員が勢ぞろいです。私が同席したのは厚労省レクで介護保険の問題。さすが、現場で様々な相談に直面しているみなさん。鋭い質問が続きました。
14時から国会対策委員会プロジェクトチーム」と「広島等豪雨災害対策本部」の会合に相次いで参加しました。リニア問題の会合では、この間の現地調査で浮き彫りになった内容の報告が辰巳事務局長からあり、今後の調査について確認。
豪雨対策では、広島の土石流の現地に入った仁比議員や福知山の水害について穀田、倉林議員の報告等を受けて議論し、この間の災害対策のあらゆる経験を生かして支援を強化する
ことなど確認しました。
明日の岐阜県高山市の豪雨災害調査のために名古屋に泊まり。
わがふるさと広島の豪雨による土石流災害の惨状に胸が痛みます。関係者の懸命の努力が続いていますが、日本共産党中央委員会は、ただちに山下芳生書記局長を本部長とし、国会議員らによる災害対策本部を設置し、私も一員となりました。
広島県委員会の災害対策本部(本部長・村上昭二県委員長)と一体となって、現地調査、被災情報の収集、被災者の安否確認とお見舞い、要望の聞き取り、行政への申し入れなどの緊急対応にとりくんでいます。被災地周辺の日本共産党組織も、さっそくボランティアの派遣、救援募金のよびかけなどの支援活動を開始しています。
今日は急きょ、愛知県東郷町議選の応援に入りました。亡くなった我が党の中川町議の一議席を含め定数三を四人で争う選挙。日本共産党の前田さおり候補は、三人の子育ての真っ最中で、介護の職場で働く専門家。子育て、介護の声を町政へ届けるとともに安倍暴走に待った駆けるために日本共産党の前田候補をと街頭四か所から訴えました。
自宅から京都府北部の福知山市へ。先日の豪雨で市内の2500軒以上が浸水するという大水害になっています。浸水被害をうけた日本共産党中丹地区委員会に立ち寄ると平日昼間にも関わらず緊急の支部長会議の開催中でした。党員の自宅も多く被災していますが、党として災害支援、復旧活動をどう進めるかの議論のためです。同時に、同地区内で闘われている綾部市議選に勝利もしなくてはなりません。
「自宅が被災された方も少なくないのに、直ちに立ち上がられていることに敬意を表します。住民の苦難解決を立党の精神とする党の真価を発揮しましょう」と激励しました。近隣の党組織等からボランティアの皆さんもたくさん来られています。
続いて、24日投票の綾部市議選の応援。定数18で現有4議席の確保と得票の大幅増をめざします。現職の堀口達也、つきがしら久美子、吉崎ひさし、井田かよ子さんの勝利を街頭や演説会で訴えました。街宣では島田敬子府議もご一緒でした。
豪雨は丁度、告示日で綾部市内でも被害がありました。議員団では東日本大震災のボランティア活動や昨年の台風被害の教訓を踏まえ、この間、学校の耐震補強、避難所になる学校への簡易たたみ、トイレの配備、内水被害防止の
たのポンプの予算化など提案、実現してきました。さらに前進をと強調しました。
また、集団的自衛権行使容認の閣議決定以来、京都では最初の選挙。世論が劇的に変化する中、日本共産党の躍進で安倍政権の暴走にノーの声をはっきり示そうと訴えました。
吉崎ひさし候補の事務所で学童保育向けのビラをもらいました。学童保育の自主運営に関わり公的学童保育解説の
先駆けとなった吉崎候補に対し、「いつも同じ目線、同じ立場で行動するおっちゃん」と学童OBの20代女性のコメントも。とてもいいビラです。
ネットではこうして吉崎候補のビラと紹介できるのに、ビラでは名前が出せません。こんなおかしな公選法は早く改正しなければなりません。
自宅を6:30に出て岐阜県名張市へ。今日告示の市議選で、三原じゅん子(現)、たきた利治(新)両候補の応援です。たきたさんの第一声と地元街宣、三原さんの地元街宣で訴えました。
市制の問題と共に集団的自衛権行使用容認も争点に。保守系からは元自衛官を売りにする新人の女性が立候補。わが党が予定していた同じ場所と時間で公明党が街頭演説会を行い、参院議員が「平和の党」「公明党が集団的自衛権行使に歯止めをかけた」などと演説しました。
私は、国会での論戦や名張市議会でも解釈改憲反対の請願を日本共産党以外の各党が継続審議・廃案にしてしまったことを紹介しながら「国会も市議会も自共対決。平和の一票は日本共産党へ」と訴えました。
終了後東京へ。朝早く、ニュースも見ないまま家を出たので、東京に向かう車内で京都の福知山市で早朝に記録的豪雨が降り、由良川が増水しで同市や舞鶴市に避難指示が出ていることを知りました。内閣府の防災担当から京都の被害状況の資料も送られてきました。被害が心配です。
午前中は県土木事務所からリニア関連道路について、中津川市からリニアとまちづくりについてそれぞれ説明を聞きました。痛感したのは、乗降客や経済効果の数値、環境への影響、自治体の財政負担の規模など、なにも明確なものがないままに、「バラ色」の話だけが先行していること。
にもかかわらず、秋にも着工となれば「もう決まったこと」として進められ、環境被害や重い財政負担だけが住民にのしかかることになりかねません。JRの住民に対する説明と議論が決定的に不足しています。地方自治体も強引に進めるべきではありません。
途中、中津川公園の母子像「平和の誓い」の前で記念撮影。広島の被爆アオギリ二世も植えられており、8月6日には像の前で集いが開かれます。誓いを新たにしました。
午後は愛知県に移動し、春日井市で工事の残土排出による影響や、地下に広く残っている旧亜炭鉱の坑道にたまった地下水が工事で変動することによる地盤の崩落の危険性について現地を見ながら説明を受けました。
さらに名古屋駅周辺に移動。大深度でない地域の皆さんからお話を聞くとともに、開削工事にかかる西祐寺の御住職や駅予定地近くの西銀座商店街の方から
もお話を聞きました。ここでも、JR側からはルートや工事の影響等について何の説明もなく、住民の皆さんから不安の声が広がっています。
最後に駅近くのビルで住民懇談会。様々な質問とともに貴重なご意見をいただきました。党議員団として引き続き、沿線での調査活動や懇談会を行ないます。
7,8日は日本共産党国会議員団のリニア中央新幹線問題での調査。初日は、穀田恵二、辰巳孝太郎各議員と私、二日目は穀田さんは長崎に行き、午後から佐々木憲昭衆院議員が参加。岐阜県の大須賀しのぶ県議(衆院予定候補)、愛知県のもとむら伸子参院予定候補ら地元からたくさんの地方議員、予定候補、市民の皆さんの参加とご協力をいただきました。
7日は京都を朝出て岐阜県中津川市へ。美乃坂本駅予定地周辺で新駅設置による環境悪化、車両基地予定地による住居や田畑の立ち退き、関連道路の建設による希少植物への影響などについて現地を見ながら、お話を伺いました。
駅予定地すぐそばには小学校や乳児院、児童養護施設もあり、騒音や電磁波の影響への懸念が強く出されました。関連道路は、天然記念物にも指定されているハナノキやシデコブシが生息している湿地帯を縦断する計画で、市民団体の皆さんから強い懸念の声が出されました。
現地四か所を見た後、住民の皆さんに集まっていただき懇談会。様々な懸念、要望が出されました。JRからまともな説明もないことにも批判の声も含め、今後の論戦、運動に生かす貴重なご意見をいただきました。中津川駅前で宿泊。
今日はもっぱら議員会館でデスクワーク。『前衛』のインタビューの起こし原稿の手直し、たまった資料の整理などなどです。夕方の新幹線で長野市へ。明朝の県知事選挙第一声に参加して挨拶をします。
土石流災害の調査に行った長野県南木曽町に被災者生活再建支援法が適用になりました。町は当初町、全壊5戸で同法の適用基準の10軒に満たないため基準の見直しをしてほしいとの要望をされていました。ただ水害の場合、住宅の形は残っていても実際には住めない状態の時は全壊と判断することは可能です。
町の再調査の結果、半壊等に判定されていた住宅が実際は全壊とみなされる状況などがありも前回10軒を超えて適用基準に達したとのこと。これにより、一軒300万円まで住宅再建の費用が国から支援されます。よかった。
災害に当たっては、被災した住民を救済する立場で、制度に被害を合わせるのではなく、被害に制度を合わせる柔軟な運用が大事。それでも救済できない場合は新しい制度を作ることが必要です。引き続きこの立場で、現地の皆さんと連絡も取りながら災害対策を進めていきます。
今日は党創立92周年記念日。それにふさわしい充実した一日でした。午前中は、長野県南木曽町の土石流被害について、内閣府と国土交通省の担当者からレク。早期復旧と生活再建への支援や、災害情報の発出が間に合わなかった教訓から観測体制の強化等を要求しました。
住民から切望されていた水道の復旧はめどがついたようです。観測強化については防災担当相、国交相も必要性を認め、現在全国で37カ所の高精度雨量レーダーの整備促進について両大臣が発言しています。災害多発地域などへの山間部への雨量計設置についても求めました。
12時から議員会館前の集団的自衛権行使反対の緊急行動で挨拶。炎天下の中、朝から座り込みが続いています。14時から国対の会議。16時前から予算委の集団的自衛権問題の集中審議での小池質問の応援傍聴。昨日の笠井質問に続き「戦闘地域」まで自衛隊が送られることによって、戦闘に参加することになる危険性を追及。
「戦闘現場になれば、引き揚げる」とごまかしていた総理ですが、小池議員の追及にリスクを認め、任務遂行のための武器使用もあると答弁しました。殺し、殺される事態になることはいよいよ明らかになりました。
16時から議員団会議。18:30から党創立記念集会。志位委員長が90分にわたり力のこもった講演。「安倍内閣打倒へ国民的運動を」と初めて呼びかけると、会場の拍手はしばらく鳴りやみませんでした。がんばろう。
新宿駅8時発の特急に乗り、長野県南木曽町の豪雨災害調査に入りました。塩尻で野口しゅんぽう知事候補と合流し、車で南木曽町へ。現地で両角県議、伊藤、坂本両南木曽町議、古畑、瓜尾両大桑町議、毛利、備前両前県議と合流しました。
まずは、土石流のあった向かい側の斜面から全体を見渡して説明を受けました。この地域は土石流の多発地域で、急峻な山肌には過去の災害の跡も残っています。これまでの共通点と違う点など総合的に原因を明らかにすることが
重要です。
続いて、住民や復旧作業中の皆さんをお見舞いしながら、土石流の現場へ。橋や住宅が跡形もなく流されており、その凄まじさを目の当たりにして言葉を失いました。亡くなった中学生に心からの哀悼の意をささげました。
泥のかきだしや飲料水の配布などに奮闘されている地元の高校生をはじめ、ボランティアの皆さんの激励や避難所のお見舞いの後、町の災害本部で宮川町長と懇談。被害の
状況や水道の復旧が緊急の課題であることなどのお話があり、住宅再建や道路の復旧等への国や県の支援が求められました。
今回の災害の重要な特徴は、上流での局地的豪雨だったこともあり、町の避難勧告は土石流発生の10分後、気象台の土砂災害警戒情報はさらに25分後になったこと。早期の避難のための上流での降雨計の設置や地質調査をはじめ総合的対策が必要です。
現地調査をもとに政府に対し、緊急支援とともに抜本的対策を求めていきます。
昨日は、愛知県東海市の新日鉄住金で22日に起きた黒煙発生事故について、佐々木憲昭議員、党愛知県委員会の本村伸子さん、東海市義の辻井さん、坂さんとともに現地調査をしました。
午前中は東海市の当局と消防署から聞き取り、午後は住民の皆さんと懇談し、周辺や高い場所から構内の様子をみました。その後名古屋市に戻り、愛知県の環境部大気環境課、環境活動推進課の説明を受けました。県としては、新日鐵の黒煙噴き上げは「事故と認識している」「住民に迷惑をかけていると考えている」とのべ、新日鐵が通常の処理だとしている説明を批判しました。
また、新日鐵が原因究明も追わないままに操業を再開したことを「県に法的権限はないが、心配している」とものべられました。県知事は記者会見で、新日鐵の本社から説明を受けたいと表明しています。
施設の老朽化や人的体制の問題、会社の基本姿勢など様々な問題が浮き彫りになっています。