うれしいニュースが飛び込んできました。袴田事件の再審が決定されました。逮捕以来48年目のこと。昼のニュースでお姉さんをはじめ関係者の満面の笑顔が流れました。私も議員連盟の一員として求めてきたこともあり、本当にうれしい。
朝の国対の後、決算質疑の打ち合わせなど。午後から、党長野県議団、同予定候補、唐沢千晶参院候補らとともに、豪雪被害への支援の強化を農水省に求めました。この間、倒壊した農業ハウスの撤去費用補助の新設など実現してきましたが、現場の実態を示してより柔軟で踏み込んだ支援を要望。
農水省も単価の引き上げなど検討しているとのこと。また、自力撤去の場合の支援や支援対象についても柔軟に対応するとのこと。農水省の文書だけではわからず、地方自治体の担当者も必ずしも理解していないことがかなり明らかになり、これからの取り組みに力になる内容でした。引き続き、がんばろう。
そのあと、外交防衛委員会で質問。モザンビークでの日本のODAによる大規模農業開発であるプロサバンナ事業を取り上げ、現地の住民よりも日本企業の投資拡大を優先する日本のODAのあり方をただしました。
朝の国対の後、党関東甲信大雪災害対策本部として小池、田村、紙各議員と私で、農水省から聞き取り。農業の被害実態を緊急に把握すること、未曾有の被害にふさわしく従来の枠にとらわれない支援を行うこと、被害者に対し政府として農業再建へしっかり支援するメッセージを発することなど求めました。
続いて、京都私学助成をすすめる会の皆さんの来訪を受けました。私立中高生の保護者や教員の皆さんから「教育費負担の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める私学助成署名」を受け取り、懇談。紹介議員になり、実現のためにがんばります。
午後は参院予算委員会の論戦対策会議。三月上旬には参院での審議が始まります。それぞれの議員が準備を進めている論戦テーマや概要について交流し、調整と意見交換。
終了後、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第一回)」に参加。講演された元内閣法制局長官の阪田雅裕さんは、集団的自衛権行使の本質は戦争できる国になることと強調され、閣議決定で解釈を変えることを厳しく批判。参加した国会議員も一言ずつ発言しました。さらに輪を広げます。
NPO「コンシューマーズ京都」の原強さんから国会内で、「水銀に関する水俣条約」の早期発効と国内対策の確立について要望を受けました。穀田、倉林両議員、市田議員秘書と一緒。水銀含有製品の廃棄物の回収と適正処理のルールとシステム、長期保管対策の確立、水俣病問題の解決などを求めておられます。
午後から党の東海甲信大雪被害対策本部の会議。志位本部長、小池本部長代理、田村事務局長や関係者が参加し、行政情報とともに党の地方議員や民主団体などから聞き取った被害情報が報告されました。特に山梨県は全域がほぼ陸の孤島状態という深刻な事態。必要な市町村への速やかな災害救助法の適用など、現地の党・地方議員と連携しあらゆる手立てをとること確認しました。
16時すぎから宮本たけし衆院議員の予算委質問をテレビで視聴。日本の大学の高学費の問題で追及しました。その後、議員団会議。
明日は、7:30に国会を出発し、参院原子力問題特別委員会で福島第一原発の視察です。
京都を朝出て愛知県豊橋市で農民組合愛知県連合会の大会であいさつ。静岡市に移動し、県党会議であいさつ。討論も二時間近く聞くことができました。地域でも職場でも、青年の中にも党を作る取り組みや原発ゼロを目指す運動、県議空白を必ず克服する決意と取り組みなど、草の根でのがんばりを聞くことができました。がんばろう!
党会議の途中に、山下書記局長よりTEL。日本共産党関東甲信大雪災害対策本部を志位委員長を本部長として設置したとの連絡。私も本部員の一人になります。一刻を争う事態。現地の実態と要望をつかみつつ、必要なことはすべて迅速に行うよう政府に求めていきます。
参院予算委での補正予算審議の初日。今日は民主党と自民党の質問です。テレビで傍聴しながらデスクワーク。11:15からは、全国豪雪地域町村議会議長会と国会議員との懇談会に出席。与野党五党の代表が挨拶し、各県の会長さんからご苦労や要望をお聞きしました。
私は「豪雪はそれ自体災害という立場で対策にあたるよう、政府に一いっかんして求めてきた。豪雪地帯の過疎と高齢化に即した財政や制度の支援強化にさらに頑張る」と強調しました。
夜は、オーストリア大使館で開かれたラインホルド・ロパットカ国民議会オーストリア国民党議員会長の歓迎レセプションに出席。同国は国民的議論をへて99年、憲法に核兵器の製造、保有や原発建設を禁止する項目を盛り込みました。ベルンハルド・ツィムブルグ駐日オーストリア大使、ロバットカ氏に「私は被爆二世。核兵器廃絶と脱原発での先進的取組に注目しています」と挨拶しました。
フィリピン大使館を山下よしき書記局長代行と共に訪れ、我が党に寄せられた台風災害募金をマヌエル・ロペス大使にお渡ししました。発災直後にお見舞いで訪問し、党として募金活動を行うことをお伝えしていたもので、全国から7,079,269円が集まりました。
大使より、日本国民の支援へ心から感謝の言葉ともに深刻な被害状況や課題のお話があり、「義捐金は貧しい庶民のために使いたいと述べられました。
午後から、富山から社会福祉法人とやま虹の会の友椙彰理事長と池田専務理事が来訪され、厚労省に「特別養護老人ホームの個室・ユニット化改修にともなう補助金の予算措置の要請」をされました。富山市の事業計画の個室ユニット化改修に同法人が運営する特養「しらいわ苑」が選定されています。
ところが、県の基金の財源がなく、国からも補助金の見通しがたたないとして、同法人の事業は延期されたまま明確な展望がない状況になっています。厚労省に対し、現在の計画が補助金の対象になるよう回答を求めたところ、今年度補正予算案に県の基金への上積みが盛り込まれており、従来選定されてきた事業が可能になる旨の連絡を県に出したばかりのとの回答でした。
補助金の予算措置が明確になったことで、事業計画が可能になったと喜んでいただきまた。さっそく、火爪富山県議にも連絡し、県当局と早急に詰めてもらうことにしました。
10時から本会議。生活保護改悪関連の二法の採決が行われ、残念ながら賛成多数で可決。終了後、台風被害のお見舞いにフィリピン大使館を訪問しました。
志位委員長からの大統領あての手紙を渡して、イグナシオ公司兼領事と懇談。 まず、お悔みとお見舞いの意を伝え、多くの日本人が東日本大震災でのフィリピンをはじめ世界からの支援に感謝し、今回の被害に心を痛め、お返しをしたいと思っていますと述べました。
すると公司からは、お礼の言葉とともに、フィリピンは貧困の克服に取り組んでおり、貧困の克服や弱い人々の支援に取り組んでいる日本共産党とは共通する点があると述べられま...した。思わぬ言葉をいただき、驚きました。
私は、日本共産党の原点が人々の苦難解決であり、東日本震災のボランティア活動に現在も取り組んでいること、日本共産党ととしてフィリピンへの募金活動を全国的に取り組むことをお話ししました。
公司からは募金への感謝が述べられ、今後、届け先などの相談もすることに。大使館の入り口に今日から設けられた記帳所でお見舞いの気持ちを記帳しました。 短い時間でしたが、心の通い合う交流ができました。募金活動もがんばろう!
会館に戻り、13時から国家安全保障特別委員会。NSC法案の第一回目の質疑で、日本共産党から私が30分の質問に立ちました。NSCが作成する国家安全保障基本政略には、武器輸出の拡大や宇宙の軍事開発など軍需産業が求めてきたことが「国家戦略」として盛り込まれることを示し、「軍拡司令部だ」と指摘、
また、米国との武器の共同開発のために、日本経団連の防衛生産委員会事務局が「情報漏えいに関する罰則の強化」と「処罰対象者に...国会議員等への拡大」を求めた文書を示し、「武器の共同開発を求める軍需産業と一体となって軍拡のために国民の知る権利を奪うのが情報保護法だ」と批判しました。
16時から参院議長公邸で功労議員の表彰式と祝賀会。平田元参院議長をはじめ、会派は違いますが、在職されていた時にお世話になった皆さんばかり。
委員会終了後、明日の外交防衛委員会の自衛隊法改正案の質問準備。20時頃に高校の東京同窓会に遅れて参加。選挙での激励にお礼のあいさつをし、最後は恒例の応援団のエール。今回は後輩の応援団員が3人も参加していて、気持ちよく「フレ~、フレ~」と声を張り上げました。
昨日は、朝の国会対策委員会の後、代々木病院に行き、人間ドック。今日の午前中に胃カメラを飲んで終了。一旦国会に寄ってから京都へ帰り、台風被害の調査。京都市内で、あまり報道されていないものの大きな被害がでている地域に入りました。
まず、富樫京都市議、原左京地区委員長らと左京区の鹿ケ谷地域へ。崖崩れで車二台が川底に落ちた場所でお話を聞き、上流の「波切不動」さんへ。巨大な岩がころがり、2mをこす泥が積もっていました。深刻です。
続いて床上浸水273軒の伏見区醍醐の小栗栖地域に。西野市議、石村和子さんらとまずは、栗原医院さんへ。160㎝も水につかり、診察室からレントゲンやエ...コーの設備、薬剤、カルテも水浸しで使用不能になり被害額は数千万にも。お話を伺っている間にも、何人かの患者さんが「薬がもらえないか」と尋ねてこられました。地域から信頼される医院。早期再開へ支援が求められています。
被害をもたらしたのは、普段は幅30㎝位の溝。それが、2m超す深さまであふれました。住民の皆さんはまったく、予想していませんでした。
訪ねたお宅では、6時頃冷たさに目覚めると布団まで水が来ており、電気をつけたがブレーカーも上がっていて、暗闇の中懐中電灯を探したと恐怖を語られました。部屋の泥は何とかかき出したものの、床下にたまった泥の処理はこれからで、皆さん途方に暮れておられました。
駐車場も水没し、地域で2000台もの車がだめになったとのはお話でした。西野市議が当局をただすなかで、溝の水位が上がった場合に川に流す汲上げポンプが4時間停止していたと判明。原因究明が必要です。
小栗栖地域の調査には、生健会や党支部の皆さんも同行。被災住宅の復旧支援の制度のビラを配布しながら、「土日には支援ボランティアも来ます。お手伝いが必要なことは申し込んでください」と暗くなっても声をかけられていた。「国民の苦難解決の党」の姿ここにあり。
いよいよ明日が参院選の公示。今日は準備と休養にあて、午後からは党首討論を見ました。
その場で日本共産党の志位委員長が明らかにした、自民党から、ゼネコンの業界団体、日本建設業連合会への4億7千万円の政治献金の要請書には驚きました。公共事業の見返りに政治献金を請求するというのは、国民の税金を食い物にする利権政治の極地。アベノミクスの二つ目の矢である『財政出動』の正体がいよいよ明らかになりました。
この間、自民党は「国土強靭化」の名のもとに、大型港湾などの無駄な公共事業に200兆円もの税金をつぎ込む計画をぶちあげ、そのための二つの仕掛けを作りました。一つは東日本大震災の復興増税に基づく復興予算を全国の公共事業に使えるようにしたこと。もう一つは消費税増税を公共事業につぎ込めるようにしたことです。
いずれも自公民三党で法案を修正して、それを可能にしました。復興基本法のこの問題点を指摘して反対したのは日本共産党だけ。ですから、復興予算流用が問題になった時に私は正面から追及できました。先日も流用問題でBSテレビに出演したら、自民や民主にも出演依頼したが断られたとのことで、政治家は私一人で40分間語るということもありました。
今回の公共事業の見返り献金の請求事件は、金で動く古い、腐った自民党政治の全面復活を示すもの。参院選で審判を下しましょう。私は党議員団の金権腐敗政治追及委員会の事務局長を務め、政治とカネの問題を繰り返し追及してきましたが、新しい国会でこの問題を徹底追及したい。ぜひ、比例五議席実現で私にその仕事をやらしてほしい。
『週刊ポスト』が、最近の記事で、日本共産党について「自民が恐れる調査・追及能力」「日本共産党の10議席は、民主党や第三局など『政権と戦わない野党』の数十議席とは"破壊力"が違う」と書きましたが、その通りであることを示しました。日本共産党が伸びててこそ自民党政治を変えられますす! 明日もそのことを強く訴えます。
投票日までのご支援、よろしくお願いします。

東京を朝出て、新潟市へ。午後から大演説会。二階席まで一杯の会場で、穀田国対委員長、西沢選挙区候補と共に訴えました。演説会の前に、こどもたちを放射能被害から守りたいと福島から新潟に避難されているママたち四人と懇談しました。
避難されている方々からは、家族が離れ離れになり、経済的にも精神的にも大変なのにまともな支援のない状況を声をつまらせながら語られ、高市氏の発言や原発再稼働、輸出に怒りの声をあげられました。この声を生かさねばと思いを新たにしました。

終了後、空路で伊丹へ。ANAに乗ると楽しみなのが機内の番組「オールナイトニッポンClassics」。アンコーこと斉藤安弘さんが、かつての深夜放送そのままに語る50分番組。アンコーさんの声とともに「ビタースイートサンバ」が流れて始まると、中学の頃、仮眠をして、深夜1時から番組を聞いたことを思い出します。
今月の番組には、ブロード・サイド・フォーの黒澤久雄さんがゲスト出演。大ヒットした「若者たち」がかかった。懐かしい!