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「災害・環境・地方自治」の記事

426807376_1452247705703496_3607517233832332417_n.jpg「能登半島地震からもうすぐ3か月――被災地のいま。私たちにできること」と題してお話と質疑で2時間たっぷり。午後に名古屋市内で開かれた民青愛知県委員会の新歓企画です。「これだけの被害は防げなかったのか」「災害対策でのジェンダー平等は」「なぜ危険な原発を推進するのか」など嬉しい質問攻めでした。
 午前中は京都弁護士会と日本共産党京都府委員会との意見交換会。毎年開かれてきましたが、今年のテーマは、①特定商取引法の見直し②オンライン接見③廃棄物問題。吉田誠司会長の挨拶の後、3つのテーマについて弁護士会から報告をうけて意見交換しました。
 穀田衆院議員、倉林参院議員、井坂京都1区予定候補、府・市議の皆さんと共に参加。弁護士の皆さんや各議員が受けている事例や、議会での取り組みなど具体的に交流や意見交換ができ、とても充実した2時間でした。
 IMG_4766.jpg学校に通う障害を持つ子どもたちの「放課後デイサービス」について内閣委員会の予算委嘱審査で加藤鮎子子ども政策担当相に質問しました。
 ちょうど一年前にもこのテーマで質問。当時の小倉大臣からは、放課後デイの価値が「遊び、生活、集団・仲間」にあることを認める答弁がありました。加藤大臣からも「小倉大臣と同じ認識」との答弁を引き出せました。
 一年前の質問では保育士の専門性を評価し報酬に位置付けるよう求めましたが、四月からの報酬改定で「専門的支援員加算の対象とした」との答弁。放課後デイの皆さんの願いが届きました。さらに、より専門性を高め、質の高い支援を行うためには安定した雇用と事業所運営が必要だとして、現行の日払い方式の報酬制度の見直しを求めました。
 朝開かれた政府の「能登半島地震復旧・復興支援本部」で液状化被害に対する支援策の強化が決まりました。自治体の行う対策への補助率の引き上げと、液状化で傾斜した住宅の修復の費用を最大120万円補助するなどの内容。この間、質問で求めてきた復旧支援策の強化が盛り込まれました。詳しい内容は週明けの月曜日に政府レクで聞きます。
 内閣部会で3つの法案について対応を議論して決めました。
 全退教.jpg朝の国対の後、10:30から障害を持つ子どもたちの放課後デイサービスついて「放課後連」の皆さんからヒアリング。12:30から内閣委員会の理事懇。22日に予算の委嘱審査を行うことを決めました。
 13時から全国退職教職員の会の皆さんの「ボイスアクションはがき提出行動」に参加して挨拶。「教え子を再び戦場に送るな」と退職後も奮闘されている教職員の皆さんが平和への思いを込めて書いたハガキが4083枚、政府に提出されました。京都の皆さんとパチリ。
 24.3.19国交省.jpg続いて、今月末が期限の能登半島地震のポランティアの皆さんの高速道路の無料措置の延長を求めて藤野前衆院議員と共に要請しました。国土交通省は東日本大震災では2年間、熊本地震では2年半無料が続いたことを示し「県が高速道路会社に要請すれば国として速やかに対応する」との回答。
 ボランティアはこれから本格化します。支援が必要です。がけ崩れなどの二次被害について梅雨入りする前にしっかり対策を行うことも求めました。
 15:30からは放課後デイサービスの報酬改定等について子ども家庭庁からレク。その後、予算委員会の岩渕委員の質問を傍聴。能登半島地震を受けて、地震大国日本に安全な原発はないと政府に廃炉を迫りました。
 明日の御前崎市議選の村松晴久予定候補の事務所開きのために、掛川駅近くで前泊です。
 24.3.18倉林.jpg朝から予算委集中審議と衆院の政倫審が連続しました。予算委の倉林議員の質問を応援傍聴。倉林さんは総理が「物価上回る収入を」と述べているとことに対し、「これは年金生活者も例外ではないな」と迫り、マクロ経済スライドの中止や最低保障年金の導入、女性の低年金の原因となっている男女賃金格差の是正など求めました。
 続いて政倫審での下村・元安倍派事務総長への質疑をTVで視聴。宮本徹議員が質問しましたが、下村氏は「知らなかった」の連発で、まったく国民の疑惑にこたえる姿勢は無し。証人喚問が不可欠であることが改めて浮き彫りになりました。
 24.3.18.jpgその後、能登半島地震対策本部会議と議員団会議に連続して出席。支援センターの藤野責任者からこの間の現地での活動の報告ともに被災地に調査に入った議員からの報告がありました。
 DSC_6210.JPG予算委集中質疑が午後に開かれ能登半島地震で質問。雑魚寝が強いられた能登の避難所と違い人間の尊厳が守られるイタリアの避難所を紹介し、「TKB48」=避難所にトイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に整えることを提案。そのために国としても大規模分散備蓄をすることを岸田総理に求めました。
 岸田総理は、「まずは命を守ることを最優先とし、続いてプッシュ型で必要な物資を送る」と答弁。私は、土足の避難所で床に寝れば感染症にかかりやすく、エコノミー症候群や腰痛にもなると指摘。段ボールベットは「命を守る」ためにすぐに必要なものであり国の責任で必要な備蓄をと重ねて求めました。
H50_8073.JPG さらに国の責任での避難所の食事の改善、液状化対策、避難者が能登に戻るためにも医療・介護の受け皿確保の支援などについて質しました。
 質問が終わった後、新しい「週間金曜日」の表紙を見たら「TKB48」だったのでびっくり。注目されていますね。
 ちょうど、藤野前衆院議員や佐藤石川県議をはじめ被災者支援共同センターの皆さんが震災対策の政府レクで国会に来られたので質問前に短時間同席しました。
 9時から参院政治倫理審査会が開かれ山下よしき副委員長が出席。野党が申し立てた自民党の32人の議員について、全会一致で審査を行うことを議決しました。来週火曜日までに対象議員に意向確認します。午前中は本会議で所得税法の質疑。小池書記局長が質問に立ちました。

 24.3.7愛知県労連.jpg明日の予算委員会の集中審議の質問の仕上げとパネルの準備。午後に通告しました。

 能登半島地震について、▽避難所提供食事の質向上 ▽液状化被害対策 ▽復興をみすえた医療・介護への支援 ▽大規模分散備蓄体制の検討など岸田総理を質します。

 お昼には内閣委員会が開かれ七人の大臣から所信を聴取しました。それに対する質問は12日の火曜日。その準備のために、建交労の全国学童保育部会の皆さんと懇談しました。

 24.3.7福保労.jpg福祉保育労京都府本部、愛知県労連、国土交通労組の皆さんも来訪され署名を受け取りました。

 24.3.3日曜討論.jpgNHK日曜討論に出演し政治資金問題、能登半島地震対策、経済政策・少子化などを議論しました。半分以上が裏金・政治資金問題。衆院の政倫審を全面公開で開かせたのは重要ですが、岸田総理は自民党の調査を繰り返すだけ、五人派閥元事務総長らも説明責任は果たさない、裏金の違法性も認めない「ないないづくし」だったと指摘。
  にもかかわらず総理が政倫審出席したとして予算案採決強行し予算審議を妨害したのを批判。自民党は「衆院の運営については発言を控える」として反省はありませんでした。
 参院に企業団体献金完全禁止法案、政党助成金廃止法案を提出したことを紹介、「日本共産党はいっかんして禁止を主張してきたが、今や各党も禁止を掲げている。自民党はいつまでしがみつくのか」とただしましたが、「企業献金も含めて協議の場を作りたい」と述べるだけで禁止に踏み込まない姿勢を示しました。
 参院では大軍拡、経済無策の予算案の徹底審議と裏金問題、特に参院選時の全額キックバックされた裏金が選挙に使われたのではないかという疑惑の事実解明が必要です。
 24.3.3 日曜討論.jpg震災問題では、現場の懸命の奮闘にもかかわらず、発災後二か月経過した時点で避難所の改善、生活再建、なりわいの再建など行政の取り組みが遅れていると指摘、「総理の答弁には危機感が感じられない」として国の総力を挙げることが必要だと強調。
 罹災証明の迅速な発行や上下水道の復旧、仮設住宅の確保などを上げ、さらに人的・財政的支援を強めるよう求めました。
 終了後、議員会館で予算委での能登震災問題での質問準備。

 24.2.26平和委員会.jpg「殺傷武器輸出の拡大はやめよ」――日本平和委員会の呼びかけで13の団体がとりくんできた署名の提出行動に本村議員と一緒に参加しました。紛争を助長し、戦争で利益を上げる「死の商人国家」ではなく、9条を生かした平和外交国会こそ進むべき道だと挨拶しました。

 続いて「ガザへのジェノサイドを許さない! 即時停戦と封鎖解除を!」に参加。四つの市民団体の呼びかけによるもので、大きな会場がいっぱいになりました。各団体からの発言や在日パレスチナ人からの発言でガザの深刻な事態が訴えられ、米国に追随してUNRWAへの資金まで停止した日本政府の憤りの声が次々あがり、国会議員への要請もありました。ご一緒にがんばります。

 24.2.26震災本部.jpgさらに参院の予算論戦についての打ち合わせ会議。続いて能登半島地震災害対策本部会合を開催。日本共産党が石川県羽咋市に設置した「能登半島地震被災者共同支援センター」(22日開所)責任者の藤野保史前衆院議員が現地の報告を行い、私も内灘町の液状化被害の調査について報告しました。

 IMG_4721.jpg京都の「みやこめっせ」で開かれた避難所・避難生活学会の学術集会に参加しました。災害医学会との共催。全国から医療、福祉、保健、行政、支援活動の関係者や研究者の皆さんが集まりました。
 朝から、五つのテーマでのシンポジウムやパネルディスカッションが連続して開かれました。
「タイムライン防災――事前防災への行政の取り組み」
「新たな国土強靭化基本計画
   ――避難生活における災害関連死の最大限予防」
「英知の結集――避難所運営 避難所環境へのさまざまな取り組み」
「行政職の災害対応――避難所生活者と在宅避難者の安全確保」
「命を救い・繋ぐ法整備――避難生活と災害復興法学のすすめ」
 IMG_4734.jpg能登地震での実態や問題点、イタリアの避難者支援との違い、地域の住民参加の避難所運営の経験、法と制度の運用が地方自治体の担当者に十分に周知され理解されていない場合があることなどなど様々な報告があり、「被災者の生命と共に人間の尊厳を守る」ために現場での取り組みや法改正を含め何をどう強化し変えるべきか熱心な議論が行われました。大変勉強になりました。今後にしっかり生かします。
IMG_2088.JPG能登半島地震で大きな液状化被害のあった石川県内灘町へ。北川悦子町議の案内で、被災現場の視察、町の総務部長さんからの聞き取り、復興めざす住民組織「がんぱろう内灘」の皆さんとの懇談と続きました。
 液状化による土地の隆起や沈下で、傾いた住宅や埋もれて出れなくなった車などが大きな被害が。土地の横滑りもおき、今後、境界の確定なども必要になります。
被害の大きと特性に合わせた柔軟な公的支援と一体で地域と住宅の復興を進めることが必要だと痛感しました。
 午後に金沢をでて京都へ。
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