能登地震の問題で災害対策特別委員会が明日の午後に開かれることになり、私が質問バッターに。先日の輪島塗商工協同組合を訪問して理事長さんからお聞きした要望などを中心に質問します。火曜日に政府レクで説明を受けましたが、さらに今日、具体的に内容を確認し、鐙輪島市議の意見も聞いて通告を終えました。昼前には愛知県保険医協会の代表が来訪され要請書を受け取り懇談。
夕方には自民党から、裏金を巡って多数の議員が政治資金収支報告書を訂正に至った問題についての議員からの聴き取り調査の報告書が野党に提示されました。聴き取りに参加した弁護士が自民党に提出したものですが、もっぱら、「秘書任せ」「不適切な業務」の問題とされており、収支報告書を偽装した犯罪行為が組織的・系統的に行われてきたことへの切り込みが全くありません。これではだめだ。
再び能登半島地震の被災地に入りました。田村智子委員長、山添拓参院議員、藤野やすふみ前衆院議員、佐藤石川県議らと共に輪島市、七尾市を回って石川県庁に戻りました。1/3に訪れた時以来、全国からの支援もあり道路や水道の復旧、被災者支援に懸命の努力が続けられていますが、まだ緒に就いたばかリというのが実感です。
輪島市では鐙史郎市議と合流し、輪島漆器商工業協同組合での懇談、朝市通りの火災現場視察、坂口茂市長への表敬訪問、輪島診療所の激励と続きました。
輪島漆器商工業協同組合の日南理事長は全国から「輪島塗が亡くなったら大変」と大きな激励が寄せられていることへの感謝がありました。再建のためにも仮設工房の建設が必要で、国が建設を全額負担する支援制度ができたことはありがたいが、工程の中には仕事場と家庭が一体で行われているものがあり、そうした特性に即した支援が求められました。
輪島診療所では富山の農民連の皆さんが周辺の皆さんに炊き出しを行っておられ、診療所内には全国の民医連の皆さんから寄せられた物資や激励の寄せ書きがいっぱい。
続いて七尾市の和倉温泉旅館協同組合で谷崎裕理事長と懇談。断水が続き、全旅館が休業状態です。観光としての旅館業の復興には一定の時間がかかりますが、その要となる水道をはじめとしたインフラ復旧に向かう人達の宿泊施設として奥能登の入り口にあたる和倉温泉を活用てほしいというお話も伺いました。磯貝 和典前市議もご一緒でした。
金沢市に戻り、最後に石川県庁で馳知事を表敬訪問。最後に地元マスコミの取材を受けました。いただいた要望を明日から、政府に求めていきます。
京都を朝出て国会へ。午後から内閣部会で来年度予算案のレクを受けました。内閣府と内閣官房に関わる予算案と定員について説明を受け質疑応答。
男女共同参画局からのレクの際、能登半島地震への対応や全国の市町村の六割で防災部局に女性がいない問題について質問。 男女共同参画の視点での災害対応が重要であり、発災後、職員を石川県に派遣しているとの回答。避難所での女性の置かれた深刻な事態の早期改善を求めました。