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「災害・環境・地方自治」の記事

 昨日投開票の京都府綾部市会議員選挙で、日本共産党の井田かよ子(現) 、吉崎あつ子、塚崎たいし(以上新)三候補の全員が当選しました。おめでとうございます。
 吉崎あつ子さんは、告示直前に病気のために立候補を取りやめた夫の吉崎久議員の「志を受け継ぐ」と奮闘されました。残念ながら、その吉崎久さんが昨日の朝、亡くなりました。投票日まで病気とたたかい、当選の報を聞くことなく亡くなられましたが、妻あつ子さんの勝利を確信されていたと思います。
 勇退されるつきがしら市議のFBによると、当選の万歳を皆んなが躊躇していたのですが、娘さんより「眠っている父に聞こえるように大きな万歳をして下さい」との事で、思い切り声をあげたそうです。きっと聞こえたことでしょう。みんなから「きゅうちゃん」と親しまれた吉崎さん。長い間お疲れさまでした。安らかにお眠りください。
 あつ子さん、夫の病状を心配しながらの大変な選挙戦でしたが、見事に志を受け継がれました。本当にご苦労様でした。これからは「あっちゃん」と親しまれることでしょう。
 佐藤県議.jpg佐藤正幸石川県議が国会に来られ、金沢大学の学生寮廃止問題と先日の大雨被害支援で政府に要請しました。
 金沢大学は今年度末に学生寮を廃止することを決めています。日本人と留学生が混住する形体で整備されている学生宿舎に優先的に入居できるようにするとしていますが、現在の学生寮の三倍の負担になり、地元紙でも報道され、佐藤氏も県議会で質問してきました。
 文科省は、学生の生活基盤となり協調性をはぐくむなど学生寮の意義はのべるものの、設置等については大学の判断であり、国として予算措置もしていないという立場。経済的理由に左右されずに学ぶ権利を保障するために必要であり、コロナ禍の下でバイトの確保も大変な状況がある中で、廃寮が学業継続の困難につながると強調し、国として学寮の意義を明確にし、入居者が困難に陥らないような支援を大学が取るように要請しました。
 石川県での豪雨被害では、26日に小松市には被災者生活再建支援法が適用となりましたが、県内各地で住宅被害などが発生しています。災害共助法適用による国の支援などについて、自治体の側の理解が不十分で必ずしも全面的に活用されていない状況なども佐藤県議から紹介もあり、自治体と十分に連絡をとり、被災状況にあわせた制度の柔軟な活用を求めました。
 午前中は東京駅八重洲口近くで開かれている京都在住のフルイミエコさんの個展へ。土日は在廊されていたフルイさんは、今日は京都に戻っておられることは知っていたのですが、鑑賞中に画廊にフルイさんからたまたま電話が。かわってもらい、挨拶ができました。ラッキー。いつも心を温かくしてくれる作品。今回は深くてきれいな赤い色の作品がたくさんで、とても素敵でした。
防災申し入れ.JPG京都を朝出て国会へ。午前中にこの間の豪雨被害対策で谷防災担当相に申入れました。大臣も先日、新潟県村上市、関川村を視察したとのこと。私も被災直後に駆け付けた時のことも紹介し、自治体の奮闘を支えるために災害救助法の多様な活用の周知や特別交付税での支援を要請。
 農業支援等も含め、「被災地の要望を受け止め、しっかり対応したい」と大臣。さらに「災害が配線JR赤字路線廃線の口実になってはならない」の要請に「おっしゃる通り」と述べられました。
 午後は事務所打ち合わせ。外交防衛委員会から内閣委員会に所属が変わったことに伴い、事務所スタッフも新たな体制に。申し入れ3人のうち2人が入れ替わりました。決意新たに、「チーム井上」で頑張ります。

 豪雨対策本部22.jpg午後からの議員団会議i合わせて、八月豪雨対策本部(小池本部長)の会議を行いました。各地での調査の報告が行われ、私からも新潟県北部での調査について報告しました。今日、組閣が行われ新しい災害担当大臣が任命されたところですが、調査や自治体からの要望を踏まえて申し入れを行うことを確認しました。

   議員団会議では笠井亮議員から、NPT再検討会議の報告を聞きました。私は2005年、2010年と同会議に参加し、10年の時は志位さんや笠井さんとご一緒でした。笠井さんはさらに先日の核兵器禁止条約の締約国会議にも参加されました。

 それを踏まえて、今回の会議が「これまでと状況が一変していた」という笠井さんの生の報告は実に聞きごたえがありました。締約国会議の成功を再検討会議の前身につなげたいという流れが広がるとともに、国連本会議場でのNGOセッションのトップ発言が日本原水協であり、笠井さんも日本共産党の国会議員として初めて本会議場で発言するなど、市民社会と日本原水協の国際的地位の高まりを実感したとのこと。素晴らしい。

 午前中は、外交防衛委員会から内閣委員会に所属が変わったことに伴い、新しい秘書の皆さんと共に内閣委員会調査室にレクをお願いしました。改めめて内閣委員会はが所管する分野の広さを実感しました。これまで取り組んだことのない分野も少なくありません。この間の国会論戦の経緯など、秋以降の論戦に備えて、この夏、しっかり勉強しなければなりません。

 今日、岸田総理は内閣改造を行いました。当初9月初めといわれていましたが、国葬や統一協会問題で内閣支持率が急落する中で前倒しで行われました。統一協会との関係が明らかになっていた7人の閣僚を外すなど「閣僚ロンダリング」とも指摘されていましたが、何のことはない、新しい内閣でも7人が関係しているとが直ちに明らかに。小池書記局長は会見で「統一教会隠し失敗内閣」と指摘しました。

 夕方の新幹線で京都へ。

 新潟県で豪雨災害調査。昨夜、広島から福岡空港経由で新潟入りし、朝から、胎内市、村上市、関川村の被災現場を回り、市役所・村役場で被害状況や要望等についてお話を伺いました。
 新潟県北地域では4日未明、線状降水帯発生による特別警報が発令され、過去例のないような短時間の豪雨で大きな被害が広がりました。胎内市では丸山たかひろ、波多野孝子両市議とともに河岸が崩れた現場や床上浸水した地域を回りました。その後、市役所で被害状況と対応について説明を受けました。
 続いて村上市へ。稲葉久美子市議と共に広範囲に床上浸水した地域を訪問。みなさん家の泥だしなどに追われ、水につかった畳や家具が積み上げられており、住民の皆さん疲労されている様子が見えます。同市では7000戸が断水となり、給水所ができていますが、車が冠水して動かず、高齢者だけのお宅など飲料水もらいに行けない方もあります。市役所の支所に行くと、届いたベットボトルを配布するためにボランティアの皆さんもたくさん集まっておられました。
 さらに、関川村へ。途中の道路の沿線では崩落した山肌がたくさんあり、滝のように水が出ている場所もありました。地盤のゆるみが心配です。通学や通院の欠かせない足であるJR米坂線は線路の下がすっかりえぐれている場所もあり、復旧には相当の時間がかかりそうです。
 関川村に到着し、老人福祉施設の職員の方から、被災の状況や買い物などが困難になっている状況をお聞きしました。村役場では加藤弘村長からお話を伺いました。被災された住民からの様々な要望にできるだけこたえており、それにふさわしい国や県の財政支援をしてほしい等の要望が出されました。また、米坂線の復旧までの代替交通手段の確保についても要望が出されました。
 続いて村上市に戻り市役所へ。途中、幹線道路が片道通行になっており相当の時間がかかりました。忠聡副市長からお話を伺いました。上水道の復旧をいそいでいること、今日から、県の人的支援もうけて住宅の被害認定を始めることのことなど状況や要望をお聞きしました。
 災害対策で重要なのは制度に被害を当てはめるのではなく、被害を救済する立場で制度を柔軟に活用し、必要ならば新しい制度もつくること。水害の際の住宅の被害認定や支援についても、この間の災害で全国的運動の積み重ねの中で、国も柔軟な対応をする状況が生まれています。そうしたこともお伝えしながら復旧へ力を合わせることをお話しました。
 新潟市に戻り、東京へ。
 DSC03498.JPG朝9時から開かれた、超党派の「ミャンマーの民主化を推進する議員連盟」の緊急総会に参加。関係省庁からヒアリングし、議連として、ミャンマー軍の死刑執行に対し「国軍/軍政による市民の残虐行為に他ならず」「最大級の怒りもって非難」する声明をまとめました。
 ヒアリングの中で、ミャンマー国軍が死刑執行承認を公表し、日本政府として執行しないよう働きかけている時期に、防衛省が国軍の士官、士官候補生の留学受け入れを実行していたことがわかり批判が集中しました。私も「国軍からの留学生受け入れや安倍元総理の国葬の通報をミャンマーに対しても行っていることは、日本政府は軍政を容認していることになる」と述べ、政府が毅然と対応するよう求めました。
 今日は外務省から二つのレク。午前中は、日本政府がODAで進めてきたインドネシアとバングラデシュの石炭火力発電支援を中止すると6月に発表した問題で経緯等を聞きました。この間、現地住民やNGOの皆さんが反対運動を続け、私も質問で中止を求めてきた問題ですが、参院選挙中の発表だったので説明を聞くのが遅くなりました。
 
 外務省からは石炭火力発電からの撤退という国際的な流れのなかで相手国政府と協議を続け、中止で合意したということについて説明がありました。
 午後にはウクライナからの避難民の日本国内への受け入れについて、ビザの発給が遅れているというNGO の皆さんからの相談を受けて、状況を聞きました。コロナによる入国禁止措置の緩和をうけて全体でビザ発給の件数が増えていることや、この間、ウクライナからの避難民が人身売買のような被害を受けているケースもあり、審査に時間がかかっていることなど説明がありました。
 現場でのご苦労は大変ですが、避難民の方は一刻も早い入国を求めておられ、適切かつ迅速な審査を求めました。
 小矢部.jpg京都を朝出て富山県小矢部市へ。来週の31日告示で市議選が戦われます。36年間にわたり市議を務めてきた砂田喜昭さんの実績を引き継いで上田百合子さんが立候補を予定。上田さん、砂田さんと一緒に市内4ヵ所で訴え、最後は上田さんのご自宅でミニ集いでした。
 新婦人の小矢部支部長の上田さん。運動を広げながら毎年のように市長に要望書を提出してきました。同市の女性議会の議員を務めた際には市長に直接質問をして要求実現を求めてきました。こうした要望を受けて議会内で砂田さんが奮闘し、他会派にも働きかけてきました。
 その下で小矢部市は就学前までの医療費無料化は県内でトップで実現し、その後対象を広げ、窓口立替払いも解消してきました。このほど、新婦人などの要請をうけ生理用品の学校、公共施設のトイレへの配置が決まりましたが、これも富山県内で最初です。
 社会保険労務士、行政書士である上田さんは、この間、コロナ禍で苦しむ中小業者の雇用調整助成金の活用の手助けをされてきました。暮らしを守る制度に詳しく、問題点も実感されています。
 市議に当選すれば、こうした経験を活かして活躍されることは間違いありません――こう、ご支持を訴えました。
 小矢部ハウス.jpg演説した場所の一つであるアイリスファームは、昨年の一月の豪雪で農業ハウスの倒壊が多発した際に、藤野やすふみさんと一緒に駆け付けてお話を聞いた場所。再建されたハウスの姿を見てうれしくなりました。
 参院選でも、地元の方が「昨年度冬の豪雪で農業用パイプハウスの倒壊が多数発生。直ぐに、日本共産党は国会議員2名と県会議員2名、市会議員1名等が現地を視察。国に働きかけて、再建費用の60%を出させる!」と支持を広げてくださったとのこと。ありがたい。
 終了後、東京へ。
 22.6.14国公政務官.jpg朝8時から、障害者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟の会合に出席。午後には、成立した盛土規制の見直しに向けた党の提言を国交省に届けました。その後、日弁連の院内集会に参加しました。
 朝の会合は、議連として提案した「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が議員立法として5月に全会一致で成立したことの報告会です。法案成立経緯の報告の後、参加された障害者団体の皆さん、国会議員、関係の役所担当者がそれぞれ一言ずつ発言。成立を喜びながら、これからの具体化が大事だというのが一致した声でした。引き続き頑張ります。
 国土交通省では、党議員団としての盛土規制法の成立を受けた見直し検討に向けての提案を泉田政務官に手渡し懇談しました。「熱海土石流を受け、国民のいのち、財産を守るため、危険な盛土等の規制及び建設残土の適正処理をより実効あるものに」と題する提言。
 野党6会派が共同提案し、与党も賛成した修正により、同法についてはとどけ5年以内に見直しを検討ことことになっています。党の提案に泉田氏がまずは実態をしっかり把握したいと応じたのに対し、5年を待たずして見直しを行うよう改めて求めました。
 その後、日弁連の「これからの司法を支える谷間世代との院内意見交換会」に出席。司法修習生の給費制度はいったん廃止されましたが、ビギナーズネットをはじめとした運動で新たな給費制が実現しました。しかし、遡及されことはなく、給費を受けられなかった全法曹の4分の1を占める1万1千人の谷間世代への国よる施策は実現していません。
 日弁連は谷間世代に対して「若手チャレンジ基金」を設立しましたが、国による支援が必要です。会合には自民党から我が党まで与野党各党の議員が参加し、あいさつしました。党派を超えて支援を実現したい。
   DSC02993.JPG外交防衛委員会で「国際連帯税」について質問しました。貧困問題など地球規模問題の解決に必要とされる資金を調達するために、国際的な活動やモノに課税する税金です。国際的に議論され、ヨーロッパなどで導入が進んでいます。
 日本でも、実現のための超党派の議員連盟が作られ、外務省は2010年度から国際連帯税の新設を税制改正要望に盛り込んできましたが、コロナ禍による経済困難を理由に昨年から取りやめています。
一方、保健衛生分野での感染症対策や途上国支援を掲げたSDGsの達成のために世界的に資金が不足しており、政府も「革新的資金調達」を課題として挙げ、その一つに国際連帯税が挙げられてきました。
 ところがその推進のために外務省に設置された有識者懇談会が2020年7月に「(コロナ禍の下で)日本経済全体が打撃を受けている状況下での新税の導入が現実的といえるのか」との報告を出したのをうけ、外務省は税制改正要望から外してしまったのです。
 DSC02991.JPG私がコロナ禍の下でむしろ革新的資金調達は重要ではないかと質すと林外相は「新型コロナで資金ギャップは拡大している」と認めました。さらに、コロナ禍を理由に革新的資金調達をやめたら益々資金不足になるではないかと迫ると、林大臣は「(20年度に要望から外したのは)あくまでその時点での判断だ。状況を踏まえながら、しっかり検討したい」と答弁
 実は、林外相は国際連帯税の実現を求める議員連盟の元会長でもあります。私は「再び税制改革要望にあげるよう大臣のリーダーシップを発揮してもらいたい」と求めました。
 280657495_2855909048044830_6378083421691129607_n.jpg午後に、愛知県保険医協会の荻野理事長が来訪され、「75歳以上の医療費窓口負担二割化中止を求める要請書」「憲法を生かし、生命・暮らしを守ることを求める要請書」を受け取り懇談しました。
 夕方には、大きなニュースになっている愛知県豊田市の矢作川の明治用水頭首工の漏水について、本村、武田両議院とともに、根本豊田市議にもオンラインで参加してもらい、農水省、国交省からレクを受けました。
 思いやり予算(在日米軍駐留経費負担)特別協定の本会議質問に立ちました。22.3.18 本会議.jpg新たな「訓練資機材費調達」や訓練移転費の対象アラスカを加えるなど、安保条約上日本が負担義務がない費用の肩代わりを一層拡大するものだと指摘。ロシアのウクライナ侵略、核共有問題についても質しました。
 午後の本会議の雇用保険法改正案の質疑では倉林議員が質問。夕方には予算委員会の山下議員の質問を応援傍聴しました。
 朝は宮城・福島地震日本共産党策本部の会議を開催。直ちに現地入りしたいわぶち友議員から報告をうけました。丁度一年前も大きな地震で被害があった地域で、やっと復旧したのに再び壊れた建物もあります。
 今週は月曜は予算委、火曜はODA・沖北特、水曜は外交防衛委、そして今日は本会議と質問が続きました。やれやれです。今日はコロナワクチンの第三回目接種をして、今、だるさがあります。早めに休みます。では。
 3.11.jpg東日本大震災から11年。あの日は決算委員会のTV質問で第一委員会室にいました。シャンデリアが大きく揺れ、机の下に入ってで身を守りました。委員会は散会となり、質問は先送りに。
 その後にTVで見た津波による惨状に言葉がありませんでした。そして福島原発事故。昨日は予算委で岩淵議員が福島の皆さんの実情と思いを政府に迫るのを傍聴しながら改めて政治の責任を痛感しました。今日はODA・沖縄北方特別委員会の開会前に黙祷を捧げました。
 さらに伊藤岳議員の予算委初質問を応援傍聴。月曜日に予算委員会の集中審議に立つため、原稿やパネルの準備に追われました。
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