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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 もやい.jpg参院内閣委員会の視察で、NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」を訪れ大西連理事長と懇談しました。今国会に提出される「孤独・孤立対策基本法」の審議のためのものです。
 大西さんから、生活困窮者等への相談支援やつながりづくり支援、コロナ禍で見えてきた課題等についてお聞きし質疑応答。私は、ハードルやスティグマが指摘されてきた生活保護の利用について、国会で政府が「国民の権利」と答弁し、パンフ等にも明記された中で、どのような改善があり、課題は何かをお聞きしました。
 短い時間でしたが充実した視察でした。今後の委員会審議に生かします。
FoasPBvaIAA6dCF.jpg国会に戻り、「市民連合」の皆さんから14項目にわたる「2023通常国会にあたっての市民連合要請書」を受け取り、志位委員長らと共に懇談しました。
 
 市民連合からは中野晃一さんらが参加され、民意をないがしろにする岸田政権の政策転換、退陣掲げて立憲野党が奮闘すべきと激励やご意見をいただきました。志位さんは「要請いただいた14項目には全面的に賛同しまする。実現のために一緒にたたかつていきたい」と述べました。
 
23小池.jpg 今日はお昼を挟んで10時から16時半まで参院本会議での代表質問。午後に日本共産党から小池書記局長が質問に立ちました。大軍拡、賃上げ、年金、消費税、酪農、子育て、ジェンダー平等、原発、学術会議など鋭くかつ迫力いっぱいで岸田総理に迫り、まさに議場を圧し、党派をこえて拍手がありました
 総理の答弁は相変わらず、論点のすり替えや居直りばかりで、再三「答えてないよ~」と大声を上げざるを得ないものでした。論戦舞台は来週からの衆院予算委に移りますが、衆院議員団は徹底追及へ準備を進めています。
 代表質問の最後はれいわ新選組の船後議員。参院では10人以上の会派は「交渉会派」となって本会議での質問ができますが、5人以上の会派は政府四演説と決算についてのみ質問できるという運営が続けられています。
 れいわは昨年の参院選で五議席となり、先日の決算に続いての本会議質問になりました。船後さんは発声ができないため、檀上に上がったうえで、パソコンに打ち込んだ文書をコンピューターで再生するやり方での質問になりました。憲政史上はじめてのこと。障害のある皆さんへの大きな励ましになりました。

 午前中は参院代表質問。自民と立憲の質問でした。午後の衆院代表質問二日目では、日本共産党から志位委員長が質問に立ち、会館の議員室でテレビ傍聴。志位さんはコロナ、物価高騰、子育て支援、原発、大軍拡について岸田総理に迫りました。それまで余裕で答弁していた総理がたどたどしくなり、降壇後に追加答弁までする始末。志位さんは予算委でさらに追及します。

 本会議後に内閣委理事会・委員会に出席。その後、参院議員の党の会議で7中総論議。続いて、ガーシー問題にかかわって懲罰委員会の基本的運営について事務方から国会法や規則について説明を受けました。当選しながら、無許可で海外に渡航したまま国会の召集に応じないという前代未聞の事態。これまで議運で、丁寧に登院を求めてきましたが、いよいよけじめをつけることが必要になってきています。

 その後、1/22赤旗日曜版の一面で報じた、各地の自衛隊司令部の地下化について防衛省からレク。これまでも、戦争に備えた自衛隊基地の「抗たん化」は進められてきましたが安保三文書でさらに強められています。舞鶴地方総監部の地下化についてはすでに調査は終わり、来年度予算で設計費を計上し、再来年以降に工事を始める計画とのことでした。

 23日からの通常国会召集を前に今日は衆参で議運の理事会が開かれました。議運理事の仁比議員と様々、対応を打ち合わせ。代表質問や決算審議の本会議日程、議場での質疑者のマスクの取り扱い、特別委員会の設置と各会派への委員数割り当ての確認などなど確認されました。

 今日は安保法制が強行に抗議して続けられてきた「19日行動」の日。夜の議員会館前で、岸田政権の大軍拡や原発推進など国民と国会無視の暴走に抗議の行動が行われました。

 IMG_0463.jpg参院の立憲、維新、国民、共産の四党の国対委員長会談に出席。与党から提案のあった24日の決算質問、26、27の代表質問という本会議日程について確認しました。
 また、臨時国会で議論しないまま、軍事費拡大のための大増税を政府が決めたことは問題であり、徹底した審議を求めることを確認しました。
 今日は阪神大震災から28周年。あの日の早朝。京都の我が家で大きな揺れで目覚め、食器が割れる長が響くなか、並んで寝ていた生まれて一か月の娘におもわず覆いかぶさって守ったことを思い出します。テレビをつけるとやがて、信じられないような神戸の光景が......。
 それから、街頭での支援カンパ活動や現地ボランティア、地震に強い京都の町づくりを進める提言作りなどなど、続けました。
 
 
 京都の福祉保育労組の皆さんから、党京都府委員会の事務所から福祉職員の大幅な賃金の引上げと増員を求める要請を受け懇談しました。
 コロナ禍の下で世論と運動に押されて政府は福祉職員に対する賃上げ施策を講じましたが、極めて不十分なもの。保育士の配置基準の引き上げは消費税増税と一体で行うとされながら、10年たっても増税が行われただけ。
 介護職場で働く女性からは、低賃金の実態と共に、職員数の基準が介護の実態とかけ離れていることを具体的に示しながら、「多くの人がやりがいを感じながら、やめたいと思っている」と語られました。
 通常国会で職場の実態をつきつけながら大軍拡でなく福祉にこそ予算をと迫っていきたいためにさらに具体的な実態や声を寄せてほしいとお話しました。、
 懇談終了後、国会へ。夕方からは全労連会館で開かれた、憲法共同センターの運営委員会で国会報告。その後、会館内にある、東京の被爆者団体である東友会の事務所に立ち寄り、被爆者相談員の村田未知子さんに、「NHKテレビのこころの道、見ましたよ」としばし懇談。
 朝は、京都に文化庁外転してくることに伴う「新行政棟・文化庁移転施設」の竣工を前に京都関係国会議員対象の内覧に参加しました。 
 IMG_0324.JPG京都市内で党南地区委員会主催の「憲法セミナー」でお話しました。参院選直後に続く二回目。当初10日に企画されていましたが、臨時国会最終日で土曜日にもかかわらず開かれたために延期になっていたもの
 「安保三文書」改定後の世論調査で、反撃能力の保有には賛成が多数だが、軍事費の増額や増税には反対が多数であることを指摘。「安保法制の時は国民負担との関係は必ずしも鮮明ではなかったが論戦と運動を通じて大きな反対世論になった。今回は、国民負担増反対の大きな世論がある。三文書の憲法と平和破壊の中身を広げることで大軍拡・大増税反対のより大きな世論をつくることができる」とたたかいを呼びかけました。
 話している時に写真を撮ってもらうのを忘れていた、終了後、下京区の「かまやん」こと、鎌野市議とともにパチリ。終了後、四条河原町界隈を歩いたらさすがにクリスマスイブ、土曜日とも重なりなかなかの人出でした。
 IMG_0277.JPG内閣委員会で公共施設の運営等を民間にゆだねるPFI法案の質疑、採決が行われ、日本共産党は反対しました。
 同法は施行から20年以上。東海地方のある自治体ではPFIで整備された室内プールで予定されていた市直営の水泳教室は行われず、民間企業が付帯事業として運営する教室の利用は1.8倍になっていることを紹介。
 「企業が利益を上げるため、非営利で住民の福祉増進という公共施設の本来の目的に沿った施設の利用が犠牲にされている」と迫ると岡田大臣は「公共サービスの提供確保は大前提・ガイドラインで適切に取り組んでいただく」と答弁。私は「事実をよく見るべきだと」と反論しました。
 さらに同水泳教室の企業が同じ施設で運営するスポーツ教室では66人の職員のうち57人が契約社員とアルバイト。「民間が担うようになれば『利益』を確保しなければらなず、必然的に非正規に置き換えられるという構造的問題がある。政府の言う『構造的賃上げ』に逆行する」と指摘。岡田大臣は「構造上の問題はない」とする一方「適切な人件費を見積もるのは必要。ガイドラインに明記することを検討してもいいと思う」と答えました。
 
国泰寺ネクタイ.JPG
私は、公共施設を投資家にとって魅力ある収益性の高い商品にするのは施設の公共性を否定しなければ成り立たないと強調し、反対討論を行いました。
 今臨時国会で最後となる質問に先日の広島国泰寺高校の同窓会総会で購入した、来年度からの新しい制服用のネクタイを締めて臨みました。
 後輩たちが「多様性」をキーワードにLGBTの学習会をしたり、素材からデザインまで議論を積み重ね、国泰寺らしいオリジナルにもこだわって作りあげた制服です。
 国泰寺制服.jpg男子は詰襟とブレザー、女子はブレザーにスカートとスラックスがえらべます。ネクタイの紫のストライプは国泰寺高校のスクールカラーから色合いを選び、ラインの幅まで議論して決めたとのこと。校章も入ってます。
 後輩たちの「多様性」を大切にした取り組みに敬意をこめながらの質問でした。

 IMG_3097.jpg補正予算審議の参院予算委二日目。日本共産党から田村智子さんの質問を応援傍聴しました。田村さんは一時間あまり、統一協会被害者救済法案、賃上げ促進、軍事国家づくりの問題などをとりあげ岸田首相に迫りました。

 午前中は視覚障害者の読書バリアフリーの促進について文科省と厚労省からレクを受けました。法制定以来、関係者の努力で着実に進んでいますが、さらにすすめるための課題は何か、様々な角度から聞きました。

22.12.1 野国.jpg 12:20から、立憲、国民、維新と共産の参院四党の国対委員長会談。明日以降の審議日程について自民党からの提案の報告があり、対応について意見交換しました。

 IMG_3065.jpg内閣委員会でマネーロンダリングを防止するFATF(金融活動作業部会)勧告対応法案の質問と反対討論に立ちました。
 組織的犯罪による違法な金融取引の取り締まり強化や暗号資産(仮想通貨)対策は必要ですが、マネロン罪の法定刑を引き上げたうえ、「共謀罪」の適用を拡大することは許されません。
 質疑では国連自由権規約委員会が3日、日本政府に対し共謀罪による基本的人権の侵害に懸念を表明し、共謀罪法の改正を勧告していることを紹介。法案はこの勧告に逆行するものだと指摘し、共謀罪拡大の中止を求めました。
 また政府が金融機関に旧姓の口座の使用の協力を求めていることについて、旧姓口座をマネロンに悪用する例があり、金融機関も危惧していることを示し、マネロン対策強化に逆行するのではないかと指摘。選択的夫婦別姓こそ進めるべきだと迫りました。
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