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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 赤旗一面.jpg今朝のしんぶん「赤旗」一面は、辞任した寺田さんの後任の松本総務相の政治資金規正法違反疑惑のスクープ。
 午後からの本会議で岸田総理出席で行われる補正予算案の審議で取り上げる必要があるのではと、早朝に参院国対の会議を開きました。
 本会議のバッターは急遽、山下さんから紙さんに変更になっており、全文で前日に通告済みですが、この問題を追加通告してもらいました。
 本会議で総理に、政治資金規正法を所管する総務相に寺田氏に続けて政治資金にかかわる疑惑のある人物を任命した総理の責任は重大であり、調査するよう求めましたが、紙さん本会議.jpg例によって「まず本人が説明することが大切」という答弁。この間の事態に何の反省もありません。
 午前中に内閣委員会の理事懇が開かれ、12/6が想定されていたマネロン対策法案の質疑を24日に行いたいという与党理事からの提案。一か月に三人の閣僚が辞任という異常事態の下で、補正予算審議の最中に閣法の審議を行うという原則から外れた日程に反対しましたが、結局、24日審議が決まりました。
 国連自由権規約委員会の総括所見の共謀罪に関する指摘や金融機関での旧姓使用による口座がマネロンに悪用されている問題で関係省からレクをうけ、夕方には質問を通告しました。

 22.11.21 野党国対.JPG昨夜、寺田総務相が辞任したことを受け、今後の国会運営について野党間、与野党間の協議から朝から断続的に行われ、参院野党国対も12時から開かれました。

 一か月に三人の大臣が辞職したことは岸田総理の任命責任が厳しく問われています。しかも総務大臣は補正予算編成にも関与しており、予算審議に入る前提が失われたとして、衆参本会議での財政演説と質疑を予定通り今日行うことに反対しました。

 結果的には衆院本会議が二時間近くおくれて開催され、参院本会議の開催は明日に延期することになりました。寺田氏の後任には松本剛明衆院議員が就任。皇居での認証式も行われました。明日、衆参の総務委で所信を聴取し24日に質疑をすることになりました。

 それに伴い、24日から始まる流れだった予算委員会も25日からの開催となりました。

 デフリンビック.png2025年に東京で開かれることが決まったデフリンビックの成功へ昨日(11/18)、全日本ろうあ連盟の久松三二事務局長が来訪されました。
 デフリンビックをご存じですか?
 ――身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります――全日本ろうあ連盟スポーツ委員会のホームページより
 100年近い歴史のあるこのデフレンピックの第25回大会が日本で初めて開催されることが9月に決まり、その説明と成功への支援の要請に来られたのです。
 デフリンビック要請.jpg懇談では、久松事務局長さんから、デフリンビック開催の意義と共に、早期の組織委員会立ち上げ、国民的な周知、世界から集まるろう者の受け入れなどについて要望が出され懇談。また、ろう者が一般の大会に参加する際に、競技スタートのピストルの音が聞こえないなどへの配慮を要望していることもお話がありました。
 私からは、日本共産党都議団が2019年9月の都議会代表質問で、東京都聴覚障害者連盟のご要望に応え東京都が開催地候補になることを積極的に検討するよう求めたことを紹介。 ろう者の最高のパフォーマンスの発揮の場であり、参加者が手話による国際交流がはかれるデフリンピックを開催することは大きな意義があると同時に障害者の理解促進や多様性の実現、アクセシビリティの向上をはじめ、SDGsを推進する力になると考えていることをお話ししました。
 最後にデフリンピックのマークを指でつくってパチリ。
 午前中は参院本会議で民法改正案の質疑。日本共産党から仁比議員が質問に立ちました。復活当選後最初の本会議質疑。改正案の前進面と課題を国際水準と憲法の立場から歴史的に掘り下げた質問でした。
 午後に羽田から広島へ。明日、明後日の広島日程を利用し、今夜は母のいる三次市です。

 17140624894590.jpg内閣委員会が10時から開かれ、マネーロンダリング防止法案についての趣旨説明を受けました。来週から補正予算審議にはいりますから、この法案の質疑は12月に入ってからになります。

 午前中に愛知県保険医協会の代表が来訪。「健康保険証を廃止しないでください」という要請書、「オンライン資格確認システムの導入『義務化』撤回を求める医師・歯科医師要請署名」「憲法を守り生かす請願署名」等をいただき懇談しました。

 昨日の倫理選挙特別委員会での寺田総務相の関係政治団体の領収書偽造疑惑の質問。広島の地元紙「中国新聞」でも報道され、掲載紙を届けてくださいました。各紙とも、辞任を求める声が広がっていると報道しています。

 IMG_0235.JPG倫理選挙特別委員会で、寺田総務相の関連政治団体の領収書偽造疑惑、衆院選区割り法案について質問しました。
 寺田稔竹原後援会の収支報告書に添付された領収書の宛名が「寺田稔」となっており11枚はその筆跡が酷似していることについて、後援会側で宛名を書いたのではないか衆院で塩川議員が確認を求めていました。
 寺田大臣は、後援会の事務担当者が書いたと初めて認め、「発行者側の要請にこたえたもので問題ない」と居直り。私は、政治資金適正化委員会の政治資金に関するQ&Aでは、「領収書等に宛名が記載されていない場合は、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません」と書かれていることを示し、政治資金を所管する大臣がこれ反することをやっていると批判。
 さらに今日の午前中に出された「文芸春秋 電子版」で、寺田氏の昨年の総選挙での選挙運動経費収支報告書に添付された領収書の中でも「寺田稔」という宛先の筆跡が酷似しているものが2種類77枚もあることを示し、寺田大臣関連の政治団体等で、宛名の追記が常態化しているのではないかとただし、調査を要求。政治資金の透明化する政治資金規正法を所管する大臣として資格がないと強調しました。
 神奈川新聞のネット版で私と寺田総務相との論戦を報道してくれました。
「小・中・高校を寺田氏の地元である広島で過ごした共産党の井上哲士氏は『広島の知人らは地元選出の政治資金所管大臣による今回の不祥事を嘆いている』とただしたが、総務相は『私のところへは多くの激励をいただいている』と反論。委員席から失笑が漏れた。」
 法案については、小選挙区の下で少なくない有権者が市町村や地域社会を分断する異常な線引きを押し付けられ、選挙のたびに不自然な選挙区変更をおしつられてきたと批判。しかもこの間の区割り改定で三回連続して改定となる選挙区が6都県15選挙区もあると指摘しました。
 この区割り変更により、選挙で自分が投票し当選した議員や自分の選挙区の議員が公約に基づきどのような活動をしたかを見て次の選挙で判断するという当然の権利が奪われることになると強調。小選挙区制が続く限り、繰り返されることになるして抜本改定を求めました。
 今日は、8;15から国対の会議。9:00からは内閣委員会理事懇。11けからは、各派代表による参院改革協が開かれ今後の進め方などについて確認しました。一票の格差を是正するための参院選挙制度改革が大きなテーマになります。
 午後には、要請に来られた医労連の皆さんとコロナ第八派が広がりはじめているなかでの医療現場の状況や要望、介護保険の改悪の問題点や反対の声の広がりなどについて懇談しました。
 22.11.16野国.jpgお昼過ぎに参院野党国対委員長会談が開かれ、当面する国会対応二ついて意見交換。岸田総理に対し、辞任した葉梨法相任命責任や一週間の外遊報告への質疑を求める必要性について論議になり、補正予算案や法案の審議日程などについて協議しました。
 明日午後に倫理選挙特別委が開かれ、衆院選の10増10減案について質疑します。所管する寺田総務相の資格が問われる中での質疑であり、今日はその質問準備が中心でした。
 明日は14時ごろから15分の質問です。参院インターネット中継でご覧ください。

 各派代表者懇談会.jpg10時からの本会議は人事案件と法案採決1本で15分程度で散会。その後、尾辻議長の下で、各派代表者懇談会が開かれ、紙議員団長と共に参加しました。席上、議長から参院改革協議会を立ち上げ、特に高裁からも一票の格差について厳しい判決が出ている選挙制度改革について議論したい旨の提案があり、各派とも賛同して設置が決まりました。

 紙さんを指名する際に、尾辻議長が「ニッポン共産党」と呼ばれましたが、紙さんの発言の後、わざわざ「失礼しました。にほん共産党」でしたと訂正されました。誠実な尾辻議長らしいなあと思い、終了後、あいさつにいきました。

 明日も内閣委員会が開かれ、人事院勧告を受けた国家公務員の給与法の審議が行われます。今日は質問原稿を仕上げ、通告しました。ハローワークの実態や声を示しながら期間業務職員の問題を取り上げます。11:35頃から15分間。インターネット中継でご覧ください。https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/

 円山音楽堂で開かれた「生かそう憲法 守ろう9条 11・3憲法集会in京都」に参加。暑いほどの秋晴れに恵まれ、会場はほぼいっぱいです。会場の入り口で、京教組女性部がウクライナ支援とて缶バッチ募金運動に取り組んでいる、長谷川義史氏の図案による「戦争やめて」バッチをゲット。襟につけて参加しました。 

 主催者挨拶に続き、日本共産党から穀田衆院議員が挨拶。社民、新社会、緑の各党から挨拶があり、立憲泉代表からのメッセージが紹介されました。記念講演は九条の会事務局長の小森陽一さん。9条の会結成のころを振り返りつつ、「今こそ輝かせ 憲法九条」と題してお話いただきました。 

 参加した日本共産党の富樫豊議員や市議団の皆さんとパチリ。その後、質問準備等で東京へ。

  丹波夫妻.jpg名古屋市内で開かれた「愛知県水平社創立100周年記念パーティー」に参加しました。1922年3月に「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と全国水平社が結成され、同年11月に愛知県水平社が創設されました。
 愛知地域人権連合・地域人権ネットの丹波正史代表から水平運動の教訓に学び、新たな前進を切り開くために最善の努力を図るとの開会あいさつの後、乾杯。全国や愛知の参加者からの挨拶や発言、歌声などが続き、私も来賓として、日本共産党が同じ100年前に水平社運動や労働運動など様々な運動の中で生まれたことも紹介しながら挨拶しました。
 歌声の皆さんは、「竹田の子守歌」や岡林信康の「手紙」など披露され、一緒に口ずさみました。「手紙」をうたうのは何年ぶりかなあ。うれしかった。
 丹波代表のお連れ合いの丹波真理さんと三人でパチリ。真理さんは広島県三次市出身。会場には真理さんと私を含め4人の広島出身者がいてにわか広島県人会もやりました(*^^)v
 今日は、8:15からの国対会議の後、10時から倫理選挙特別委が開かれ、大臣の挨拶や参院選挙の実施状況や取締り状況について報告を受け、衆院から送付された選挙関係の二つの法案の趣旨説明を聴取しました。
 11時からは党本部で幹部会。明日開かれる全国都道府県委員長会議への幹部会報告の案について志位委員長から報告を受けて討議。志位さんは、コロナ陽性のため自宅からのオンラインでの報告でした。
  報告は、政治の潮目の大きな変化と日本共産党の役割を明らかにしたうえで、12月までの「党勢拡大特別期間」の目標をどう達成するかが主題。討論の中で、党創立100周年記念講演が運動推進で大きな力を発揮していることや民青同盟が年間目標突破に迫る勢いで奮闘していることなど交流され、飛躍を作るために何が必要か議論しました。
 
 報告の最後で、100 年の不屈の歴史振り返りつつ、今の時代は、戦前のような命の危険にさらされるような危険はないが、巨大な経済力と結んだ支配の網の目と発達したメディアの多くが支配勢力の統括下にあるという戦前にはない困難の下、これを打ち破る党の建設をやりとげるために特別の「不屈性」が求められていると強調されたことが印象的でした。
 
 中座して名古屋へ。
 IMG_2990.jpg今国会から内閣委員会に所属が変わり、今日、初めての質問に立ちました。大臣所信に対する質疑で、統一協会問題、土地利用規制法を取り上げました。
 統一協会が反社会的行動を続けながら協会本部への警察の捜査が行われなかったことの背景に「政治の力」があったという指摘に関し、第二次安倍政権以降の国家公安委員長のほとんどが統一協会との関係が報道されていること指摘。「こうした国家公安委員長の姿勢が、『政治の力』として捜査に影響を及ぼしたのではないか。検証し、明らかにすべきだ」と谷国家公安委員長に迫りましたが、「捜査は適切。調査の必要なし」というばかりでした。
 土地利用規制法について、全面施行に先だち決められた基本方針について多くの懸念が出され、愛知・岐阜の平和委員会のアンケートでも住民説明会を求める声が寄せられていることを示して迫りましたが、高市大臣は「ホームページで周知している」との答弁。
  さらに仙台高裁でプライバシー侵害の調査をしていると判決を受けながらなんら反省のない自衛隊情報保全隊への情報提供依頼や情報の共有をやめよと求めると「自衛隊に提供を依頼することはない」としましたが、情報共有については否定せず。思想・信条を含めた情報が集められる懸念は強まるばかり。区域指定の中止法律の廃止を求めました。
 委員会終了後、憲法問題で法律家6団体との懇談会に参加。国葬・統一協会問題の憲法上の問題や安保三文書の改訂、憲法審査会の状況など意見を交換。夜は来週の質問づくりのうちあわせでした。
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