平和を作り出す宗教者ネットの皆さんの安倍元総理の国葬の中止を求める院内集会に参加しました。
冒頭、8/18に宗派を超えた宗教者52人の連名で発表された「諸宗教者共同声明 安倍元総理の『国葬』閣議決定撤回を求める―国民に弔意を強制してはならない―」が読み上げられました。賛同者は2235人にも増えているとのこと。
宗教者ネットの皆さんはこの間、沖縄戦の犠牲者の遺骨の混じる土砂を辺野古新基地の埋め立てに使わないよう求める集会も繰り返し開いてこれら、私も参加してきました。
私は挨拶の中でこのことに触れ、「戦没者と遺族の冒涜をやめよという声にまともに耳を貸さず、遺骨の混じった土砂の使用を撤回しないのが岸田政権であり、安倍元総理の実弟である岸前防衛相だ。ところが安倍元総理の家族葬に岸大臣は自衛隊の儀仗隊を派遣し、岸田政権は国葬を閣議で決めた。これほどまでに人の死を差別するのか。法の下の平等を定めた憲法に反する」と批判。
安倍元総理の政治を美化して批判を封じ、弔意を事実上強制する点でも、「関係を断つ」とした統一協会と最も関係が深い安倍元総理を国葬にすることの矛盾という点でも、国葬は中止すべきと強調しました。
集会では内田雅敏弁護士が講演されました。
午前中は党国会議員団の離島振興対策委員会に出席。臨時国会で議論される見込みの離島振興法改正案について各党協議の報告を受け議論しました。
昨夜はデニー知事の再選と県議補選の勝利まで確認して就寝。朝起きてすぐにパソコンを開くと、統一地方選挙で日本共産党は全員当選! 辺野古新基地ノーの県民のブレない声がしっかり示されました。
朝からテンションが上がりました。こんな日は新聞の一面見出しを見るのが楽しみですが、あいにく今日は休刊日。さすがに沖縄の地元氏は発行されていて、玉城氏再選の大見出しが踊っています。いいなあ。
午前中は統一協会問題の野党合同の国対ヒアリング。統一協会の両親の間に生まれた「祝福2世」の20代と30代の元信者の訴えを聞き、質問にも答えてもらいました。「万物復帰」という訪問販売活動に従事させられ、一か月間地方に行き、朝から晩までハガキや手ぬぐいなどを売り歩いたとのこと。
「祖父の遺産1億円以上献金させられ、さらに先祖解怨等で借金までして、お金がなくて辛かった」とも語っておられました。協会に疑念を持つようになり脱会されたお二人。高額献金の規制、相談窓口の拡充、地方での相談体制、献金被害者への援助などの要望要望がだされました。
午後にとは党議員団で統一協会の被害者の救済や新たな被害者を出さない対策について議論しました。
日本共産党統一協会問題追及チームの第六回会合。今日は地方政治への浸透について、能登谷繁・旭川市議、須増伸子・岡山県議、市谷知子・鳥取県議からオンラインでヒアリング。。ここ数年、各地で自民党や公明党が推し進めてきたのが家庭教育支援条例制定の動き。家庭での教育に対する公権力の介入を正当化しかねないなど批判や懸念が広がり反対運動も起こされてきました。
日本会議など保守派とともに推進してきたのが統一協会。それぞれの地域での地方議員との関係などについて報告がありました。自民党は地方議員も含めて、今後関わりを持たないとしていますが、相当地方政治に浸透していることが改めてよくわかりました。
今日の衆参の議運理事会で、明日の午後にそれぞれ委員会開き、総理出席で国葬問題の質疑を行うこととなりました。わが党の持ち時間は衆10分、参9分。さらに時間をとった質疑がどうしても必要。国葬やるより、国会開けです。
政府は今日、安倍元総理の国葬の経費の総額が約16億6千万円になることを明らかにしました。当初、概算出さないとしてた警備費等について、国民の批判の前に約14億円という額を示した結果です。これを受け、急遽、午後から野党合同の国対ヒアリングも開かれました。
予備費からの2億5千万円の支出がすでに閣議決定されていますが、それが一気に6倍以上に膨れ上がりました。政府と政府とのやり取りでは、果たしてこれで収まるのか疑念が増すばかりです。自民党はこの発表を受け、衆参の議員運営委員会で、総理入りの質疑をセットとしようしていますが、この間のコロナ対策の議運質疑のような短時間ではなく、十分な質疑時間が必要だと野党は求めており、協議が続いています。