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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 22.6.14国公政務官.jpg朝8時から、障害者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟の会合に出席。午後には、成立した盛土規制の見直しに向けた党の提言を国交省に届けました。その後、日弁連の院内集会に参加しました。
 朝の会合は、議連として提案した「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が議員立法として5月に全会一致で成立したことの報告会です。法案成立経緯の報告の後、参加された障害者団体の皆さん、国会議員、関係の役所担当者がそれぞれ一言ずつ発言。成立を喜びながら、これからの具体化が大事だというのが一致した声でした。引き続き頑張ります。
 国土交通省では、党議員団としての盛土規制法の成立を受けた見直し検討に向けての提案を泉田政務官に手渡し懇談しました。「熱海土石流を受け、国民のいのち、財産を守るため、危険な盛土等の規制及び建設残土の適正処理をより実効あるものに」と題する提言。
 野党6会派が共同提案し、与党も賛成した修正により、同法についてはとどけ5年以内に見直しを検討ことことになっています。党の提案に泉田氏がまずは実態をしっかり把握したいと応じたのに対し、5年を待たずして見直しを行うよう改めて求めました。
 その後、日弁連の「これからの司法を支える谷間世代との院内意見交換会」に出席。司法修習生の給費制度はいったん廃止されましたが、ビギナーズネットをはじめとした運動で新たな給費制が実現しました。しかし、遡及されことはなく、給費を受けられなかった全法曹の4分の1を占める1万1千人の谷間世代への国よる施策は実現していません。
 日弁連は谷間世代に対して「若手チャレンジ基金」を設立しましたが、国による支援が必要です。会合には自民党から我が党まで与野党各党の議員が参加し、あいさつしました。党派を超えて支援を実現したい。
DSC03083.JPG「参院選挙で日本共産党の躍進めざす 平和活動家 学習決起集会」でお話しました。日本原水協と日本平和委員会のそれぞれの事務局有志日本共産党後援会の共催。平和と労働センター・全労連会館からネットで全国をつないでの取り組みです。
 この全労連会館のすぐそばに、映画「わが青春尽きるとも――伊藤千代子の生涯」が感動を呼んでいる伊藤千代子さんが治安維持法で逮捕されるまで住んでいたことをご存じですか?
 湯島.jpg私もつい数日前に知り、今日は早めに会場にいって確かめました。全労連会館から50m位の場所で、当時の「東京市本郷区湯島5丁目3番地 亀井方」。今は当時の建物はなく「湯島総合センター」が建っています。伊藤千代子さんの暮らしとたたかいに思いをはせながら周辺を散策し、自由と平和をまっすぐつらぬいてきた党の100年の歴史を受け継ぎ、発展させねばと思いを新たにしました。
 学習会ではブックレット「ウクライナ侵略と日本共産党の安全保障論」をテキストにしてお話し、質疑応答も行いました。行動提起と東京、大阪、長野から決意表明もあり、「戦争か平和が正面から問われる選挙。平和活動家のがんばり時だ」と励ましあう学習会になりました。
 午前中は本会議。午後には先日急逝された党中央政策委員会の山根隆志さんのお別れ会に参列しました。山根さんは私が赤旗政治部に一年余りだけ在籍したときの安保チームのキャップ。当選後には政策委員会におられ、外交防衛、とりわけ米軍関係のTV入りの質問をするときなど本当にお世話になりました。あまりに突然の死でした。参院選をご一緒に戦いたかった。安らかにお眠りください。

 午後からの衆院本会議で立憲民主党が提案した「細田衆院議長不信任決議案」と「内閣不信任決議案」の質疑・採決がそれぞれ行われました。日本共産党から高橋ちづ子、笠井亮衆院が員が賛成討論に立ちました。

 両議員は、細田議長も岸田内閣も「信任できない」ことを具体的に明らかにし、党として両決議案に賛成しましたが、自公などの反対多数で否決となりました。

 17時に内閣不信任案が否決された後に、参院で自民と立憲の国対委員長会談が行われ、続いて野党国対委員長会談でその報告を受けました。

 内閣不信任案が提出されたもとで、質疑が予定されながら朝から開かれていなかった参院の七つの委員会はそのまま流会に。さらに、今日の予定されていた質疑・採決は明日の金曜日の午後にスライドし、さらに月曜日の午前中に本会議を開いて採決を行う事、月曜日午後に決算委員会のTV入り総括質疑を行うことなど合意内容が報告されました。

 金曜日は委員会の定例日ではないので、質疑は定例日である来週火曜日に行うべきではないかと議論になりましたが、与党は会期末ぎりぎりの採決になることを警戒して明日の質疑を強く求めてきたとのことです。会期末といえでも、審議ルールは大切であり、前例にしてはなりません。

 午後の衆院本会議の二つの決議討論を院内テレビで視聴しながら、明日夜の講演の準備や参院選期間中の応援日程の調整などを進めました。

 16213738743510.jpg参院議員のOB・OGによる超党派の「参院協会」の躍進の皆さんが、女性の参議院議員候補を増やすように各党に要請に来られました。現役時代には議運委員長をされていた宮崎会長や、京都の笹野さん、わが議員団の元団長である吉川春子さんら6人が来れ、紙議員団長とともに応対しました。

 わが党の参院選挙の候補が比例と選挙区あわせて女性が5割を超えていることをお話しするとびっくりされ、「共産党はすでに要請内容を実現している」と評価していただきました。最後に皆さんと記念写真。

 明日の外交防衛委員会で、差別待遇に関するILO111号条約の未批准問題について質問します。朝から原稿をしあげ15時ころに通告しました。

 山添・予算.jpg午前中の本会議、文通費与野党協議会に続き、午後は予算委員会集中審議に出席。日本共産党から山添拓議員が質問に立ちました。
 大学の学費引き下げを岸田総理に迫ったの続き、「桜を見る会」の問題で追及。赤旗日曜版で報道した、安倍元総理の元秘書の裁判での刑事確定記録を閲覧して明らかになったことをパネルにして掲げようとしたのを自民党が認めないという事態が発生しました。
 拒否されたパネルは、サントリーが無料で酒を提供して「前夜祭」の会場に持ち込んだこと、元秘書が会費収入の不足分を関係政治団体が負担すれば公選法違反になるので酒を持ち込んだ旨の供述をしていることの2枚。パネルの使用は理事会での一致が原則なので、使用できませんでした。
 私も予算委のテレビ質問で、福井の原発利権がらみの会社から世耕参院自民党幹事長が企業献金を受けたいたことをパネルにしたら、自民党からその部分は認められないとして急遽、紙を貼って使用せざるを得なかったことがあります。
 山添さんが、新たな事実が明らかになったもとで、安倍元総理の再説明と岸田総理による調査を求めても、総理はまともに答えませんでした。疑惑解明に背を向け、国民の前に明らかにすることを妨害する自民党の姿が改めてさらけ出されました。
 終了後、急いで五中総が開かれている党本部へ。会場に入ると結語の途中。なんとか採決に参加することができました。
 DSC03059.JPG午前中は外交防衛委員会の一般質疑。午後は、会期末が近づく中、請願署名の受け取りが続きました。さらに、来週の質問に向けレクも。
 
 質問では、自民党機関紙のネット版で、全国で広がる日米地位協定改定を求める地方議会の意見書を敵視している問題を取り上げました。意見書は9道県、226市町村で採択され、全国知事会も二度にわたり「地位協定の抜本改正を求める提言」を政府に提出しています。沖縄県議会は復帰50年にあっての決議でも、抜本改定を求め、自民党を含む全会一致で採択しています。
 ところが自民党機関紙は、意見書は安保条約廃棄を主張する共産党系等の会派から提出されているとし、「日米同盟の不安定化をねらってこうした主張を繰り返している」と述べています。
DSC03062.JPG 私は「日本共産党は安保廃棄の立場だが、地位協定改定は米軍による事件・事故から住民の命と人権を守るために立場の違いを超えて取り組んでいる」と指摘し「不当なレッテル張りで国民の声を敵視するものだ」と批判。「政府も自民党と同じ立場か」とのべ、記事の訂正を求めるべきだとただしました。
 岸防衛相は「記事は承知している。米側と緊密に連携し、米軍基地の問題解決に取り組む」と述べるにとどまり、私は「地位協定の抜本改定を求める全国の声に真摯に向き合うべきだ」と訴えました。
 午後にはレツドパージ反対全国連絡センターの署名提出集会で挨拶し、署名を受け取りました。さらに、愛知保険医協会、消費税廃止各界連絡会の皆さんも来訪されました。
 次の質問に向け、ILO110号条約(雇用及び職業についての差別待遇に関する条約)について、外務省と厚労省からレクを受けました。
 DSC03046.JPG企業・団体献金全面禁止法案を参議院に提出。夜は、議員団会議の後、総がかり行動の皆さんの「軍拡とめろ! 官邸前月曜連続行動」で挨拶しました。
 法案は、紙、山添両議院と共に事務総長に手渡しました。抜け道になっている企業・団体によるパーティー券購入も禁止します。2月に提出した政党助成金廃止法案に続くものです。
 政治腐敗の温床となり、政治をゆがめる企業・団体献金は禁止、政党助成金は廃止へ!
 
 企業献金禁止法案.jpg官邸前行動では。今日の日米首脳会談で岸田総理がバイデン大統領に大幅な軍事費増を約束したことに怒りの声が次々とあがりました。立憲民主党の議員も並んで挨拶しました。
 バイデン大統領は昨日、米軍横田基地に到着して米軍ヘリで都心に入りました。なぜ成田や羽田を使わないのか。来日した歴代大統領で米軍基地を使ったのは沖縄サミットの時に嘉手納基地を使ったクリントン氏と、伊勢志摩サミットの後に広島訪問して岩国基地を使ったオバマ氏。
 都内での会談するのに、横田基地を使ったのはトランプ氏が初めて。そして今回のバイデン氏。無批判に報道するマスコミもどうかしてます。
 なぜ、その国の玄関口を使わないのか。日本を属国と思っているのではないか。米国いいなりのもとでの軍事の悪循環で戦争の危険を高めるのでなく、紛争を戦争にしない9条を生かした平和外交こそ!
 22憲法集会.jpg憲法記念日の今日。円野外音楽堂で開かれたは憲法9条京都の会などの共催による憲法集会に参加し、社民、新社会、緑の各党代表と共に挨拶。立憲民主党からのメッセージも寄せられました。
 天候にも恵まれ、円山音楽堂いっぱいの参加者。ウクライナ危機に乗じた憲法改悪のたくらみを許さない決意に溢れました。
 講演はジャーナリストの金平茂紀さん。ウクライナ現地取材の報告や憲法についてのお話しを聞きたかったのですが、夜のBS番組に生出演のため泣く泣く中座し東京へ向かいました。

 文書通信交通滞在費(文通費)をめぐる与野党協議会に塩川議員と共に出席。事務局から日割支給とすることや名称を「調査研究広報滞在費」などに変更することが提案されました。

 塩川議員は、日割支給の法改正には賛成だと表明。文通費の性格や名称変更に関しては、在京議員にも「滞在費」を支給することは国民から見て合理的説明が立たないと見直しを求めてきたと指摘しり「なんの見直しもなく、そのまま名称や性格に『滞在費』と残すことには異論がある」と述べました。

 文通費の性格について1966年の調査会答申を使った整理が行われているとして「50年以上前の答申ではなく、今の使途を把握した整理を」と要求。その上で「使途をはっきりさせた上で、名称や性格を位置付けるよう引き続き協議が必要だ」と主張し「まずは各党一致している日割で法制化を」と述べました。

 私も、66年の答申からネット環境や政党助成金の導入など状況は大きく変わっているとして、「現状の使途を認識した上で見直しが必要だ」と強調しました。

  来週以降の論戦について打ち合わせや準備などなど。

 

 22.3.21 北区.JPG京都市内で終日、街頭演説。午前中は4/10に京都府知事選と同時投票で戦われる北区府議補選の予定候補の福田ようすけ北地区委員長と。午後は左京区内で光永府議、加藤、樋口、富樫各市議と共に知事選とウクライナ問題で。合わせて9カ所で訴えました。
 府議補選は自民党の現職府議が昨年の総選挙の際に買収を行って罰金刑を受け辞職したことによるもの。しかし府議一人の辞職で済む話のなのか。自民党京都府連全体がどっぷり買収に浸かっている疑惑が高まっており自民党に候補者を出す資格があるのかも問われています。
 国政選挙ごとに候補者の国会議員から党の府連を通じて府議・京都市議に50万円が配られていた問題。予算委員会での質問も紹介しながら訴えました。
 京都で選挙ごとに配られた総額は2500万円余り。河井元法相夫妻が有罪となった買収の総額が2800万円余ですからほぼ同じ規模です。自民党府連事務局長の引継ぎ文書では「直接わたすと選挙買収になるのでマネーロンダリングします」と府連を経由する意図を露骨に書いています。
 広島で当初は現職の法相であり検察は起訴できないのではという声もありましたが、県民の声が起訴に追い込みました。お金をもらった自民党議員らは不起訴になりましたが、やはり県民の声が検察審査会の起訴相当の議決となり、検察は34人を起訴。すでに11人が議員辞職しています。
 京都でも弁護士や学者の皆さんらから「選挙買収だ」と二件の告発が京都地検にされています。検察を動かすのは広島でもそうだったように府民の世論。府議補選で「選挙買収、マネーロンダリング許すな」の声を託してほしいと訴えました。
 22.3.21 左京.jpg午後はウクライナ問題中心の訴え。ロシアの侵略が無差別攻撃へとエスカレートしている中、「侵略やめろ、国連憲章・国際人道法守れ」の声で国際的にプーチン政権を包囲することを訴え。京都知事選で、憲法守り生かすかじかわ憲さんを押し上げ、京都から平和の声をあげようと呼びかけました。 演説中にウクライナ救援募金も寄せられました。ありがとうございます。
 終了後、東京へ。明日は予算委、本会議で来年度予算案の討論・採決です。
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