参院改革協議会が朝九時から開かれ、参院のあり方について、千葉勝美最高裁元判事、一橋大学大学院法学研究科の只野雅人教授の両参考人からの意見陳述を聞き、質疑を行いました。
千葉氏は最高裁で参院選挙の投票価値の平等を求める訴訟の判決にかかわってきた方。「参院議員も全国民を代表して国政に携わることが憲法上(43条1項)要請されている」と指摘。「参院を地域代表の府として投票価値の較差のさらなる増大を認めようとすることは、憲法上許されないのではないか」と述べたられました。
自民党が、参院を「地方の府」だとして、参院議員を都道府県から選ばれる代表と位置づけ一票の格差を認容することを狙ってい中、重要は発言でした。
午後は、党国会議員団離島振興対策委員会に参加。来年度末に期限を迎える離島振興法の新たな改正に向けて、全国離島振興協議会から要望をお聞きし、国交省から予算と軽石対策についてヒアリングをうけました。 今後、離島関係団体や離島関係地方議員との懇談の実施などを確認しました。
夕方から議員団会議。
3日間の特別国会は今日が最終日。9:30から国対会議。11時から開かれた開会式に出席した後、挨拶に来られた参院自民党の新役員の皆さんとしばし懇談。13時から外交防衛委、倫理選挙特別委、ODA特別委に順次出席し、閉会中審査の手続きを取りました。14:30から本会議は各委員会からの閉会中審査要求について「異議なし」で承認し、2分程度で閉会しました。
政府は来週にも経済対策を閣議決定し、それに基づく補正予算案を審議する臨時国会が12/6に召集される流れです。ここで新内閣に対して本会議の代表質問、予算委質疑が行われることになりますが、会期は2週間程度といわれており、これでは各常任委員会での新しい大臣の所信に対する質疑は困難です。
政府・与党がコロナ感染が拡大するさ中の6月に国会を閉じ、野党の憲法53条に基づく開会要求にも応じてこなかったため、一部の委員会でわずかな閉会中審査が行われたものの、国会論戦は長期にわたりまともに行われていません。
一連の給付金をはじめとした当面のコロナ対策ももっぱら与党間で協議がされる中、様々な問題があります。与野党協議の場をもつことも含め、政府・与党は国会での議論の場をしっかり確保するべきです。
瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなられました。 赤旗日曜版の10月10日付で、政権協力合意を受け、「今度こそ自民政治かえる」と語って下さったところでした。
特別国会二日目。衆院では昨日の正副議長の選挙を踏まえ、今日の本会議で常任委員長の選任や特別委員会の設置などが行われましたが、参院は昨日すませており、今日は委員会、本会議などの日程はありませんでした。
朝は国対会議。午後に参院公明党の新役員の皆さんが挨拶にこられ、紙参院議員団長とともに応対。全労連・国民春闘共闘委員会の国会行動が行われ、「安全・安心の医療・介護・福祉の実現」「最賃引き上げ全国一律制度の実現」の二つの要請書をもって会館の事務所に来訪されました。