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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

参院予算委で全閣僚出席の基本的質疑がはじまりました。今日は立憲民主党の自民党の質問でした。日本共産党は明日の15:30ごろから小池書記局長が質問に立ちます。
 今日は9:00からの「原発ゼロ・再エネ100の会」の総会からスタート。中座して国対会議の後、10:00から「超党派・災害時医療等船舶利活用議員連盟」の総会、続いて外交防衛委員会の調査室から提出されている請願について説明を受けました。
 午後は、予算委員会の立憲民主党の議員の質問をテレビ傍聴しながら会館でデスクワークや打ち合わせ。
 21.12.16辺野古.jpg16:00から、辺野古基地の埋め立てに遺骨の混じった沖縄南部の土砂を投入することを許さない院内集会。冒頭であいさつした後、北上田毅さんの講演を聞きました。
 17:00には倉林議員とともに京都弁護士会の舩橋恵子弁護士から選択的夫婦別姓について要請を受けました。同会では7月に大脇美保会長の「最高裁判所大法廷判決を受けて、改めて選択的夫婦別姓制度の導入を求める会長声明」を出されています。国会の状況や世論の広がり、今後の取り組みなど懇談しました。

 参院改革協議会が朝九時から開かれ、参院のあり方について、千葉勝美最高裁元判事、一橋大学大学院法学研究科の只野雅人教授の両参考人からの意見陳述を聞き、質疑を行いました。

 千葉氏は最高裁で参院選挙の投票価値の平等を求める訴訟の判決にかかわってきた方。「参院議員も全国民を代表して国政に携わることが憲法上(43条1項)要請されている」と指摘。「参院を地域代表の府として投票価値の較差のさらなる増大を認めようとすることは、憲法上許されないのではないか」と述べたられました。

 自民党が、参院を「地方の府」だとして、参院議員を都道府県から選ばれる代表と位置づけ一票の格差を認容することを狙ってい中、重要は発言でした。

 離島振興.jpg午後は、党国会議員団離島振興対策委員会に参加。来年度末に期限を迎える離島振興法の新たな改正に向けて、全国離島振興協議会から要望をお聞きし、国交省から予算と軽石対策についてヒアリングをうけました。 今後、離島関係団体や離島関係地方議員との懇談の実施などを確認しました。

 夕方から議員団会議。

 

 慌ただしい一日に。朝の国対の後、10時から改憲問題対策法律家6団体連絡会の皆さんと懇談。同会は11/19に「憲法に基づく政治を実現するために市民と野党の共闘を支持し、9条などの改憲に反対する」という声明を出されています。国会での対応とともに国民的な学習や運動の必要性など話し合いました。
 DSC02667.JPGその後、愛知県保険医協会の代表が要請に来られ、「保険で良い歯科医療を求める」請願署名を受け取り懇談しました。
 午後はZOOMで行われた党の全国基地問題担当者会議を傍聴。各地で米軍の訓練被害が激化し、情報も出さない動きが強まっていることがよくわかりました。国会論戦に生かします。
 続いて、先日の米軍三沢基地所属のF16戦闘機が青森県深浦町のに燃料タンクを投棄し、青森空港に緊急着陸した問題で党国会議員団として防衛省に申し入れ。高橋、紙、岩淵各議員とご一緒でした。
 直後に現地に入った高橋議員から具体的な状況や町民の怒りの声が伝えられました。防衛省が米軍に原因究明まで飛行中止を要請したにもかからわず、翌日から飛行再開しています。再開後に岸防衛相が米国防相と電話会談しているにもかかわらず「遺憾」表明にとどまり、中止の再要請をしていなことなど厳しい指摘が続きました。
 改めて飛行中止と四日から東北、北海道で行われている過去最大規模の共同訓練の中止、日米地位協定の抜本改定など求めました。
 DSC02656.JPG臨時国会の召集日。岸田内閣になって初めての、そして野党の国会召集要求を政府与党が拒み続けたもとで半年ぶりの本格論戦の国会です。
 召集日はいつもあわただしい。
 9:00 国対
 9:40 参院議員団会議
10:00 本会議第一ラウンド
10:20 ODA特別委、倫理選挙特別委
11:30 議員団総会で志位委員長あいさつ
12:00 総がかり行動の会館前行動で挨拶
13:00 開会式
15:00 本会議
16:00 情報コミュニティ議連打ち合わせ
 DSC02665.JPG岸田総理の所信表明演説は盛り上がらず妙に静かな本会議に。「新自由主義の弊害」を指摘したが、一度は掲げた富裕層優遇の金融所得課税の見直しには触れず、20万床削減計画など社会保障切り捨てはそのまま。
 一方、補正予算で過去最高の軍事費を組み、「敵基地攻撃能力」の検討を表明するなど、安倍・菅政権以上に危険な姿勢も。党として本会議、予算委で徹底論戦を行います。
 DSC02627.JPGイタリア学会の藤谷道夫会長を慶応大学日吉キャンバスの研究室に訪ね、楽しく充実した懇談をさせてもらいました。
 同学会は昨年十一月、日本学術会議会員の任命拒否問題で声明を出し話題になりました。私もすぐに読みましたが、イタリアの民主主義の歴史も紹介した格調高い内容で、しかも、鋭く問題を指摘し、わかりやすい例えもあるもので、とても感銘しました。
 直後に「赤旗日曜版」に掲載されたインタビューの略歴で広島出身と知り、調べてみると同い年で広島県庄原市の庄原格致高校の出身とわかり、ぜひお会いしたいと思っていのたが実現しました。
 お会いするとなんと誕生日が一日違い!  学術会議問題の声明や民主主義とは「説明する」ことなのにそれをしない自民党政権の問題、イタリアと日本の民主主義の歴史や個の意見を大切にする社会の違い、野党共闘、日本共産党への期待と注文などなど話題は多岐にわたり、気が付けば一時間半。知的刺激にみちた楽しい懇談となりました。
 朝からうれしいニュース。ドイツは、新しい連立政権のもと、来年3月に開催の #核兵器禁止条約 第1回締約国会議へのオブザーバー参加を合意しました。NATO加盟国でノルウェーに続くもの。岸田内閣にも参加をさらに強く迫りたい。
 午前中には女性差別撤廃条約実施状況第九回政府報告書について、外務省、内閣府から説明を聞きました。国連女性差別撤廃委員会からの事前質問票への回答として9月に提出されたもの。昨年末の政府の男女共同参画第五次基本計画の内容を中心に日本国内での同条約の実施状況を報告したもの。
 一部前進はありますが、第五次基本計画自体が選択的夫婦別姓について自民党内の反対派の横やりで記述内容を大きく後退させるなどの問題点をもっており、報告もそれを反映したもの。しかも、第四次計画の「社会の指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%程度にする」とした目標を達成できず、第五次計画で「2020年代の可能なかぎり早期に」へと先送りしたことには触れていないなど、不都合なことに触れないものとなっています。
 
 ジェンダー平等への政府の姿勢が問われています。今後、委員会等で質していきたいと思います。

 3日間の特別国会は今日が最終日。9:30から国対会議。11時から開かれた開会式に出席した後、挨拶に来られた参院自民党の新役員の皆さんとしばし懇談。13時から外交防衛委、倫理選挙特別委、ODA特別委に順次出席し、閉会中審査の手続きを取りました。14:30から本会議は各委員会からの閉会中審査要求について「異議なし」で承認し、2分程度で閉会しました。 

 政府は来週にも経済対策を閣議決定し、それに基づく補正予算案を審議する臨時国会が12/6に召集される流れです。ここで新内閣に対して本会議の代表質問、予算委質疑が行われることになりますが、会期は2週間程度といわれており、これでは各常任委員会での新しい大臣の所信に対する質疑は困難です。 

 政府・与党がコロナ感染が拡大するさ中の6月に国会を閉じ、野党の憲法53条に基づく開会要求にも応じてこなかったため、一部の委員会でわずかな閉会中審査が行われたものの、国会論戦は長期にわたりまともに行われていません。 

 一連の給付金をはじめとした当面のコロナ対策ももっぱら与党間で協議がされる中、様々な問題があります。与野党協議の場をもつことも含め、政府・与党は国会での議論の場をしっかり確保するべきです。

  寂聴.jpg瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなられました。 赤旗日曜版の10月10日付で、政権協力合意を受け、「今度こそ自民政治かえる」と語って下さったところでした。

 イラク戦争に反対して写経を呼びかけられた時、京都市の嵯峨野の「寂庵」を訪れてご挨拶をした時のことを思い出します。
 「憲法九条 京都の会」の呼びかけ人にもなられていました。九条をかえてはならないという寂聴さんの平和への熱い思いを改めて胸にきざみます。合掌。 

 特別国会二日目。衆院では昨日の正副議長の選挙を踏まえ、今日の本会議で常任委員長の選任や特別委員会の設置などが行われましたが、参院は昨日すませており、今日は委員会、本会議などの日程はありませんでした。

 朝は国対会議。午後に参院公明党の新役員の皆さんが挨拶にこられ、紙参院議員団長とともに応対。全労連・国民春闘共闘委員会の国会行動が行われ、「安全・安心の医療・介護・福祉の実現」「最賃引き上げ全国一律制度の実現」の二つの要請書をもって会館の事務所に来訪されました。

 21.11.10 初登院.jpg今日から特別国会。小選挙区で三回連続当選の赤嶺議員、議員団への復帰を果たした宮本たけし議員をはじめ10人の新衆院議員を迎えて議員団総会を開催しました。志位委員長の挨拶をうけた後、議事堂前に移動して新たな前進へ決意を固めあいながら記念撮影。
 
午後の衆参本会議で首相指名選挙が行われました。日本共産党は、自主的判断として、立憲民主党の枝野代表に投票しました。わが党は、立憲民主党と公党間の合意として、共通政策と政権協力で合意して選挙をたたかいました。これは国民に対する公約でもあります。この合意と公約を誠実に遵守する立場から、枝野代表に投票するという態度をとりました。
 20211110155404_IMG_6109.JPG本会議後、岸田文雄新首相が共産党の参院控室にご挨拶に来られました。小池書記局長は、コロナ対策給付金について、「コロナで収入が減った方がたくさんいるのに、なぜ給付対象から除外するのか。給付金を出すことには我々も賛成しているのだから、与党だけで決めるのではなく、与野党協議の場を設けてほしい」と要望。
 首相は「宿題を頂いた」とのべました。速やかに協議の場を!
 憲法センター.jpg衆院解散後初の国会。公示前日以来、17日ぶりです。これだけ空けると普段は机の上は資料や郵便物で一杯になっていますが、さすがに衆院選挙中は少ない。午前中は資料整理や打ち合わせなどなど。
 午後には藤野保史前衆院議員が挨拶に。議員会館の部屋を今日までに出なくてはならないので、疲れをいやす間もない作業でした。予算委、法務委、原発特と大活躍してきた北陸信越の議席を失い、本当に残念でなりません。次の勝利を誓い合ってグータッチ。
 夕方は憲法共同センターの運営委員会にZOOMで参加して国会報告。総選挙でのご奮闘にお礼を申し上げ、選挙結果と野党共闘、改憲許さぬ草の根の運動の強化などお話ししました。
 15時からの本会議で岸田新総理の所信表明演説がありました。「ないない尽くし」の演説でした。
 「反省なし」――コロナ対策でやるべきをやらずに感染爆発と医療崩壊を起こしたことに言及ないばかりか、「前総理のご尽力に、心より敬意を表します」とのべたのに驚いた。
さらに 「将来への不安が、消費の抑制を生み、経済成長の阻害要因となっています」とまるで他人事。弱肉強食、自己責任の自公政治が国民に将来不安を広げてきたことをわかっているのか。
「中身なし」―― 「私が目指すのは、新しい資本主義の実現です」と高らかに述べたけれども具体的中身はなく、「新しい資本主義実現会議」を設置して考えるというもの。
 一方、「マクロ経済運営については...大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進に努めます」。これ、どこかで聞いたフレーズ。アベノミクスの「三本の矢」がそっくりそのままではないか。看板だけ変えて、中身は変わらないということ。
「聞く耳なし」――「話を聞くこと」が売りのはずですが、甘利問題や河井問題をはじめ権力の私物化や政治腐敗について一言も触れず。さらに、広島出身の総理でありながら、「核兵器禁止条約」については全く触れず。
 政治腐敗への国民の厳しい批判にも条約批准を求める被爆者らの声にも耳を傾ける姿勢はありませんでした。
 「変わる気なし」――結局、言葉は変えても中身は安倍・菅政治の継承。ああ、やっぱり自民党は「変わらない」、いや「変われない」、いや「そもそも変わる気がない」ということ。
 だったら、国民の一票の力で政権を変える以外ない。政権交代、まったなしだ!
 午前中は、
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