倫理選挙特別委員会で質問に立ちました。自民党が18年参院選挙に比例特定枠を持ち込んだ公選法改正の際に、選挙運動用メールに関する条項に罰則規定が記載されなかったという条文ミスがあり、これを訂正する法案です。
当時、自民党は、一票の格差是正のための選挙制度協議会では一度も提案しなかった党利党略の比例特定枠を突然持ち出し、それを含む公選法改定案を発議して多数で強行しました。その中で条文ミスが発生したのであり、自民党の責任は重大です。
さらに総務省から間違いを指摘されながらも、二年半にわたり議員にも報告せす放置した参院法制局、指摘しても是正されていないことを知りながら法制局に働きかけることをせず、所管の法律の罰則に穴が開いていることを放置した総務省。それぞれをただしました。
法案事態は罰則に穴が開いているのを埋めるためのものですから賛成しました。
8:15からの国対の会議の後、10時から3時間の本会議。子ども子育て法案の質疑には田村智子議員、デジタル関連五法案の反対討論には伊藤岳議員が立ちました。14時から資源エネルギー調査会に市田議員の差し替えで出席。15時から18時まで倫理選挙特別委員会に出席しました。
GW明けの国会。いきなり大きく動きました。自公の国民投票法改定案をめぐって緊迫していた衆院憲法審査会で立憲民主党の修正案を受け入れたことにより採決が行われ、日本共産党以外の賛成多数で可決しました。
採決に先立ち赤嶺議員が修正案、原案ともに反対の討論を行いました。採決後の会見で志位委員長は強く抗議し、断固反対を貫いてたたかうことを表明。首相は、自民「改憲4項目」の実現にむけた「最初の一歩」にすると言っているが、〝安倍・菅改憲〟を許さない闘いに全力をあげると強調しました。
また、立憲民主党と態度が分かれたことは残念です。同時に、〝安倍・菅改憲〟に反対することは一致しています。そういう大きなところでの一致を大切にして、総選挙に向けた協力を前進させていきたいと述べました。
もう一つ大きく動いたのが、緊急事態宣言の延長。11日までの期限を今月いっぱいのばすことを首相が表明しました。やるべきことをやらずに再宣言をし、「短期集中」で抑え込むと言って17日間の宣言としながら、20日間の延長。政府の無為無策がこんな事態をもたらしたことを厳しく反省すべき。
朝九時前に国対会議のために議員団控室に行くと、近くで行われていた武田総務相のぶら下がり会見に大勢のマスコミが集まっていました。なんだろうと思っていると「接待問題の東北新社 子会社の衛星放送事業の認定取り消しへ」のニュース速報が流れました。
外資規則に違反していたにもかかわらず虚偽の申請を行っていたことが明らかになったためです。なぜ、このような虚偽申請がまかり通ったのか。いよいよ放送行政が歪められていた疑いが深まりました。徹底究明が必要です。
10時から行われた本会議での総務大臣出席で地方税の質疑ては、質問に立った伊藤岳議員の原稿に急遽この問題を加えてもらいました。
本会議終了後、ODA特別委員会で外相の所信聴取➝議員団班会議➝在外公館の法改正に関して外務省説明➝予算委論戦打ち合わせ➝NHK討論打ち合わせ➝遺骨土砂による辺野古埋立問題で防衛省レク➝核兵器禁止条約が外務省レク➝予算委で倉林質問応援傍聴と続くあわただしい一日でした。