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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

  21.1.18団総会.jpg通常国会が始まりました。午前中に召集日の恒例の議員団総会が開かれましたが、吉良よし子参院議員が今日から無事産休明けとなり出席。さらに年末に新型コロナに感染した清水たかし衆院議員も療養を終え、検査も陰性となり今日から出席。全員参加での総会となりました。うれしいなあ。
 志位委員長はあいさつで、「新型コロナから国民の命と暮らしを守り抜く。このことを今国会の最重要課題と位置づけ、全力を挙げる決意を固めあいたい」と呼びかけました。
 午前中には立憲民主党の羽田参院幹事長の急逝をうけた新参院幹事長の森ゆう子さんが、水岡会長、難波国対委員長とともに挨拶にこられ、紙議員団長とともに懇談。羽田さんの遺志を継いで、菅政権を倒す野党共闘をさらにすすめようと確認しました。
 21.1.18国対.jpg午後には参院の与野党国対委員長会談が開かれ、全会派から出席。私は、「やっと国会が開かれた」と最初にのべ、「コロナ対策に与野党の知恵を結集するべきであり、第三次補正予算案や特別措置法改正案の質疑はしっかり保障すること」、「国民の協力を得るためにも政治への信頼回復が必要であり、一連の『政治とカネ』の問題の解明に、『熟慮の府』にふさわしく参院の役割果たすこと」を求めました。
 その後、参院本会議で政府四演説。菅総理の演説は各省庁が挙げてきた課題を羅列するばかりで、相変わらずの理念がなく、思いも伝わってこないもの。これだけ世論調査で「メッセージが伝わってこない」と指摘され、昨日は休日で「演説を復唱」したそうですが、やはり熱のこもらない棒読みでした。
 目指すべき国家像として挙げてきた「自助、共助、公助。まずは自分でやってみる」というフレーズはあまりに評判がわるかったのか今回はなし。新たに「私が、一貫して追い求めてきたのは、国民の皆さんの『安心』そして『希望』です」と述べましたが、そんな話をこれまで菅さんから聞いたことがありません。
 この間、原稿の読み間違いも目立った菅総理。今日は緊急事態宣言に関して、この一年間の経験に基づき、効果的な対象に「徹底的な対策」を行っているというべきところを「限定的な対策」と読み間違え!
 「経済を回す」として、小出しのコロナ対策しか行っていないからこそ、こんな読み間違えになるのです。「本音が出た」と思わず声を上げてしまいました。これではコロナ対策は効果が上がらず、経済を回すこともできません。
 それは新型コロナ対策担当大臣でもある、西村大臣の経済演説も同じ。日本経済はコロナ禍で大変厳しいとしつつ、コロナ対策に触れたのはわずかで具体性も無し。にもかかわらず、「GDPは来年度中にはコロナ前の水準を回復することを見込んでいます」と根拠なき楽観的見通しを示してコロナ後の経済対策を羅列。「足元をみろ」との声が議場から上がりました。
 政府四演説を聞いて、この内閣に任せておけば、コロナ対策も経済もすすまないと改めて痛感しました。明後日から衆参の代表質問が始まります。政府を厳しくただしながら、積極的な提案を示し、政府の「お尻を叩く」立場で実現を迫っていきます。
今日は、衆参の議院運営委員会で安倍前総理を参考人として出席を求めて、桜を見る会前夜祭を巡る数々の虚偽答弁について質疑。
 冒頭、安倍氏から検察の捜査の結果を踏まえて政治資金収支報告書の訂正を行ったとの報告があり、昨年秋以来の国会答弁に事実に反するものがあったので答弁をただす機会をいただいた旨の説明がありました。
 しかし、どの答弁のどこが事実と異なっているのかが具体的でなく、なぜ、そのような答弁をしたのかという理由も述べられませんでした。
 質疑ではそのことが焦点となりましたが、野党の質問に対、する安倍氏の答弁は、秘書のせいで、自分は知らなかったという弁明のみ。関係のないことを長々と答弁して質問時間を奪うやり方も現職時代と同じで、まったく反省は感じられません。
 日本共産党からは宮本徹衆院議員、田村智子参院議員が質問。会費では足りない費用を補てんすることは法律違反であることを認識していたからこそ、収支報告書に記載していなかったのではないか、補填の費用を安倍氏の口座から立て替えたというが本来は誰が払うべきものであり、その原資はなどただしましたが、まともな答弁はなし。
 衆参とも一時間ずつで、わが党はそれぞれ7分。安倍氏からも納得のいく答弁はなく、問題はいっそう深まりました。やはり、偽証罪のある証人喚問が必要。午前中に行われた衆参の予算委理事懇でも野党側が強く求めました。
 今日は吉川元農水大臣の事務所に捜査が入ったニュースが午前中から飛び交い、昨日、検察審査会が黒川元検事長について「起訴相当」の議決を行ったことも加わり、安倍政権の負の遺産が噴出している感じがします。

 安倍文書.jpg安倍前総理の「桜を見る会前夜祭」をめぐる虚偽答弁への対応をめぐり、野党国対委員長会談、与野党協議が断続的に行われ、明日の衆参の議運委員会で安倍総理に対する質疑が行われることになりました。

 安倍氏の不起訴と秘書の略式起訴の決定で安倍氏の国会答弁が嘘だったことが確定したもとで、安倍氏から衆参議長に対し「答弁を訂正する発言を行わせていただきたい」との文書が出されました。

 与党は議運理事会での非公開の場での質疑を求めましたが、野党側は嘘をつけない証人喚問を含む公開の場での質疑を要求。野党国対や与野党国対を重ねて、議運委員会でテレビ中継も認める形で一時間の質疑で合意。野党は引き続きの質疑を求めています。

 衆院での合意をうけて参院野党国対委員長会談や与野党会談も断続的に行われました。参院野党としては、いっそうの質疑時間の確保、衆院での質疑の後、答弁精査のために参院での開会まで一時間程度を確保することなどを求めました。その下で、衆院終了後一時間の15時から議運委員会で質疑をすることを確認。国対を受けて議運理事会が開かれたのは20時前でした。

 18時から安倍氏の記者会見が行われましたが、責任を秘書に擦り付け「自分は知らなかった」と繰り返すもの。その中でも、補てん分の原資について問われ、「私の預金からおろした」「私的なものは事務所で支払うので、そうした手持ちの資金として事務所に私がつけているものの中から出した」とのべたことは重要です。私的なお金が政治資金としてどう取り扱われたのか、疑惑はいっそう深まりました。

 明日は日本共産党から、衆院は宮本徹、参院は田村智子議員が質問に立ちます。「元祖」と「老舗」の二人の登場です。

 全労連会館で開かれた憲法共同センターの運営委員会で国会情勢の報告。ズーム参加の方もおられました。改憲勢力が国会の多数を占め、衆院では三分の二を超えるもとで、8国会連続して自民党改憲案の国会提起と国民投票法案の改定案の採択を許さなかったことを「国民の世論と結んだ重要な成果」と強調。

 通常国会で国民投票法案の廃案をめざしつつ、自民改憲案の提起を許さず、総選挙で菅政権を倒してオール野党の政権を実現して改憲策動にストップをかけようとお話しました。

 午前中は院内の歯医者。午後、党国会議員団として来年度予算案について政府からレクを受けました。突っ込みどころ満載です。今後、各部会で省庁ごとの予算についてレクを受けていきます。

 IMG_1782.JPG東海ブロックのいっせい宣伝日。京都を朝出て、名鉄岐阜駅前で、山越徹一区予定候補、いながき豊子県知事予定候補(「県民が主人公の岐阜県政を作る会代表委員・1/7告示)と共に街頭演説会で訴えました。
 私は、今朝の「朝日」の世論調査で内閣支持率が39%へと急落し、GOTO見直しも79%が『遅すぎた』としていることを紹介。「多くの国民が、菅総理が一番危機感がなく、今の感染拡大は菅政権の人災だと感じている。無為策の土台にある自己責任押し付け政治を転換しよう」と呼びかけました。
 いながき候補は新婦人県本部の会長。5年間で22の請願を県議会に提出してきましたが、与党は「財政困難」を理由に、ある時は「財政困難な折、こういう請願を出すことは無責任」として、否決してきました。
 IMG_3937.jpg私は「冗談じゃない。財政困難といいながら、664億円も県庁舎建て替えにつぎ込む一方で、県民の切実な願いに背を向ける政治こそ無責任」と指摘。「新しい年は、国も県も『公助』に責任持つ支え合いの政治に転換し暮らしに希望の持てる年にしよう」と訴えました。
 終了後、東京へ。夜に、「吉川元農水相、議員辞職を表明」のニュースが流れました。鶏卵業者からの献金疑惑の吉川氏は二階派・事務総長、自民党総裁選では菅義偉首相の選対事務局長を務めており、菅首相に最も近い人物の一人。辞職で済ますわけにはいきません。
 
 真相解明と首相の責任究明のために国会招致が必要です。
 参院の各派代表者懇談会が山東昭子議長の呼びかけで開かれ、紙智子議員団長と共に出席しました。
議長からは、選挙制度や参院の組織と運営の改革について議論する参院改革協議会の設置の提案がありました。
各派代表者会議.jpg 紙さんは設置は了としつつ、前回設置された協議会で、参院選挙制度について議論した際に、合意のないままに公選法改定が強行されたことを指摘し、このような運営が繰り返されてはならないと強調しました。
 他の野党からも同様に意見が出された結果、議長からは通常国会冒頭に設置との提案でしたが、通常国会での設置にむけて協議を続けることになりました。
 今日は午前中は本会議で、採決のみ15分で終了。その後、明日の外交防衛委員会の質問を仕上げ、16時頃に通告しました。

 20.11.30決算.jpg午後からの参院本会議で19年度決算の審議が総理以下全大臣の出席で行われました。日本共産党から山下副委員長が登壇し、桜、コロナ、学術会議問題などただしました。野党の「誠実な答弁を」と求めた質問に菅総理が、「これまでも誠実に答弁してきた」と述べると、「えーーーーー」という声で溢れました。

 総理は、今日も「お答えを差し控えたい」を連発。これを誠実という態度が不誠実です。

 明日の外交防衛委員会の質問を準備し、夕方に通告。イージスアショア代替装備、敵基地攻撃能力について質問します。

 IMG_3687.JPG午前中は外交防衛委員会で質問。科学技術担当の井上大臣が、軍事と民生の両方に使われる「デュアルユース」(民生技術の軍事転用)の検討を学術会議に求めたことを明らかにした内閣委員会の答弁を取り上げました。
 防衛省は2015年にデュアルユース推進のために、大学などに資金を出す「安全保障技術研究推進制度」創設。学術会議は一年近い議論をへて軍事研究に反対する声明を出しました。
 大臣の答弁はその見直しを求めるものであり「政府から独立して職務を行う」とした学術会議法に反していると指摘。軍事研究の押し付けは、学問が戦争に動員した痛苦の経験からつくられた学術会議の原点を壊すものだと批判しました。
 そのうえで、防衛省の制度について、学術会議の声明が問題を指摘している点について具体的に質しました。
 防衛省の答弁で、▽制度の目的は民生技術を軍事に取り込むことであること▽防衛省の職員が防衛装備品という出口を目指して進捗管理をし、資金打ち切りもあること▽研究成果について軍事企業が使うことを拒否できないことを確認。
 声明の指摘しているように「学問の自由と自主性の関係が問題がある」制度であることが浮き彫りになりました。こうした制度の押し付けはやめ、学術会議の任命拒否の撤回を強く求めました。
 朝7:40から、日弁連、弁護士政治連盟と党議員団の朝食懇談会に参加。日弁連・荒中会長、弁政連・村越理事長をはじめ役員の皆さんが出席され、新型コロナ感染対策や外国人の相談への関与について説明を受けたあと意見交換しました。
 その後、外交防衛委員会で質問。午後は、紙智子参院議員団長と共に山東昭子議長と面談し、参院改革協議会の設置について提案を受けました。その後、明日の日米経済連携協定に対する本会議質問を仕上げて通告しました。
IMG_3674.JPG 今日は日米地位協定抜本改定で二つの会合に参加しました。午前中は安保破棄実行委員会の署名うけとり。午後は、総がかり行動のオンラインシンポジウムでのあいさつ。
 夕方には、明日の外交防衛委員会の質問通告。学術会議任命拒否問題と防衛研究の問題を取り上げます。
 衆参予算委で集中審議がおこなわれました。日本共産党から宮本徹衆院議員、田村智子参院議員が質問にたち、桜を見る会、コロナ対策、学術会議問題で総理をただしました。
 IMG_3685.JPG桜を見る会の問題では、安倍前総理の虚偽答弁が明らかになり、菅総理も官房長官時代に安倍総理の答弁を追認する答弁をしていたにもかかわらず、「捜査中のことなので答弁は差し引かる」などと繰り返し。
 
 問題は、国会で繰り返し虚偽答弁が行われてきたことであり、これは捜査とは別の問題。与野党全体が問われています。さらに徹底追及が必要です。
 
 11.24野党国対.jpg安倍前総理の公設秘書らが桜を見る会前夜祭の問題で東京地検から事情聴取を受けた問題で急遽、参院野党国対委員長会談が開かれました。報道は、参加者の会費以外に事務所から追加してホテル側に支払った額は800万円以上で、ホテルが発効した領収書は安倍事務所にも渡され、検察も入手しているとしています。
 
 野党国対では、立憲民主党の難波国対委員長が自民党に対し、安倍首相の予算委への参考人招致、領収書の提出をホテルに求めることなどを求めたことの報告があり協議。報道が事実であれば、安倍前総理答弁は虚偽ということになり重大だということで認識が一致。与党側に責任ある対応をもとめていきます。
 明後日の外交防衛委員会、その翌日の本会議での質問の準備が中心の一日でした。
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