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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

妙満寺.jpg 自宅を出て、午前中は左京区の妙満寺をお借りして国政報告会。武山彩子比例予定候補、ちさか拓晃2区予定候補、樋口ひであき市議らと共に訴えました。光永あつひこ府議もご一緒。
 手で掲げているのはコロナ禍の下で消費税(付加価値税)の減税をしている37の国の国旗を印刷したもの。実は先日の小池書記局長質問用に準備したものですが、時間が無くなり未使用に。もったいないので演説の時に紹介しています。
IMG_1646.JPG 途中でぬけて神奈川県相模原市へ。小田急相模大野駅前で沼上とくみつ比例予定候補と共に街頭演説会。市民連合14区の渡邉さんも「市民と野党の共闘で自民現職に勝とう」と力強く呼びかけてくださいました。
 私は演説の冒頭で、朝からニュースになっている、東京地検特捜部が桜を見る会の問題で、安倍前総理の公設秘書らを任意聴取したという問題についお話し。「特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填ほてんしていた可能性があるとみて」いるとの報道で、そうなれば安倍総理の答弁は虚偽となり、国会での真相解明が必要と強調しました。
 IMG_1655.JPG宿舎に帰ってNHKの7時ニュースを見ていると、桜を見る会前夜祭で、安倍前首相側から少なくとも800万円以上を負担したことがホテル側作成の領収書に記載と報道。「安倍事務所からの支払いはない」とした安倍前総理の答弁が虚偽だったこといよいよはっきりしましたた。国会招致し真相解明することは国会の責務です。
IMG_1578.JPG 明日付けのしんぶん赤旗日曜版に、日本学術会議任命拒否を批判する「声明」を出したイタリア学会の藤谷道夫会長へのインタビューが掲載されています。学会として初めての社会的声明であり、それだけ会員に強い危機感があると述べておられます。
 学問は国会に従属する"しもべ"ではないし、公務員は政権の"しもべ"ではないとし、「全体の奉仕者」として国民全体のために働き、政権が間違ったことをすればそれを質すのがむしろ公務員の義務・責務ですと強調されています。
 格調高く説得力に富んだ素晴らしいお話し。経歴を見ると私と同じ1958年生まれの広島出身です。へえ~と思ってネットで調べると県北の庄原市生まれで庄原格致高校を卒業され、同校で講演もされていました。
 庄原市は私の実家のある三次市の隣。「出家とその弟子」「愛と認識との出発」の著者である倉田百三の出身地でもあります。なんか、嬉しいなあ。

  11.6小池.jpg朝から参院予算委二日目。16時からの小池質問を応援傍聴。総理は当初、学術会議の任命拒否問題で「事前の調整ができなかったから」という昨日の自分の答弁の重大さに自覚がない様子。

 推薦前に事前調整して名簿を変更させることは任命拒否とはレベルが違う問題で介入だとの指摘に、重大性に気づき答弁不能に。秘書官のメモに頼る姿に、委員会室に「まずは自助で答弁を」の声が飛び交いました。 

 201106原水協新宿署名宣伝IMG_2649.jpg新宿西口での「6.9行動」に笠井亮議員と被爆二世コンビで参加。原水協や被爆者団体協議会の皆さんと共にヒバクシャ国際署名と核兵器禁止条約参加を求める署名活動。マイクを持ち「ヒバクシャの訴えと、皆さんの署名の一筆一筆が世界を動かし、核兵器を違法なものとする条約を作りました。さらに声を集めて、唯一の戦争被爆国として条約に参加する日本にしましょう」と訴えました。
 胸に笠井さんは赤、私は白の被団協の折り鶴バッチ。

 11.4 志位.jpg衆院予算委基本的質疑二日目。午後から志位委員長が質問に立ち、学術会議任命拒否問題の一点に絞って菅総理を厳しくただしました。朝から、立憲民主党の枝野代表や今井議員、辻本議員らのこの問題での質問が続き、最後に志位さんが質問。菅総理はまともに答えられず、ひたすら、すり替えと逃げの一手でした。

 志位さんは、なぜ、六人の任命を拒否したのか理由を問うことからはいり、理由を明らかにしないままの任命拒否は学術会議の独立性を破壊し、日本学術会議法違反だと追及。さらに憲法が保障した学問の自由の侵害であることを科学者が軍事研究に動員総動員された反省に立って作られた日本学術会議の設立の経緯も示してただし「強権をもって異論を排斥する政治に決して未来はない」と締めくくりました。

 まともに答弁できず、たびたび、後ろから秘書官にメモを示され、かみ合わないを紙を読み上げる姿が繰り返されました。自民党席からもヤジも飛ばせない、理詰めの追及でした。

 アメリカ大統領選の開票も気になり、予算委中継を見ながら時々開票速報を覗くという一日。大刀りょせんは最後まで激戦です。

 

 IMG_3602.JPG昨日、投開票された住民投票で、大阪市廃止の住民投票は反対多数で再び否決されました。市民の良識の勝利です。今朝の各紙は一面で大きく報道。しんぶん赤旗も東京、大阪では一面で掲載され、若者たちのはじけるような笑顔が躍っています。

 深夜の記者会見で山中智子日本共産党大阪市議団長が、「これでノーサイド(終了)にして、制度いじりではなく、当たり前の自治体に戻しながら、政令市を残してよかったと思っていただけるよう市民と一緒に市政をすすめていきたい」と涙ぐみながら語られたのが感動的でした。

 朝は国対会議。午後に、日英EPAについて穀田、笠井両議院とともに政府レクを受けました。夕方の議員団会議では、大阪をエリアとする山下、清水、大門各議員や、沖縄出身者の多い大正区に入った赤嶺議員からそれぞれ大阪市廃止を否決に追い込んだ取り組みんについて報告がありました。公明党が態度を変え、当初は賛成の世論が大きく上回る中、情報提供型の取り組みん徹し、市民的共同を広げる中で大きな変化を作り出したことが生き生きと語られました。

 今日から衆院予算委。午前中の自民党の質疑では学術会議問題で任命拒否には触れずに、会議の在り方にすり替えるひどい質問。午後から立憲民主党の質疑となり、具体的に質しましたが、総理はまともに答えることができませんでした。明日は立憲の枝野氏の質疑から始まり、午後には志位委員長が質問に立ちます。

 

20.10小池.jpg参院本会議代表質問二日目。日本共産党から小池書記局長が登壇しました。学術会議任命拒否問題の質問に、菅総理が「旧七帝大出身者が多い」と驚きの答弁がとびだしました。
 拒否された6人のうち3人は私大の教授であり、答弁した瞬間に破たんする支離滅裂ぶり。本会議場は「じゃあなぜ私学の三人を拒否したんだ」と騒然となりました。苦し紛れに新しい説明をすると、それがいっそう矛盾を広げる悪循環。間違いを認めて、推薦通り任命するしかありません。
 怒りを感じたのは、辺野古新基地建設問題について、沖縄戦犠牲者の遺骨が残る場所の土砂を埋め立てに使う問題。 小池さんが、「沖縄戦で犠牲になった方々の遺骨をガンズリと一緒に軍事基地の埋立に使うなど戦没者への冒涜だ」と遺骨収集ボランティア具志堅隆松代表の言葉を引用し厳しく批判すると自民党席も静まり返りましたが、総理はまともに答えませんでした。
 怒、怒、怒です。

 午前中は参院本会議での代表質問、午後は衆院本会議で代表質問2日目で日本共産党の志位委員長が登壇しました。

 志位委員長は質問時間半分以上を使って日本学術会議の任命拒否問題で追及しました法律違反であり、憲法で保障された学問の自由の侵害であることを様々な角度から具体的に質しましたが、菅総理はまともに答えることができず、同じ答弁の繰り返し。明日は参院で小池書記局長が質問にたちます。

 参院の代表質問は立憲民主党と自民党。自民党の質問者がわざわざ「総理の内政、外交に渡る国家ビジョンと哲学を改めてご自身の言葉でもう少し国民に詳しく発信を」と求めたのに、総理は「自助、共助、公助、そして絆」という言葉の繰り返しと答弁原稿の棒読みだけ。語るべきビジョンと哲学も自らの言葉も持たないことが露呈しました。

 広島国泰寺高校の先輩の被爆者の兒玉光雄さんが亡くなりました。旧制広島一中の校舎で被爆したただ一人の生存者でした。数年前の同窓会でお会いし、核廃絶の思いを聞かせていただきました。まるで核兵器禁止条約の発効を確かめるようにして亡くなりました。
 全国で展示されている広島基町高校の生徒による原爆絵画の中には、兒玉さんの証言によるものが数点あります。この絵が核廃絶の遺志を受け継ぐことでしょう。私も後輩として受け継ぎます。合掌。

 

10.26総がかり2.jpg やっと開かれた菅新総理の下での最初の臨時国会。午後からの参院本会議で所信表明演説が行われました。就任後、40日も待たせたのに、あれこれ課題を挙げるが理念はスカスカでした。
 掲げた課題も、「ポストコロナの新しい社会」をいうが、デジタル化だけで、脆弱な医療・保健の拡充はなし。「教育は国の礎」とするが、オンライン教育の拡大だけで少人数学級はなし。農産物の輸出拡大は言うが、食料自給率向上はなし。
 
しかも学術会議問題も核兵器禁止条約にも一言も触れず。最後は、「自助、共助、公助」「自分でできることはまず自分で」で締め。駄目だこりゃというのが感想です。
 
 20.10.26総がかり.jpg今日は午前中は本会議第一ラウンドと委員長選任の二つの特別委員会に出席。11時から議員団総会で志位委員長が挨拶し、12時から総がかり行動による議員会館前行動には立憲、沖縄、社民の議員と共に参加し、田村副委員長が挨拶。
 
志位さんも田村さんも挨拶の最初は、核兵器禁止条約が1/22に発効することになったことから切り出し、拍手が起きました。日本政府に批准を強く迫っていきます。
 
13時から開会式、15時から本会議第二ラウンドで所信表明演説。途中、様々、来客がありました。開会日はいつもあわただしい。さあ、臨時国会、がんばろう。
 櫻井よし子.jpg今朝の「読売」「日経」「産経」に掲載された国家基本問題研究所(櫻井よし子理事長意見広告。「戦後レジュームの『遺物』は、即刻廃止すべき」、「憲法も学術会議も国家・国民の足枷と化した」としています。
 なるほど、学術会議への攻撃は憲法への攻撃と同一だということがよくわかります。戦争中に学問の自由が奪われ、科学者が先頭に動員された痛苦の経験から、憲法に学問の自由を定め、政府から独立した日本学術会議が作られました。この戦後民主主義を根こそぎ覆そうとする狙いをもって学術会議を攻撃しているのです。菅総理の任命拒否はこれと軌を一にしています。許すわけにいかない。
 朝の国対会議の後、医務室でインフルエンザワクチンを接種。午後には、厚労省から戦争中の部隊名簿など公文書の取り扱いについて、防衛省から日米共同統合演習(キーン・ソード)と参加する米軍人のコロナ感染対策についてそれぞれレクを受けました。
 明日の阿賀野市議選最終日の応援のために、新潟市に向かっています。

 20.10.22ヒアリング.JPG学術会議問題で午後から第8回ヒアリング。出席された大西元会長は、「推薦通り任命する義務はない」などとした18年の事務局文書の問題点を指摘し、事務局が会長らに相談せずに独自に作成するのはあり得ないことだと述べられました。

 ところが事務局からは今日もこの文書の作成経緯について「確認中」とするばかりで資料提出がありません。さらに追及します。

  ICAN川崎哲さんが昨日記者会見を開き、核兵器禁止条約の批准国が23日にも発効に必要な50か国を超える可能性があると述べられました。さあ、いよいよです。

 一方、今朝のニュースで米国が、複数の条約批准国に、批准を取り下げるよう求める書簡を送っていたことが分かりました。書簡では「核禁止条約を批准する国家主権は尊重するが、それは戦略的な誤りであり、批准を取り下げるべきだと考える」と強調しているとのこと。

 許せないことですが、それだけ彼らがこの条約を恐れている証拠。あらゆる妨害はねのけ発効させましょう。

 

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