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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 参考人・井原2.jpg経済秘密保護法案の参考人質疑でした。参考人の井原聰東北大名誉教授は、四月の日米首脳会談も示し「軍事研究に日本を取り込もうとしているのは明らかだ」と指摘。政府の有識者会議の報告では、軍需産業に参入を希望する企業からセキュリティークリアランス(SC)を求める声が上がっていることを紹介されました。
 それを受け、経団連の原参考人に「SCが必要な国際的な共同研究・開発とは軍需産業への参入を想定しているのか」と聞くと、「ご指摘の点も含まれる」と認めました。いよいよ法案の本質は明らかです。終了後の会館前の行動で報告し、廃案を呼びかけました。その後、参院の野党国対委員長会談。今後の本会議開催などの国会運営について協議しました。
 朝参考人・井原.jpgの内閣委員会理事会で明後日の9日の審議日程について提案があり、対政府質疑4時間半の後に岸田総理に対する質疑を各会派10分ずつ行うことを確認しました。自民党からは、それで審議を衆列し採択したいと考えているが、審議日程については筆頭間協議を続けたいとの発言がありました。
 午後は明後日の質問準備等。夜は能登半島地震対策本部の会議と議員団会議。5日の能登被災地入りについて小池書記局長と私が報告し、この間、各委員会で行ってきた質問を交流。笠井さんからはなりわい補助金の改善を求めてきたが、一定の改善があったことが報告されました。
 24憲法集会.jpg京都市の円山音楽堂での憲法集会に参加し挨拶。「裏金で汚れた手で憲法を触るな」「憲法を守り、平和とくらしに生かそう」と訴えました。
集会では、石川康宏さん(神戸女学院大学名誉教授)が、「明日、隣の人に話したくなる平和の話」と題して講演。文化企画や市民スピーチもあり、終了後は憲法ウオーク。観光客や市民でにぎわう街でアピールしました。
 夕食は妻と娘とともに南禅寺の近くで。明後日5日は66歳の誕生日ですが、能登半島地震の被災地入りで京都にいないので、早めに妻と娘に祝ってもらいました。

 今日投開票の衆院の三つの補選で野党候補が完勝し、自民党の裏金政治に明確な審判が下りました。東京15区では市民と野党の共同候補の酒井なつみ氏(37)が勝利し、島根1区では亀井亜紀子氏(58)、長崎3区では山田勝彦氏(44)の両立憲民主党公認候補を日本共産党が自主支援し、勝利しました。

 自民党の金権腐敗に対する無反省への厳しい審判とともに、日米首脳会談で日米軍事同盟の歴史的変質を誓約し大軍拡路線へ暴走する岸田政権への厳しい審判となりました。同時に補完勢力である日本維新の会への厳しい審判となったことも重要です。

 IMG_2409.JPG同性カップルの権利保障を求めて内閣委員会で質問しました。最高裁は3/26に、犯罪被害者遺族給付金の支給対象となる「事実婚」に同性カップルも含まれるとの判断を示しました。
 松村国家公安委員長に対応を質すと、都道府県警に対し、「判決内容を周知し、被害者と同性であったことのみを理由に不支給最低とすることのないよう通知した」と明らかにしました。
 同性カップルと異性カップルを同様に見る社会的意識の前向きの変化が今回の判決となりました。 法律婚と事実婚を同等に扱う制度は労災遺族補償や育児・介護休業など多数ありますが、これまで同性カップルは対象外でした。判決を踏まえ、加藤鮎子共生社会担当大臣に対し、他の制度でも同性カップルを同等に取り扱うよう見直しを要求。
 加藤大臣は「本判決の趣旨を踏まえ、各府省庁において各制度の趣旨・目的に照らして精査されるもの。誰一人取り残さない社会の実現にむけ、関係省庁と連携し取り組んでいく」と答えました。
 
 質問ではさらに、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が一日から施行され、一層役割が重要となっている女性相談支援員の処遇改善と配置自治体の拡充を求めました。
 9時から開かれた参院与野党国対委員長会談で、裏金事件めぐり参議院でも特別委員会設置で合意。 私は、企業団体献金を禁止すること、前提としての事実の徹底解明のために政倫審でのさらなる審査とともに、特別委でも関係議員を招致して質疑を行うべきだと強調しました。
 
 質問後、事務所の打ち合わせなど。夕方には「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」の総会に出席。法務省と日弁連からヒアリングを行い議論しました。さ
 

 朝8:15から小池書記局長も参加して国会対策委員会。予算成立後の後半国会の情勢や課題、対応等について議論しました。裏金問題の徹底解明、総理訪米と大軍拡、一連の重要法案の論戦と運動の強化方向、自民党政治を終わりにする国民的運動の強化と連携などなど。

 明日の内閣委員会の質問を仕上げて。昼過ぎに文書で通告しました。

 24.3.28 締め総.jpg朝から開かれた予算委員会締めくくり総括質疑で質問に立ちました。午後からの本会議で討論・採決が行われ、与党等の賛成多数で予算案が可決・成立しました。

 朝の予算委の理事懇で、与党理事から「2月の自民党の調査の中で、22年3月にも安倍派幹部の会合があった可能性が浮かび上がり、再聴取を行った」旨の発言がありました。野党側は、これまでそのような説明はなく、政倫審でも世耕氏が否定したとして議論になり開会が大幅に遅れました。始まった審議の中での総理の答弁と朝の自民党の発言との食い違いが明らかになり、審議はストップ。

 結局、「再調査の中」ではなく「再調査以降」であり、不正確な発言だったと自民党理事が認めましたが、真相徹底解明に責任を果たさない自民党の姿勢がにじみ出たことになりました。私も、その点を指摘し、改めて森氏や安倍派幹部の証人喚問を求めるとともに、「子育て給付金」が低所得者ほど負担が重く、軍事費を優先するものだとして撤回を求めました。

 予算委が遅れたことにより、本会議も大幅に遅れて開会。山添議員が反対討論に立ちました。18時から急逝された山村糸子党静岡県委員長のお通夜がありましたが、参列できませんでした。20日に御前崎市議選の応援に行ったとき、「昨夜急逝された。直前までお元気で地区委員会にも激励の電話があった」とお聞きし、本当に驚きました。心より哀悼の意を捧げます。

 

 予算委集中質疑で山下よしき副委員長の質問を応援傍聴。裏金問題の幕引きを図る岸田総理に「キーパーソン中のキーパーソン」として森元総理の聴取と証人喚問を求めました。

24.3.27経済安保.jpg その後、経済秘密保護法案(重要経済安保情報保護法案)に反対する/日弁連主催の院内集会に参加。講師は京大の高山佳奈子教授と立命大の松宮孝明教授の京都のお2人。高山教授は「研究機関を防衛産業の道具にしようとするもの」だと指摘。日本学術会議の任命拒否の当事者の一人でもある立命館大学の松宮孝明教授は、適性評価のための調査が首相名で行われることに触れ「学術会議法を守らなかったのが当時の内閣総理大臣だ。法を守らない政権に本法を与えてはならない」と訴えました。私も一言挨拶しました。

 明日、予算案の締めくくり総括質疑を行うことが決まり、その質問準備の仕上げと通告。その後、超党派の人間の安全保障を考える勉強会に参加し、空からの映像を使ったガザの深刻な被害状況について報告を受けました。まさに、ジェノサイドです。

 続いて、「超党派・災害時医療等船舶利活用推進議員連盟」の総会に参加しました。

 24.3.26 仁比.jpg予算委員会の山添、仁比両議院の質問を応援傍聴。山添さんは東京外環道の工事関係者による住民監視問題、仁比さんは能登半島地震での外国人技能実習生問題で質問しました。自民党は午前中、立憲に対して明日午前の集中審議の後、午後に締めくくり総括質疑と採決を行い、本会議採決まで行いたいとの提案をしましたが、昨日の四党の国対会談での確認通りに立憲は拒否。結局、明日の採決はなくなりました。

 締めくくり総括質疑には私が立つことになっており、今日はその準備が中心でした。昨日の二階氏の引退会見や今日、明日で岸田総理が安倍派の幹部から事情聴取することを表明するなど、国民の怒りの世論の中で、日々、情勢が動いています。

 午前中は先週金曜日の政府の能登半島地震復旧・復興支援本部で決められた液状化被害と医療・高齢者施設への支援強化について政府から聞き取り。自治体が宅地や隣接する道路などを一体として液状化対策をする場合の国の補助率を4分の1から2分の1に引き上げます。

 被災者が液状化で傾斜した住宅の修復を行う費用は、最大120万円補助するこれまでの住宅耐震支援の制度を活用できることを明確にしました。面的な液状化対策は地域での合意に一定の時間がかかることもあり、傾いた住宅のジャッキアップなどの対策を個別に進められる支援策を予算委で求め来ました。それに沿うものではありますが、120万円をおおきくうわまわるケースも聞いており、さらに拡充が必要です。

 39108.jpg午後には韓国の元徴用工訴訟の原告・遺族、弁護団の皆さんと小池書記局長とともに懇談。16時過ぎから予算委集中質疑の紙智子議員の質問を応援傍聴。その後、参院の四党の国対委員長会談。予算委最終盤の対応や政倫審について協議しました。続いて議員団会議でした。

 

 24.3.21四党国対.JPG参院の日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の四党の国対委員長会談。裏金問題での政倫審で自民党の世耕、橋本、西田三議員が事実解明に背を向け責任逃れに終始したとして、三人に安倍派事務局長の松本氏を加えた四人の証人喚問を求めることで一致。
また、キックバックを受けていた他の29人についても政倫審への出席が必要であり、特に自民党の調査で収支報告書に未記載と認識していたと答えた11人について出席を求めることでも一致。
 代表して立憲から自民に申し入れました。
 四党国対で私は、政倫審後に自民党の筆頭幹事からも「疑惑が深まった」の声が上がっていることを示し、偽証が許されない商人喚問の必要性を強調。四氏に加え、裏金作りが始まった頃の清和会会長の森元総理の喚問も求めました。
 
 自民党は四月初めにも党としての処分をして幕引きを狙っていますが、事実解明こそ必要であり、国会の責務です。
 午前中はオンラインで「非核の政府を求める会」の事務局会議。6月に開かれるの総会の議案の骨子など議論しました。
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