参院予算委での補正予算総括審議二日目。今日は日本共産党から田村智子、山添拓両議員が質問に立ち「桜を見る会」の問題を中心にただしたのを応援傍聴しました。
田村さんはコロナウィルス対策に万全を期すよう求めた後、マルチ商法の山口隆祥氏を招待し被害広げた責任についてただし、調査を求めましたが、安倍総理は他人事のような答弁ばかりで、被害者に対するお詫びの言葉もなし。
さらに自民党の総裁選挙が行われた2018年の「会」とセットで自民党の都道府県議会議員研修会が開かれ、総裁選挙の地方票対策に使われ「私物化」されたことを指摘。通常なら議長でも半分しか招待されないのに、大量の自民党議員が「会」に招待されるなど、様々な報道や赤旗の取材で明らかになった事実を示しながら追及。安倍総理はひたすら逃げ回りました。
続いて山添議員。テレビ質問は初めてですが、堂々たる質問ぶりです。総理が「会」の招待者について「個人情報」を盾に調査や公表を拒否していることについて、参院自民党が出した文書で、議員から招待者を募るにあたり、「名簿全体を公開されることもあります」と記していることを示し、公開拒否はやめるよう迫りました。
内閣府の役人が、総理の事務所等にも招待者名簿が「開示請求の対象とされる」旨伝えた答弁すると、総理が「そんなことはない」と色をなして否定。委員会室は一時騒然としましたが、内閣府は改めて総理の事務所に伝えた旨答弁。「個人情報だから」招待者個人については明らかにできないとしてきたこれまでの総理答弁が崩れました。
二人とも素晴らしい質問で、他党からもお褒めの言葉をいただきました。
今日は広島県の三次市議会の皆さんが特別交付税の増額要望で来られ、実家が三次市の私の部屋にも市議会清遊友会の宍戸稔議員が来訪され、懇談しました。ありがとうございます。
午後には全国都道府県議会議長会の代表の皆さんが参院選挙制度の合区解消について、同議長会の昨年10月の決議に基づき要請に来られ懇談しました。
19:10から補正予算案の議決などの本会議。開会前には紙智子さんが議員団長になって初めての団会議。本会議では岩渕友議員が補正予算案の反対討論にたちました。
衆院予算委員会二日目。午後から日本共産党の宮本徹議員が一時間にわたり「桜を見る会」問題で追及しました。
功労者を招待するはずの「会」の招待者数が、安倍総理が地元後援会員を功労と関係なく募集し、大幅に増えたことについて、安倍総理は「長年の慣行」と言い訳。
そこで、安倍総理の前に総理だった麻生財務相に「あなたの時も地元後援会員に参加を募ったことがあるのか」とただすと、麻生氏はいやそうに「ありません」と答弁。
そこで、宮本議員が、やはり安倍総理になってから地元後援会員を募集するようになったのではないかとただすと、総理は「広く募ったという認識はあるが、募集したという認識はない」との驚きの答弁。
宮本議員が「48年間日本語を使ってきたが、募集と募るは同じ漢字で、同じ意味だ」とのべると、議場は笑いが起き、安倍総理はしどろもどろに。ここまで破たんしても私物化は認めず反省もなし。そのひどさが浮き彫りになりました。
しめくくり総括では藤野議員が米軍駐留経費の増額問題で質問。その後、市長選挙の応援に京都へ帰りました。
西京区の桂小学校での福山和人候補の個人演説会は体育館いっぱいの参加者で途中から椅子を継ぎ足すほど。今日の予算委の論戦も紹介しながら、自分と自分の友達のことばかりの安倍政権と安倍さんいいなりの現職市長では市民の願いが生きるはずがないと強調。
市民のために涙を流す心、それを解決する政策、市民のためのやる気がそろった福山さんを市長に。政策を広げ抜いて、追いつき、追い越せと訴えました。
終了後、再び東京へ。明日から参院予算委の補正予算審議です。
午前中は参議院、午後は衆議院で代表質問。衆院では志位委員長が質問に立ちました。安倍総理は「桜」「カジノ」問題や河井夫妻の買収疑惑などについて、まともな答弁をせず、
午後から、『週刊文春』の「公選法違反 河井夫妻『買収』原資は安倍マネー1億5千万円だった」との報道をうけ急遽、野党合同ヒアリング。
報道では、1億5千万円もの資金が夫妻が代表を務める自民党の2つの支部に党本部から参院選直前の3か月の間に振り込まれています。河井克行氏は「金がなくなったらいつでも党本部に頼む」と述べていたとの証言も。「買収」の原資が党本部の資金だった疑いが。
しかも、安倍総理の地元の事務所から少なくとも四人の秘書が度々広島入りし、企業・団体回りをしていたとも報道されています。安倍総理の責任は重大であり、党として調査し事実を国民の前に明らかにするべきです。
続いて、議員会館での「いのちを守れ!宮古島にミサイル基地はいらない! 1.23宗教者集会」に沖縄の風の伊波、高良議員と共に参加し挨拶しました。
中国を念頭に自衛隊増強が進められている南西諸島。宮古島は島全体がミサイル基地にされようとしています。弾薬庫から一番近い民家は200m以内。軍事攻撃の標的になり、逃げ場のない住民が危険にさらされることに。
弾薬庫には小銃弾を置くと説明していましたが、長距離多目的弾道弾や迫撃砲弾などを持ち込んでいたことが発覚。「ウソと住民だましの配備」は許されないと怒りの声が広がっています。
私は、「今、代表質問でも問題になっているのが、桜、カジノの見られる国民に対するウソとトランプ氏言いなりの戦争する国づくり。宮古のミサイル基地も同じ問題。力あわせがんばろう」と挨拶しました。
午後から開かれ参院本会議での決算審議。総理以下全大臣出席です。日本共産党から田村智子議員が質問に立ち、「桜を見る会」の問題で安倍総理を追及しました。
総理はひたすらすり替えとゴマカシの答弁に終始。やはり、一問一答で行う予算委員会の開会がどうしても必要です。
明日の外交防衛委員会の日米貿易協定での質問の準備。午前中にはセーフガードに関して、農水省からレクを受けました。本会議後には、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の総会。17時に質問通告。その後は、議員団会議。
「桜を見る会」をめぐる私物化疑惑は底なしの様相。昨日の参院消費者特別委では、大門議員が「ジャパンライフ」元会長への「総理枠」と思われる招待状が、「最後の荒稼ぎ」を助けることになり、多くの被害者をうんだことを指摘。マスコミも注目しています。
今朝の京都新聞一面は、民党総裁選五か月前の昨年四月に開かれた「桜を見る会」で、自民党の全京都府議、滋賀県議に招待状を送っていたと報道。例年、府県連の関係者は幹事長らごく一部限られ、役職を持たない地方議員の招待は異例。総裁選での地方票獲得をにらみ囲い込もうとしたとの指摘もあるとしています。
今日は、週明けの論戦や日米共同演習での集会挨拶の準備や打ち合わせなど。
日米貿易協定の審議で昨日午前中は農水、経産両委員会と連合審査。午後は外防委で参考人質疑でした。連合審査では紙議員が質問に立ち、除草剤グリホサートの問題を取り上げました。学校給食のパンからも検出されていることを告発しても、「健康に問題はない」という政府。
火曜日の外交防衛委員会でも私がグリホサートを取り上げたこともあり、委員会後、与野党の数人の外交防衛委員会の委員から、「あの農薬の問題は大事だね」など声がかかりました。グリホサートとという名前を初めて聞いた議員も少なくなく、さらに大きな世論にすることが必要です。同時に、こんな国会の認識状況のままで日米交渉などありえないとも痛感しました。
午後の参考人質疑の野党の参考人は東大の鈴木宜弘教授とパルクの内田聖子さん。 質疑の中で次々明らかになる問題点について政府からまともな答弁がないままですが、午後の委員会前の理事会で与党から3日火曜日に質疑をして、終局としたい旨の提案。
「桜を見る会」に関して政府から回答がないなかで新たな審議日程は合意できないと反対しましたが、審議終了後に再開された理事会で委員長が3日の審議と質疑終局を仕切りました。許されません。
終了後、議員会館前で寒い中座り込みをされている農民連の皆さんに国会報告をし激励。一緒にシュプレヒコールを唱和しました。
昨日から野党が求めている「桜を見る会」の招待状の分類番号「60」が総理推薦枠であることの確認について朝の行政監視委員会の理事懇で、政府はゼロ回答。
これを受け、午後から衆参野党国対委員長会談、野党書記局長、幹事長会談を連続して開き、政府が確認しないならば審議はできないことなどを確認しました。
与党は野党の理事が欠席したまま議運理事会で明日の参院法会議立てを決めました。国会最終盤の緊張がますます高まっています。
外交防衛委員会で、日米貿易協定についての2回目の質問に立ちました。今日は、今後の再交渉の焦点である「食の安全」の問題です。
トランプ米大統領は六月「バイオ農産物規制の枠組みの現代化」という大統領令を公布。米通商代表部に対し、「不公正な貿易障壁を除去し、バイオ農産物の市場を拡大するための国際的な戦略を策定する」よう指示しています。
要するに食の安全のための基準緩和を求めるもの。日本は今後その標的になります。しかも、すでに米国の要求を先取りするように基準緩和が進んでいます。
私がとりあげた一つは、国際ガン研究機関から発がん性が指摘されている除草剤グリホサート。日本では残留許容値が17年に大幅に緩和されています。
世界各国でも規制が強化されているのに逆行していると指摘すると、政府は問題ないという答弁。しかし、質問が終わってネットを見ていると、メキシコ政府が今日、農業用グリホサートの輸入を禁止したというニュースが流れてきました! 農薬メーカーの利益を優先する日米政府の姿勢の世界からの逆流ぶりは際立っています。
もう一つ取り上げたのが、トランプ政権が推進するゲノム編集食品。政府は9月、農産物へゲノム技術利用の表示を義務付けないことを決めました。
これに関して厚労省は、ゲノム編集食品について「健康への悪影響が発生する可能性」を認めつつ、あれこれの理由を挙げて「問題になる可能性を非常に低い」と答弁しました。
しかし、消費者に健康を守るための食品を選ぶ権利があります。表示がされなければ、選択することが困難になり消費者が知らないうちに口にする恐れがあります。許されません。
すでにこんな事態が進んでいるもとで、米大統領令の下で交渉がすすめば、食の安全がさらにないがしろにされると外相に中止を迫りました。
参院規則に基づき、委員三分の一以上で予算委員会の開催を野党が要求し、今日が回答期限でした。16時からの予算委理事懇には山添議員が出席し、与党からは、総理が出席しない一般質疑でとの回答が示されました。しかし、「桜を見る会」に関する予算委での総理答弁が虚偽ではないかと問題になり、その後明らかになった問題も総理にしか答えられません。
野党は、総理出席の集中審議を強く求め、引き続く協議となっています。
今日は鈴木節子県議をはじめ静岡県の地方議員の皆さんが政府要請にこられ、本村衆院議員、島津前衆院議員と共に同席。
10時からの厚労省に対する地域医療計画構想についての要請では、厚労省の病院名公表が不安や風評被害を広げていことが鈴木県議や医療関係者から具体的に示され、公表の撤回とともに、機械的・一律的な再編統廃合をしないよう求めました。
その後、明日の質問準備や国会対応の打ち合わせなどなど。山口県の上関原発反対を取り組む市民団体の皆さんから要請も受けました。
午後には「桜を見る会」の野党追及本部が発足し、事務局次長となった田村智子議員がその後の行政監視委員会で、招待者名簿について新しい事実もしめしながら政府を追及。総理枠の1000人がもっと多いのではないかという疑惑も示す資料も出され、まさに底なしです。
田村議員の質問を院内テレビで見た後、16:30に質問通告。明日は11:45頃から、日米貿易交渉とグリホサート、ゲノムなど食の安全について質問します。
参院本会議が開かれ、日米貿易協定について紙議員が質問。参院本会議では田村さんの予算委質問後、安倍総理が初めて国会で答弁する場となり、質問の前半は桜を見る会の問題。この問題で、衆院内閣委では宮本徹議員が質問しました。
紙さんの質問に総理は、首相は内閣官房からの推薦依頼を受け、安倍事務所が参加希望者を募集していたと説明。「私自身も事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」とのべ、「関与していない」とした予算委での田村議員への答弁が虚偽であったことを事実上認めました。
前夜祭について、安倍後援会が主催であることを認め、ホテルとの事前の打ち合わせは安倍事務所がおこなったとしつつ、その際、明細書などは示されなかったと答弁。「そんなはずはないだろう」と大きな声が上がり、ますます疑惑は深まりました。
宮本徹議員の質問に、菅官房長官は、桜を見る会の1万5400人の招待者のうち、自民党枠がなんと6000人、安倍総理枠が1000人であることを明らかにしました。経産省165人、厚労省168人などと比べて桁違い。安倍昭恵総理夫人の推薦も安倍事務所からの推薦の中に入っていたことも認めました。まさに税金の私物化です。
午後から全体の野党国対委員長連絡会議が開かれ、来週にも野党合同追及チームを本部に発展させてさらに追及することや衆院憲法審査会での国民投票法案の採決を許さないことなど確認しました。
明日の外防委での日米貿易協定の質問を準備し、16時に通告。京都から京建労の代表が、建設国保への国の補助金の満額確保などで要請を受けました。