午前中の外防委員会で質問。南スーダンPKOの日報が、無いとしていた陸自にあったことについて、防衛省の辰巳官房審議官は昨年1/27に事務次官と統幕長に報告したと答弁。
ところが統幕長は昨年3/16の会見で「報告は来ていません」と明言し、特別防衛監察結果にも統幕長への報告の記載はありません。
隠ぺいへの統幕長の関与の隠ぺいか。
昨年の特別監察の際、それを理由に国会答弁を拒否し、同時期に新たにイラク日報の隠ぺいが行われるなど、特別監察が隠れ蓑の役割をはたし、真相解明に至っていないことはいよいよ明らか。
国会としての南スーダン、イラク日報隠ぺい問題の真相解明が必要だ迫りました。
午後には長野県民医連から、社会保障学校に参加している看護師や職員の皆さん11人が来訪。職員の皆さんの一声アンケ―ト集をいただき、一人ひとりから医療・介護の現場の実情と要望をお聞きしました。しっかり受け止め、がんばります!
その後、安倍憲法改悪ノーの3000万署名の提出のために国会に訪れた愛知県の参院選予定候補の須山初美さんらから、本村衆院議員、武田参院議員とともに署名を受け取りました。
夜は、日弁連の今年度の会長、副会長、事務総長披露宴に出席。菊池裕太郎会長が挨拶され、15人の副会長、菰田優事務総長らが披露されました。最高裁長官、法務大臣、検事総長からの挨拶に続き、出席国会議員も壇上に上がり紹介されました。
阪本康文副会長(和歌山弁護士会)は大学で同じクラスでした。久しぶりの再会にミニ同窓会でした。
昨日のイラク日報問題での質問は今朝の「赤旗」や「京都」「読売」「毎日」「東京」などで報道されました。明日の外交防衛委員会でも引き続き追及します。
10時から開かれた本会議は採決三本のみで10分余りで散会。すぐに倫理選挙特別委員会が開かれ、昨年の総選挙の執行状況や取締り状況について報告を受けた後、福島県議選にかかる特例法の審議が行われました。
福島原発事故による避難指示区域等において、多数の住民が住民票を残したまま長期間避難することを余儀なくされ、国政調査人口と選挙人名簿の基礎となる住民基本台帳人口が大きく乖離した地域があります。
特に双葉郡では国調人口が九割減となっており、このままでは選挙区な定数を維持することができません。その対処のための特例法を求める福島県議会からの要請を受けての議員立法です。日本共産党は衆院で、選挙制度とし手の一貫性を貫く修正案を提出しましたが、残念ながら否決。原案に賛成しました。今日の質問でも、党の修正案の考え方を示して法案提出者を質しました。
終了後、衆院予算委員会の集中審議をテレビで見ながら、明日の外交防衛委員会の質問準備をし、17:30に通告。
予算では加計問題で、「総理案件」とする文書が報道され、愛媛県知事も職員の備忘録だとして認めているのに、総理はまともに答えようとしません。河村予算委員長の運営もひどい。さらに国民の怒りは広がることでしょう。
午前中は予算委集中審議、午後は締めくくり総括質疑。夜は本会議が開かれ、来年度予算が与党の多数により可決、成立。しかし、森友・公文書改ざん問題の幕引きは絶対許すわけにはいきません。
集中審議で小池書記局長が、締めくくり総括では辰巳議員が質問に立ちました。小池議員は、昨日の証人喚問の最後に佐川氏自身が真相は解明されなかったと述べたことも示し、証言の矛盾を突きながら、疑惑はますますふかまつたことを明らかにしました。
18:15分から本会議。予算案には仁比議員、所得税法案には大門議員が怒りの反対討論に立ちました。終了後、安倍総理、麻生財務相、菅官房長官が予算成立の挨拶に控え室に来られました。
明日は外交防衛委員会で質問。夕方に通告しました。
衆参の予算委で佐川前国税庁長官の証人喚問が行われました。与党の質問も佐川氏の証言も、真相解明どころか、真相の隠蔽に終始し、国民と国会を愚弄したものでした。
夜の会館前の総がかり行動の集会で、「ある人が数えたら、『訴追の恐れがあるので証言は差し控える』と49回も言った。訴追と関係ないことも証言拒否する一方で、総理夫妻や鑑定の関与や影響だけははっきり否定。さらに昭恵氏らの喚問の必要性浮き彫りになった」と挨拶。
13時から外交防衛委員会が開かれ、在外公館設置法案の趣旨説明を聴取。この法案の質問のためにNATO日本の軍事協力の状況などのレクをうけました。
9:00からNHK日曜討論。参院の九党代表で、森友公文書改ざん問題、南北・米朝首脳会談と北朝鮮問題、今後の国会審議などについて議論。
公文書改ざん問題の調査を第三者の調査にゆだねてはとの意見には「国政調査権が蹂躙されたのだから、国会が国政調査権を発動して真相解明するべき。予算委で昭恵夫人など関係者の証人喚問をさらに」と強調しました。
終了後、京都府知事選の応援へとんぼ返り。伏見区の街頭で福山和人知事候補、西山のぶひで府議補選候補と共に街頭演説会で訴えました。
京都弁で「普通のおっちゃん」として語る福山候補の訴えは聴衆の心をしっかりつかんでいます。私は、国会の論戦も紹介しながら相手の「国との太いパイプ」論を批判。
一方、相手が「国と地方は違う」ことを理由にして相乗りするのなら、国政では自民党や他の野党を支持される方も「国と地方は違う」と、遠慮なく今度は福山さんへと訴え。
ODA特別委で政府とJICAが援助しているインドネシアのインドラマユ石炭火電について質問。農業被害への懸念など住民合意がなく、反対運動への人権侵害などJICAの『環境社会配慮ガイドライン』に反していると指摘。環境許認可取消の判決後も貸付を行っていることを批判し、根本的見直しを求めました。
午後には田村智子副委員長と一緒に伊達参院議長と面談し、政府に対して今日、天皇の「代替わり」にともなう儀式に関する申し入れを行ったことを伝え、「代替わり」の進め方・儀式等についての全党会派による議論の場をつくるため尽力されるよう要請しました。
申し入れ全文https://www.jcp.or.jp/web_policy/2018/03/post-778.html
その後、明日の外交防衛委員会の予算委嘱質疑の準備。来週の証人喚問や論戦に係わる様々な動きや打ち合わせがあり、慌ただしい中での準備になりましたが、夕方には質問通告しました。横須賀を母港とする米イージス艦の多発する事故について質問します。
予算委で森友問題の集中審議。日本共産党からは小池晃、辰巳コータローの二人が質問に立ちました。小池議員の「改竄前の決裁文書に何故政治家でない安倍昭恵氏の名前が書かれているのか」という質問に、太田理財局長は 「総理夫人だから」と答弁。
委員会室は「あ、言うてもうた」という感じで一瞬静まった後、野党席から拍手。総理夫人がらみの特例案件だったことは明らかになりました。辰巳議員は格安売却の根拠となった3.8m以下にもゴミがあったという国交省の言い分のでたらめを具体的に暴きました。
佐川氏の証人喚問を今日議決するよう求めましたが、与党は応じず。明日、自公の幹部会談で判断するとの報道ですが、世論調査をみても佐川氏、昭恵夫人の喚問は国民の圧倒的多数の声。与党がこばめばさらに怒りが広がることになるでしょう。明日議決するよう、さらに強く求めます。
昼休みに外交防衛委員会の理事懇があり、明日、大臣所信に対する質疑を行うことを確認。夕方には質問通告をしました。夜は議員団の会議。
午前中の参院野党国対委員長会談で、民進党から自民党との協議状況について報告をうけました。
来週19日に予算委の集中審議を行うこと、審議を通じて佐川前国税庁長官の喚問を検討するとの自民党からの回答を受けて、対応を協議。質疑を通じて早期の喚問を実現させることで一致しました。
その後の議運理事会で、明日午前の本会議で同意人事の採決を行うこと、地方税法の質疑を行い、その際に先日、多数の野党欠席のまま行われた所得税法についての補充的質疑を行うことを決定。予算委の理事懇では、19日の集中質疑、明日午後の一般質疑を行うことを決めました。
改ざん問題では次々と新たな事実が浮かび上がっています。官邸が6日の時点で、財務相から公開された公文書と一部食い違う文書があることを国交省から報告を受け、総理にも伝わっていたことも明らかになりました。
夜のNHKニュースで自殺した近畿財務局の職員が、改ざんをさせられ、自分ひとりの責任にされようとしているという旨の遺書を残していたことも報道されました。佐川氏、安倍昭恵氏などの証人喚問を実現し、徹底した真相解明と責任追及が不可欠です。
午後には、インドネシアでの火力発電所建設へのODA、米朝対話についてそれぞれ外務省やJICAからレクを受けました。
与党は公文書改ざん問題で国会審議の土台が崩れている問題で、野党6党になんら事態の打開策を示さないまま、予算委員会の集中審議を強行。我が党は、民進、立憲、自由・社民と共に欠席しました。
一方、自公は朝、幹事長・国対委員長会談を開き、その後の会見で、自民党国対委員長が「我々は拒否していない。審議を通じて必要性が出てくれば協議」すると述べました。
この発言について、昼休みに国民大運動実行委員会の議員会館前行動で挨拶し、「審議しなくても喚問の必要性は明らか。直ちに喚問に応じよ! 」と強調。田村、倉林、山添議員と共に署名を受け取りました。
16:30には一昨日に続き、6野党書記局長・幹事長、国対委員長会談。二階自民党幹事長から福山立民幹事長に対する佐川前国税庁長官の国会招致を検討したいとの回答をうけての開催。
速やかに衆参で予算委員会集中審議を開くと共に、佐川氏の証人喚問を行うよう求めていくことで一致しました。6党結し束を強めてたたかいます!
午前中にはインドネシアでの火力発電所建設に対する日本のODA支援の問題点について、市民団体の皆さんからお話しを伺いました。
財務省の森友公文書改ざん事件について、昨日の野党幹事長・書記局長・国対委員長会談で、事態打開の責任はすべて政府・与党の責任にあるとして対応を求めたものの、今日の回答はありませんでした。きわめて重大です。
にもかかわらず与党は参院予算委の公聴会の開催を野党の延期要求にもかからず強行しました。行われた口述は、働き方改革での過労死家族の会の中原のり子代表や、沖縄問題での沖縄国際大学大学院の前泊博盛教授をはじめ重要なものでした。民進、立民などとともに欠席しましたが、民主主義の土台が危機にさらされる中で開かれたことは残念です。
終日、さまざまな意見交換をしながら、与党からの対応を待ちましたが、佐川元理財局長の証人喚問も拒否するような発言がされる一方、なんら責任ある回答がないまま。
与党は、明日の予算委での集中審議を決め、衆院でも職権で多くの常任委員会の審議を決めていますが、野党六党は結束してこのような審議の土台が崩されているもとで参加できないことを決めました。議員会館前の夜の集会にはたくさんの市民が集まり、怒りの声が上がりました。
さらに国会内外の戦いをひろげ、安倍内閣退陣に追い込もう!