与党による所得税法改正案審議の本会議強行から始まり、夜の佐川国税庁長官辞任まで激動の一日となった昨日。議員団では、「今日から日曜日まで街頭で訴えよう」と意思統一しました。
今日は東京を朝出て新潟市へ。14時から新潟市西区での集会参加予定だったので、新潟入りの時間を早め、急遽12:30から新潟駅前で国会報告街頭演説会を行いました。
渋谷県議、飯塚市議と共に訴えましたが、緊急の呼びかけにもかかわらずたくさん集まってくださいました。
その後、新潟市東区の「安倍9条改憲No! 3000万人署名スタート集会」で立憲民主党の西村ちなみ衆院議員、自由党の森ゆう子参院議員(秘書)らと共に挨拶。「昨日、国民の声と6野党の結束した追及が佐川氏辞任に追い込み、原発ゼロ法案も共同で提出しました。さらに共同を広げ、安倍改憲発議止めよう」と呼びかけ。
新潟から大阪伊丹まで空路で戻り、京都へ。朝には、大阪地検が国会の意向ならば押収資料を見せることは可能だとしているとのニュース。すると夕方には、財務省が文書のかいざんを認める意向とのニュース。
どんど追い詰めています。さらに激動が続きます。 徹底追及します!
森友関係文書の改ざん疑惑について、昨日の「毎日」夕刊を受け、「朝日」朝刊が先日に続きあらなた報道。疑惑は深まるばかりです。にもかかわらず、財務省提出の所得税法改正案審議の本会議を与党が強行しました。
国政調査権が蹂躙されいるもとでの開会は認められないと議運で抗議し、本会議を欠席。民進、希望の会(自由・社民)、立憲民主、沖縄の風の各党の国対委員長と共に抗議の記者会見を行い、野党共同の抗議声明も出しました。
その後、森友学園への公有地売却の担当者だった近畿財務局職員の自殺という痛ましいニュースも流れ、夕方には佐川国税庁長官が辞任。
その間、国対の控室に詰めながら断続的に様々な協議や連絡が続き、息つく暇もない一日になりました。政府・与党に国会審議の条件を整えさせなくてはなりませんが、昼過ぎに、自民・民進間で月曜日の予算委員会の開催は見送ると合意したとの連絡。
19:40から麻生財務相が会見佐川長官の辞任について述べ、改ざん問題について週明けに財務省として報告をすると述べました。昨日のようなふざけた報告ではなく、踏み込んだ報告でなくてはなりません。
激動の日でしたが、午前11時39分、国会史上初めて「原発廃止・エネルギー転換を実現するための改革基本法案」(原発ゼロ法案)を立憲・共産・自由・社民4党で衆議院に共同提出しました。
朝の予算委理事会に出された森友文書はこれまでと同じもので、説明も金曜から何も変わらない。国政調査権が蹂躙されるもとで質疑はできないと民進、立憲、希望の会(自由、社民)などと共に退席しました。
その後、参院野党国対、野党書記局長・幹事長・衆参国対委員長会談を連続して行い結束して対応を確認。15時からは六野党合同の院内集会を開催し、団結ガンバローを三唱しました。
「毎日」夕刊一面では、財務省が森友問題で国会に開示した文書とは別の決済文書に「本件の特殊性に鑑み」「学園に価格提示を行う」などの表現があることがわかったと報道。情報開示請求で入手したもので、「朝日」報道を裏付けることになるものです。
にもかかわらず自公与党は、明日、参院本会議で財務省提出の所得税法改正案の趣旨説明・質疑を行うことを決めました。国会開示文書の改ざんという国政調査権の蹂躙の事態を放置したまま審議をすすめることは議会としての自殺行為です。
今日の予算委はTV入り。11:30過ぎに質問に立つ予定とお知らせしましたが、TVに映ったのは私の名札だけ。私の質問時間は「から回し」されました。質問時間を返せ。
森友問題での開示文書が改ざんされていた疑惑について、財務省が「捜査中」を理由に国会に対してまともな報告をしないことで、今日の予算委員会は開催されませんでした。午前中の参院野党国対委員長会談など、各党との様々な協議が続きました。
午後に自民党と民進党が、近畿財務局が保管する決裁文書の写しを明朝の予算委員会理事会に提出することで、予算委の開催などを合意。これまでの野党の一致点と違う内容であり、我が党としては、同意できないものです。
これにより、明日、テレビ入りの集中審議が行われることになり、急遽、私が辰巳議員と一緒に質問にたつことに。11:32から15分間、韓国と北朝鮮の南北対話の問題で質問に立ちます。ただし、朝の理事会に出された文書が、これまでと同じもので、他の文書の有無についても説明が変わらなければ、予算委員会の開催ができない場合もあります。
森友問題での財務省文書のかいざん疑惑について朝の予算委理事会に出された財務省の回答は、ゼロ回答に等しいもの。このままでは審議する条件がない、与党が条件整備せよと野党が求める中、委員会は予定通り開会できず、断続的協議に。
参院野党国対委員長会談も二度にわたり開き協議。予算委は午後の理事会を委員長が散会宣言をし、開かれないことに。明日の委員会だてもおこなわれないことになりました。所得税法改正案の趣旨説明質疑が予定されていた、明日の本会議も開かれないことになりました。
参院野党国対でも、全体の国対でも、国政調査権により財務省に資料提出を求めるよう、与党に要求することで一致しました。
昼休みには外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信を聴取。
午後には、長野民医連の皆さんが来訪され、緊急に行った生活保護利用者の皆さんの生活保護削減問題での聞き取り調査のまとめに基づきお話を伺い、削減ストップへ力を合わせることをお約束しました。
今日は朝から予算委員会に出席しました。日本共産党の質問者は山下よしき、辰巳コータローの大阪コンビ。我が党の予算委割り当ては三人ですので、私は質問者の横でパネルを立てる役をしました。
山下さんは「みなし労働時間」と過労死の問題、辰巳さんは森友に関する財務省開示文書の改ざん問題で質問。いづれも鋭く安倍政権に切り込むものでした。
昼休みには外交防衛委員会の理事懇談会が開かれ、今後の日程等について議論しました。16:30にはは参院野党国対委員長会談が開かれ、森友文書に関する今後の対応について協議。参院予算委として与野党一致して求めた文書が改ざんされていたならば、院全体を愚弄するものであり、審議の土台を崩すものという認識で一致。
明朝の予算委理事懇で財務省にきちんとした調査報告をさせるよう与党に求めると共に、ゼロ回答のようなものならば、今後の国会運営について厳しい対応することも確認しました。
香港出身でイギリスのシェフィールド大学東アジア研究科の博士課程の馬嘉美さんから「小泉政権第二次安倍政権の国家安全保障政策」という題目でインタビューを受けました。与党議員にインタビューをし、野党議員として私に声がかかりました。
日本の取るべき外交政策や安保法制の評価とアメリカの圧力、安倍総理の果たした役割、九条改憲への対応など、多岐にわたる質問を受けました。
その後予算委員会の一般質疑を院内テレ日で視聴。藤野議員が質問に立ち、福井など大雪被害の現地の実態をあげて国の支援の強化を要求しました。
農業被害について、山梨などで大きな農業被害の出た2013年度豪雪の際に、豪雪地域にとどまらず「従来とは異なる雪害」へ「これまでの枠を越えた支援」を求め、衆参の災害対策特別委員会で全会一致であげられた付帯決議を示して支援を迫りました。
午後には、「学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」の要請に京都から学生や私大教職員組合の方が来訪。
学生からは、二時間かけての自宅通学だか、卒業時の奨学金の借金は300万円になり、就職も「借金を返せること」を優先に考えなくてはならないとのお話。学ぶ権利の保障は待ったなしです。
夕方には新宿駅西口での党中央委員会の3000万人署名行動に参加。宮本衆院議員、河野都議、沢田新宿区議らとともに訴えました。
あいにくの冷たい雨でしたが、立ち止まって訴えを聞いてくださる人、署名をしてくださる人が前回よりも増えたと感じました。ガンバロウ!
昨日、今日は参院予算委での補正予算質疑。夕方の本会議で与党と維新の多数で成立しました。
昨日は差し替えで予算委員会に入り、9時から17時まで第一委員会室に座ってました。この日の質問は民進と自民。昼休みには外交防衛委員会の理事懇がありました。
日本共産党の質問は今日。TV中継入りの総括質疑には、辰巳コータロー議員が森友問題での安倍昭恵氏関与で、倉林明子議員が生存権侵す国保滞納差し押さえ問題で、締めくくり総括では、田村智子議員が無期転換逃れの雇い止め問題で質問。その後の、本会議では山添拓議員が反対討論。いずれも素晴らしい!
新たに入手した音声データの内容を示して追及した辰巳さんの質問はマスコミも注目し、記者会見も控室が溢れるほどでした。
音声データは、籠池氏が国有地払い下げ問題で、財務本省に要請に行った翌日の発言で、「きのうわれわれが財務省から出たとたんに安倍夫人から電話がありまして、『どうなりました?頑張ってください』って言っていた」というもの。
国有地売却に昭恵夫人が関与していたことを明確に示すもの。やはり証人喚問に来てもらうしかありません。我が議員団は多士済々。
予算委の質問を応援傍聴しつつ、昼休みにはODA特別委員会の理事懇。本2/1会議終了後は外交防衛委員会。2/19~20に沖縄に委員派遣し、辺野古や普天間基地の視察をすることを決めました。
午前中は地元の「第六回吉田 ウィンター フレンドシップ コンサート」。地元の皆さんの手作りコンサートで、女性会の皆さんの踊りから、地域のオカリナサークル、京大の学生サークルや、職員のグループからセミプロの方まで次々登場。
学区の真ん中に京大がある地域ならではの取り組みで立ち見の出る盛況ぶりでした。
その後、京都広島県人会の100周年記念祝賀会。役員や先輩の皆さんにご挨拶し、残念ながら乾杯の前に中座し、名古屋へ。
愛知三区で、昨年の衆院選挙で立憲民主党の近藤昭一さんを市民の野党の候補として押し上げた市民団体の「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知三区の集い」に参加。
安倍改憲ノー3000万人署名を推進するための集いで、市民からの発言や行政区毎の署名の取り組みの報告に続き、社民、新社会、自由、緑の各党から発言。その後、国会議員からの発言として、日本共産党から私、立憲民主党から近藤昭一さんが握手をして挨拶。会場からの質問にもこたえました。
終了後、近くの地下鉄植田駅前で署名行動に取り組み、近藤さんらと並んで訴えました。まさかの雪がちらつく中の行動になりました。寒かった。
東京に戻り、20時から今年三回目のプールへ。年明けから少し風邪気味で距離を控えめにしてましたが、今日は今年初めて1㎞泳ぎました。爽快。
三重県津市の駅前ホテルに前泊し、朝から市議選選第一声で藤本とも子、長谷川ゆきこ(以上現)、竹下さちこ、たき勝弘(以上新の4候補と共に訴えました。定数2減の中で現有4議席を絶対確保する選挙です。
昨年、一世帯10万円もの国保料値上の一方、財政調整基金は166億円もためこみ、一人当たり名古屋市の10倍になっている津市。コミュニティバス拡充や保育所増設の願いに背を向けながら、市営競艇場には無料バスを走らせと無料保育所も設置。市民と共にこの市政のゆがみをただすのが日本共産党です。
同時に、明日から開かれる通常国会の真っただ中での県都の選挙。安倍総理は4日、三重県内での改憲で今年中の改憲発議の決意を述べました。その三重から、日本共産党の躍進で9条守り活かせの声を上げようと訴えました。
全国から、津市のお知り合いに声をかけてください。
終了後、名古屋市北区の日本共産党後援会の「新春の集い」へ。文化行事の後、岡田ゆき子市議、衆院比例候補として奮闘した大野宙光地区委員長と私が訴えました。
私は、比例候補としての決意と明日から始まる通常国会の闘いについお話ししました。憲法九条改悪や社会保障切り捨てを許さないたたかいとともに、政治の私物化、不公正疑惑の究明は引き続き重要課題です。
森友、加計疑惑に加え、新たにスパコン補助金詐欺にリニア談合。「もり、かけ、スパの麺類三点にだんご(談合)付き」という疑惑セットメニュー。
こんなメニューではおなかが痛くなる。徹底解明が必要です。