昨日の衆院に続いて参院の予算委員会の閉会中審査が開かれました。日本共産党から小池晃書記局長が質問。私も出席し、質問席の隣に座ってパネルを立てました。
今日の委員会の焦点は加計問題とPKOの日報隠蔽問題。小池さんは、総理が加計学園が獣医学部新設の申請をしていることを知ったはの今年一月二十日だったという、昨日の答弁がこれまでの答弁と矛盾していることを追及。
総理が、過去の答弁について「急な質問で不正確だった」などといいわけしたのに対し、小池氏は、そんなことでは国会の質疑は成り立たないと強調。「加計ありき」で進められたことを厳しく批判しました。
さらにPKO日報問題では、陸自にデータが残っていることを報告を受けていないという昨日の答弁に関し、「報道されてから4ヶ月。自ら防衛省をただすことなく、特別防衛監察を隠れ蓑にしている」「政権ぐるみで隠蔽するのなら、国会が真相解明する以外ない」として関係者の証人喚問を求めました。
小池さんの質疑への総理への答弁に対し、民進党や自由党の議員が答弁席まで近寄ってきて、過去答弁の資料などを示して質問を応援してくれました。国会質疑でも野党共闘は進化しています。
昼休みには、「総がかり行動」の議員会館前集会に参加。参加者全員で議事堂に向かってコールし、民進、社民の議員とともに挨拶。京大の高山佳奈子教授も参加して挨拶されました。
仙台市長選挙で、民進党衆院議員を辞して立候補した、野党4党と市民の共同候補の郡和子さんが自民・公明が推す候補を破って見事勝利。都知事選に続いて自民党政治―の厳しい審判が下り、野党と市民の共同こ政治を変える力であることを示しました。
郡さんは国会内での共同の集会でご一緒することがたびたびあった方。今朝、9:15分からの国対会議が終わったところで、穀田さんの携帯に郡さんからお礼の電話がかかってきました。本当にうれしい!
今日は衆院予算委員会の閉会中審査。日本共産党から宮本徹議員が加計学園問題で、笠井亮政策委員長が防衛省の日報隠蔽問題でそれぞれ追及。安倍総理は、これまでの答弁姿勢に問題があったことを認め「不徳の致すところ」など述べましたが、答弁の中身は肝心なことは何も答えず、不誠実なままでした。
さまざまな答弁の食い違いや、相変わらずの「記憶にない」答弁など、疑惑はますます深まった審議でした。明日は参院で小池書記局長が質問立ちます。
今日は共謀罪の施行日。議員会館前では総がかり行動と実行委員会による抗議行動が行われ市民とともに野党四党の代表が参加して訴えました。強行した安倍政権の支持率は急落し、都議選でも厳しい審判が下りました。共謀罪廃止へ市民と野党の共同を!
午後から九州大水害対策本部の会合。現地では仁比、田村、真島議員が奮闘しています。緊急に戻ってきた真島衆院議員から深刻な被害の実態と支援状況の報告を受け、当面の対応を協議。被害者の救済、支援のためにあらゆる力を尽くすことが必要です。
その後、議員団会議。笠井さんと私から国連会議の報告、赤嶺さんからは那覇市議選の報告が行われました。
午後に米国から戻ってきた昨日、夜中に目覚めることもなくぐっすり眠れ、一気に時差ボケはほぼ解消しました。朝から議員会館に入り、訪米中の資料の処理などなど。党本部での会議で志位委員長から訪米代表団の報告がありて、私も感想を述べました。
今日は衆参で加計問題での文科・内閣両委員会による合同審査会が開かれ、前川前文部科学事務次官も参考人として出席しての審議となりました。閉会直後の総理の会見での「丁寧に説明する」からしても、総理出席の予算委員会の集中審議と関係者の証人喚問、野党が憲法53条に基づき要求している臨時国会の召集が不可欠。
それを前提に開かれた集中審議。日本共産党からは衆院で宮本岳志、参院で田村智子議員が質問に立ちました。焦点の「加計ありき」で進められた問題について、全体として前川氏の適確で堂々とした答弁に対し、菅官房長官や山本担当大臣、萩生田官房副長官の答弁は、質問に正面から答えずにごまかしに終始。
ますます疑惑は深まったし、深い関与が疑われる官僚の出席を与党が拒否し、肝心の総理は外遊中で出席なし。予算委集中審議が絶対に必要です。
さて、国民から要求が殺到してたようで、NHKが報道という形で質疑を中継しました。総理出席も証人喚問もない質疑を中継することはあまりなく、国民の声にこたえたことは評価できます。
しかし、夜のニュースを見ると、いつも通りの編集で、何を聞かれても政府側が適確に反論したかのようになっており、実際の質疑とかけ離れたもの。民報テレビはおおむね、前川氏と政府答弁の矛盾を明らかにしながら、疑惑を浮き彫りにしていました。
都議選告示を前に昨日、今日と京都に帰りました。昨日は昼前に国会を出て東京駅に着くと、静岡県内の大雨のために運行見合わせとのこと。12:10初ののぞみは約2時間遅れで出発し、品川でも長い時間止まり、京都には3時間遅れで到着。やれやれです。
今日は午前中に髪をカット。夏用に短めにしてもらい、心置きなく都議選もたたえかます。ごごの新幹線で東京へ。
16:30からの四野党の書記局長・幹事長会談で憲法53条に基づき臨時国会召集を要求することで一致しました。ただちに衆参議長を通じて政府に要求書を提出。参院では山下よしき議員団長が各会派会長と共に郡司副議長に手渡しました。
安倍総理は会見で、「一つひとつ丁寧に説明する」と会見で明言したのだから、直ちに召集に応じよ!
通常国会の会期は18日の日曜日までなので、金曜日の今日が事実上の最終日。各委員会で請願の採択を議論し、閉会中審査を行う会期末手続きを行います。
請願の採択は委員会での全会一致で行われます。外防委では、01年以降18回にわたり採択されてきた、個人通報制度を認める「女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准」を求める請願が、採択されないことに決定。日本維新の会が「大阪市の姉妹都市の三フラシスコで慰安婦像を設置が問題担っている。設置する動きを応援することになる」と「保留」を表明したため。
私は「長年にわたり採択してきた請願。法務委員会としては後退することになる。議定書は個々の問題に触れているわけではなく、慰安婦像とは関係ない」と述べましたが、態度は変わらず「保留に。本当に残念です。
午後から予算委の集中審議。加計問題での文科省の再調査結果が昨日明らかにされ、急遽、今日の予算委員会が決まったもの。小池議員が、文科省発表の資料を示して「加計ありき」の実態を厳しく追及しました。
許せないのは委員会室に衛藤晟一参院議員・総理補佐官が来て、大声で妨害ヤジを飛ばしたこと。私が厳しく抗議していると自民党理事もとんできて「政府の一員がここに来ちゃだめだ」と注意した程、前代未聞のこと。政府の危機感を示しています。
17:30から最終の本会議。
徹夜国会で共謀罪の採決が強行され、抗議の国会議員団の集会の後、議員会館前の「総がかり」行動にみんなで合流しました。民進、自由、社民、沖縄の各国会議員も参加し、それぞれに、直ちに廃止の闘いに踏み出そう、市民と野党の共同広げ安倍政権打倒をとの決意が続き、市民の皆さんとコールをしました。
10時からは外交防衛委員会で、スロバキアとチェコとの社会保障協定の質疑。今日質疑・採決をしなければ、30日ルールで自然成立になってしまうという状況の下で、共謀罪強行の直後ではありますが、予定通り開会されました。
私は、米トランプ政権のパリ協定離脱問題、南スーダンPKO日報隠ぺい問題について特別防衛監察を行っているとして、会期末になってもなんら国会に報告がされていないことについて特別防衛監察を隠れ蓑にした責任のがれだと追及しました。
さすがに完徹明けのため、委員会室に座っていても激しい睡魔に襲われますが、なんとか乗り切りました。
明日は急きょ、参院予算委員会が開かれことになり、午後から小池書記局長が加計学園問題や安倍政権の基本姿勢についてただします。、
安倍政権が加計問題の究明に背を向ける一方、共謀罪の強行を狙う中での緊迫の日々が続きます。国家戦略特区法案審議中の参院内閣委員会で、わが党田村議員の質問終了したところで与党が質疑打ち切り動議を提出。「質問封じだ」などの怒号が飛び交う中、委員長が休憩を宣言しました。
露骨な加計問題追及つぶしです。直後に民進党が山本国家戦略特区担当相の問責決議案を提出し、内閣委は散会になりました。この与党の動きに連動して、法務委員会でも共謀罪の採決強行の動きがある中で、わが党山添議員の質問が終わったところで、野党共同で金田法務相の問責決議案を提出し、法務委も散会に。強行採決は許しませんでした。
夜は日比谷野音で、総がかり行動実行委員会と共謀罪NO!実行委員会による集会。民進・蓮舫、共産・志位、自由・山本、社民・福島の四党の代表が挨拶し、共謀罪廃案、加計問題徹底究明で力を合わせようと訴え、檀上で手をつないでアピールしました。
今日は10時からの外防委で、スロバキアとチェコとの社会保障協定の趣旨説明を受けた後、情報交換や打ち合わせなど夕方まで断続的に続きました。
明日は朝から本会議で二つの問責決議の採決。対決の一日となります。会期末へさらに、知恵と力を尽くします。
18日までが会期の通常国会の最後の一週間。政府か共謀罪の強行を狙う中で、徹底審議を通じての廃案、加計学園問題の徹底解明を求める野党と市民との間で緊迫の日々となります。朝の国会対策委員会で対応を議論しました。
参院法委員会の理事会は午後から三回にわたり協議。与党はの明日午後の対政府質疑を野党の合意ないままに委員長職権で決めました。午前中は参考人質疑を行うことが合意されており、野党は徹底審議の立場から明日は採決しないことの確約を求めましたが、与党は確約せず。自民・民主の国対会談でも同様でした。
夕方には四野党の国対委員長会談が開かれ、加計問題での文書の文科省再調査の報告を明日の午前中に出すことや予算委・証人喚問の実現など求めることで一致しました。これにも応じない一方で共謀罪の強行採決など絶対に許されません。
16時から、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の総会。動物愛護法の改正に向けた10回に及ぶPTの報告を受けて議論しました。