衆院予算委員会は「政治とカネ」問題の集中審議。畑野、穀田両議員が質問に立ちました。穀田さんの「大企業の法人税減税などの要望に応えて、自民党への企業献金は急増。自民党には『好循環』だ」との指摘に安倍総理は苦笑いするばかりで反論できませんでした。
午前中は、参院の論戦打ち合わせ会議。続いて、長野民医連の「社保平和学校」で学んだ中信地域の医療・介護の現場で働く若い皆さんらが議員会館を来訪
され懇談。日々働く中での疑問や不安、心配ごとを国会議員に直接届けたいと生の声を集めた冊子をいただきました。皆さんの思いに応えて頑張ります!
午後には京大の応援団長がOB議員への挨拶に来訪。体育会各サークルの最近の奮闘ぶりなど話を聞きました。
午後から衆参本会議が開かれ、石原新大臣の所信発言をうけ総理出席での質疑が行われました。日本共産党からは塩川衆院議員、仁比参院議員がそれぞれ質問に立ち、甘利前大臣の疑惑について総理の任命責任をただし、辞任で幕引きでなく徹底究明することや企業団体献金の禁止などを迫りました。
参院では、甘利大臣自身が金銭を授受していたことを総理はいつ知ったのかをただしましたが、総理は答えずじまい。総理自身の責任や政治とカネ問題での姿勢が厳しく問われています。
この本会議から、出産で休養していた吉良よし子参院議員が国会の公務に復帰。議員団会議でみんなから「お帰り~」と声がかかりました。吉良さんの笑顔で団会議がパっと明るくなりました。
終了後の甘利事務所との接触内容について国土交通省とURからのレク。真相解明はいよいよこれからです。途中で抜けて、京都にとんぼ返りし、京都市長選の本田久美子候補の個人演説会二カ所で訴え。
「明日は節分、明後日は立春です。豆をまいて邪気を払えば季節の春が来ます。七日の投票日には、一票の力で悪政を追い払い、本田市長の誕生で、政治の春を実現しましょう! 暮らしに春を!平和に春を!」
今、東京に戻る新幹線車内。宿舎着は23:30ごろ。
午前中に開かれた与野党書記局長・幹事長会談の合意にもとづき、明日2日、衆参両院の本会議で石原新大臣の所信演説を聞き、総理も出席しての質疑を行い、その後に予算委員会を開いて来年度予算案の審議に入ることになりました。
大臣としてだけでなく議員としての資格が問われる疑惑を抱えた甘利前大臣に経済演説を行わせるべきでないと野党は主張しましたにもかかわらず、総理は甘利大臣を擁護し、政府四演説を強行。その結果、演説の直後に辞任という前代未聞の事態となりました。政府・与党の責任は重大です。
そのもとで、明日の本会議が異例の形で開かれるようになったのです。日本共産党からは衆院は塩川議員、参院は仁比議員が質問に立ちます。
朝の国対の後は様々な連絡調整やデスクワーク。夜は議員団会議。
今日は安倍政権と国民との矛盾の広がり、闘いの前進を実感する一日でした。
矛盾の広がりは、福井県の高浜原発の再稼働と日銀のマイナス金利政策の発表。マイナス金利などという異常な政策に踏み出さなくてはならないほどアベノミクスが破たんしていることを示しています。
一方、京都でのアスベスト訴訟で、国の責任を四度認めるとともに初めてメーカの責任も断罪しました。16時からは議員会館でも報告集会が開かれ、穀田、倉林議員らとともに参加。この間の闘いに敬意を表し、完全救済と被害根絶へ政治の責任をはたさせると挨拶しました。
午後には外務部会で今国会提出予定の法案、条約のレクを外務省から受けました。在日米軍への思いやり予算を実質増額する特別協定が提案されることになります。
夜はBSフジの「プライムニュース」に生出演。自民党の丸山参院議員、民主党の大串衆院議員らとともに甘利大臣の辞任と政治との金の問題で議論しました。
10時から15時半まで参院本会議代表質問。午前中には日本共産党から山下書記局長が質問に立ち、安倍総理を鋭く追及しました。
昼休みには外交防衛委員会。終了後に会館の部屋に戻ると岐阜民商の皆さんが来訪中。日比谷でひらかれる全国の中小業者の決起集会に参加の前によってくださいました。午後も本会議があり、終了後には予算委員会が短時間開かれ、出席したためデモ激励に立てず゛残念。新潟民商の皆さんも部屋に来てくださいました。
夕方の記者会見で、甘利大臣が100万円の授受を認め、辞任しました。しかし疑惑解明はまだこれからです。明日29日の20時から22時まで、BSフジの『プライムニュース』に生出演し、「甘利大臣辞任ショック 野党の出方国会の行方 政治とカネ法理と病理」と題して議論します。ご覧ください!
午前中は参院本会議で民主、自民の代表質問。自民党の代表は宜野湾市長選の結果について「来月7日の京都市長選挙、4月の衆院北海道5区補欠選、さらには7月の参議院選挙に向けて大きな弾み」と国政選と並べて京都市長選を挙げました。国政に大きな影響を与えることを自民党が認めている。京都市長選勝利で安倍暴走ノーの審判を! との訴えがますます重要です。
昼休みには全建総連の「アスベスト請願署名提出院内集会」に参加。与野党から参加があり、日本共産党からは12人の議員が参加しました。一人ずつ署名を受け取り挨拶。私も全建総連の三浦委員長、京建労の酒井書記長から受け取り、早期解決と被害者救済への決意を述べました。
午後からは倫理選挙特別委員会。公職選挙法改正案の質疑に立ちました。18歳選挙権の実現を機に、国政選の選挙権がありながら、転居により選挙人名簿に登録されず投票できないケースを改善するもの。いっそうの選挙権保障の拡充と新18有権者に対する不在者投票制度の周知徹底などを求めました。
15時からは衆院での志位委員長の代表質問を視聴した後、参院議員団の論戦打ち合わせ。夜は東京広島県人会の新年懇親会に出席。広島の名産品を楽しみながら、鯉城同窓会の先輩をはじめ参加者の皆さんと交流しました。
甘利大臣のあっせん利得疑惑についての週刊誌報道は国会に衝撃を走らせています。私は党議員団の金権腐敗政治追及委員会の責任者を佐々木憲昭さんから受け継いでおり、この間、様々な会合を重ねています。
今日は、甘利氏側がUR都市機構に口利きをしたされていることや国交省の局長に商品券を渡したとされていることについて国交省から事実確認のレクを受けました。
国交省は、21日の決算委員会質疑の当日に、国交大臣から速やかな調査と公表を指示されたとしながら、基本的な事項についてすら「調査中」と答えるだけで、具体的回答はなし。安倍政権が事実解明にきちんと取り組んでいるのかが問われています。
この問題は安倍政権全体の問題であり、事実の公表は予算委員会審議の日程協議にも関わってくること。改めて速やかな調査と公表を強く求めました。
明日は倫理選挙特別委員会で公選法改正案の質疑。18歳選挙権の実現を機に、住所移転に伴い、選挙権を有しているにも関わらず、選挙人名簿に登録されないために選挙権を行使できないケースを救済する法案です。 昨日、衆院法制局や総務省からレクを受け、質問の準備。今日の午後に通告しました。
ところで、甘利問題にかかわって「越後屋、お主も悪よのぉ」という時代劇のセリフがネットで溢れています。越後の名誉にために紹介すると、かつて「週刊文春」がTVの時代劇を4年分調べた結果、登場した悪徳商人の一位は「西海屋」で二位は「湊屋」。「越後屋」は一回も登場しませんでした。ちなみに善商人の登場回数一位は「加賀屋」、二位は「和泉屋」です。
政府は閣議で来年度予算案を決定。午後から衆参本会議で政府四演説―総理の施政方針演説、外相の外交演説、財務相の財政演説、経済担当相の経済演説―が行われました。
しかし、昨日発行の週刊誌が報じた甘利大臣の口利き疑惑は大臣としての資格が根本から問われるもの。きちんと説明責任を果たさない大臣から演説を聞くことはできません。衆院では野党が、演説前に本人が説明せよと求めましたが、朝の会見でも自から100万円を受け取った疑惑について「調査中」とするだけで否定しませんでした。
そのため衆院本会議は開会が一時間遅れ、野党四会派は甘利大臣の演説の前に抗議の退席をしました。参院議運理事会で日本共産党の仁比議員がまともな説明ないままの経済演説はあり得ないと反対。日本共産党は参院でも本会議の甘利演説の際に抗議退場をしました。
総理の演説はひどかった。各分野でがんばって成功している話はまるで自分の成果のように語り、うまくいってないことは都合のいい数字でごまかし、「挑戦」という言葉を何度も繰り返しました。国民不在、自己陶酔の演説でした。
夕方に、新宿で開かれている中西健太郎さんの写真展 "『赤岩』 知床昆布番屋の夏~漁師、家族、婆+わんこ~"を鑑賞。
連日、新春の集いや賀詞交歓会などが続きます。今日は京都人権連新春旗開き、昨日は京都府生協連の集いなどなど。昨夜は地元の吉田学区の「新年の集い」。自治連合会や社会福祉協議会、民生児童委員会、女性会、自主防災会、体育振興会、消防分団をはじめ日頃を地域を支えてくださっているみなさんが集います。
これまでは挨拶を交わすぐらいだった地域の-保守の重鎮の方が、ある会合で「今の安倍政権は危ない」と話されたとお聞きしたので、その方に、「安倍さん、怖いですね」と話しかけると、自らの戦争体験と安倍政権への危惧を、言葉が噴き出すように語ってくださり驚きました。
終戦を軍の学校で迎え、米軍の戦車が上陸してきたらその下に爆弾を抱いてもぐりこむ訓練をしていたこと、吉田の地域でも家々に防空壕が掘られたことをお話され、そんな事態になっても勝てると信じ込まされていた。戦後、アメリカの経済力を見て、勝てるはずのない戦争になぜ突入したのかと思った、などなど。
「ずっと自民党を支援してきたが、今の政権は、戦争を知らない安倍総理や政治家が間違った方向に進もうとしている。戦前もそうだったが、一度大きな流れができると止めることができない。危ない」と強調されました。
安倍総理の強権姿勢には目に余るものがある一方、これまで長く自民党を支えてきた方々からも危惧の声が上がっていることを改めて実感しました。国会での数では強そうに見えるが、国民の中の足場は弱い。立憲主義と民主主義守れ、戦争する国を許さないの声を一つにすることで安倍暴走を止めなくてはなりません。
日本共産党国会議員団の「障害者の全面参加と平等委員会」
(小池晃会長)の主催で「障害者・患者団体との懇談会」を議員会館内で開催しました。22団体から約50人の方々が参加して下さり、様々な切実な要望や意見を頂きました。国会論戦に生かします!
懇談会の終了直前に、最高裁大法廷での民法に関する二つの判決のニュースが入ってきました。女性の離婚後180日間の再婚禁止規定については違憲判決。一方、「夫婦同姓」を定めた規定について、最高裁は「憲法に違反しない」と判断。残念です。
すぐに最高裁から判決を取り寄せました。今から、読み込みます。
昨日は、国会対策委員会、議員団会議など。閣議で一月四日からの通常国会の召集が決まりました。抜かりなく準備を進めなくてはなりません。