衆院厚労委員会の朝の理事会に公明党が労働者派遣法案の修正案を提出したことで、結局、厚労委員会は開かれないまま流会。予定されていた第一回目の委員会質疑は行われませんでした。
先日の本会議質疑では「問題ない」「原則は同じ」と答弁しておきながら、修正案は「悪影響あればすみやかに検討」などという文案。与党が委員会審議が始まる前から法案に問題ありと認めたということ。だったら、法案を撤回せよというとになります。世論と運動が押しています。廃案に追い込みもう!
午前中は海上自衛隊で再び明らかになったいじめ自殺問題で防衛省からレク。午後は参院選挙制度協議会。やっと自民党が一票の格差是正の選挙制度改革案を出してきましたが、四案併記で、しかも、「6増6減」案や「合区とともに、比例定数を削減して選挙区に回す」案など、26回にわたり議論して各党の共通認識になってきた、定数を基本的に維持し、抜本是正を図るということをまったく踏まえないひどいもの。各党から厳しい批判の声が相次ぎました。
参院議員会館前での国民大運動実行委員会の「安倍内閣の暴走を止めよう!」昼休み定例行動で挨拶。衆院会館前から参院会館前まで連合、全労協、全労連の皆さんが埋め尽くし、それぞれ、労働者派遣法反対の行動を行っています。闘いの和がどんどん広がっていると実感。
午後からは、憲法共同センターの憲法署名提出院内集会に、穀田、仁比、倉林、吉良各議員らと出席し、署名を受け取りました。
打ち合わせやデスクワークあれこれの日。午後から米軍オスプレイの配備、訓練の問題と佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備の問題などで防衛省レク。日本全体に危険な訓練が広げられようとしています。
今日、日本経団連が企業献金呼びかけのための各党の政策評価を発表。消費税増税、法人税減税、原発再稼働、TPP加入など自公政権を高く評価。"献金するから国民が反対しても断固やれ"というものですね。ちなみに日本共産党の評価はなし。どうやら評価対象ではないようです。私たちは企業献金は受け取りませんからね。
国民の皆さんから評価されるのが何よりの喜びです。
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臨時国会の開会日。今朝の「日経」の世論調査では内閣支持率は内閣改造直後から7ポイント低い53%、不支持率は5ポイント上昇し31%。改造で国民の批判をそらそうとしましたが、暴走政治と国民との矛盾が広がるなでの開会となりました。
いつもながらあわただしい開会日。ドキュメント風に
9:15 国会対策委員会
40 参院議員団会議
10:00 本会議第一ラウンド
10 倫理選挙特別委員会
20 原子力問題特別委員会
40 参院与野党国対委員長会談
11:30 国会議員団総会
13:00 長野県議団の雪害対策、米価問題でのレクに同席
13:30 国民大運動実行委などの院内集会であいさつ
14:00 本会議第二ラウンド(総理の所信表明演説)
――来客対応
16:00 御嶽山噴火被害の状況と対応について内閣府からレク
――という一日でした。安倍総理の所信表明は集団的自衛権行使容認、消費税増税、原発再稼働など肝心な問題は何も語らず、「地方創生」と言いながら、気概さえあればうまくいくと強調するだけで、まともな具体策もない空疎なものでした。
夜はプールでリフレッシュ。明日は急遽、御嶽山噴火被害で長野県に調査とお見舞いに訪問します。
29日からの臨時国会を前に、会期や代表質問日程、理事の割り当てなどなどで打ち合わせや各党との協議が昨日、京都と続きました。
25日の午後には参院野党国対委員長会談。私は席上、手段的自衛権行使容認、消費税増税、原発再稼働、沖縄基地建設問題に加え災害対策など重要な問題が山積みであり、十分な審議の確保が必要だと強調。
与党が財務相の外遊日程などを理由に、所信表明演説の翌日から衆院の代表質問を行うよう提案していることについて、充実した審議のために一日あけることが与野党一致で行われてきたのであり、与党の勝手な都合で変更すべきではないと述べました。
今日は、衆参の議運理事会で協議。結局、代表質問は与党提案通り、30日から行われることになりましたが、野党の質問時間を増やすことや与党提案通りの衆参2日ずつの予算委でなく、さらに一日ずつの質疑を行うよう与党が努力するなどが確認されました。
午後には、参院自民党の吉田新国対委員長ら正副国対委員長10人がそろって挨拶に来られました。
夕方の新幹線で京都へ。
京都を昼前に出て、岐阜県美濃加茂市へ。28日投票でおこなわれる市議選の前田たかし(現)、日置祥子(新)両候補と共に街頭演説をしました。
同市では市長が収賄容疑で逮捕起訴されています。業者側は金を渡したと認めていますが、市長は「業者と会食はしたが、金はもらっておらず自分はシロ」として辞職せず、事実上の市長不在状態。日本共産党は調査特別委員会も設置し、議会として真相究明を行うよう訴えています。
詳しくは党美濃加茂市議団のホームページで。http://blogs.yahoo.co.jp/jcpminokamo/56495442.html
投票日は臨時国会開会の前日。消費税10%増税、集団的自衛権行使容認、原発再稼働など国民多数の声とアベコベの安倍政権のノーの声を突きつけようと訴えました。
10,11日は年に一度の一泊人間ドック。減量は着実に進んでいます。胃カメラを飲んだ時、「潰瘍などはありませんか、去年より少し荒れてますね。暴飲暴食、ストレスなどありませんか」と言われました。暴飲暴食はないので、やはり安倍暴走ストレスの影響か。
11日の昼前にはドック終了。国会に戻り、午後から参院選挙制度協議会。脇座長から、この間の議論を踏まえ、合区による一票の格差是正案の調整案が出されました。各党が検討し、10月末の次回協議会に改めて各党の改革案を示すことになりました。
問題は第一党である自民党だけが案を示さず無責任な態度をとり続けていること。協議会でも、自民党参院幹事長である脇座長が自民党の委員に「どう責任を感じているのか」と詰め寄る異例の事態となりました。私も自民党の無責任な態度を批判したうえで「第一党でまとめれば、後は多数で押し通すことはあってはならない」と指摘しました。一票の平等という民主主義の基本に対する政党の姿勢が問われています。
夜の新幹線で京都へ。
各省から来年度予算の概算要求が出され、次々と資料が届いています。今日は午前中、防衛省の担当者に来てもらい、自衛隊のオスプレイ配備に関する概算要求について説明を聞きました。190億円が計上され、うち109億円が佐賀空港配備に関するもの。
先日、佐賀県、佐賀市を小野寺防衛相が訪問して説明していますが、自衛隊との共用はしないと漁協などと覚書を交わした民間空港を自衛隊が使用し、日本型海兵隊を運ぶ海外派兵の拠点とするものです。近くの陸自基地のヘリ部隊50機も移転し、オスプレイ17機とあわせると国内最大規模の陸自の航空基地となり、民間機の離発着より自衛隊の方が多くなり主客転倒になります。
しかも政府は、米軍オスプレイの訓練移転の給油や整備等にも使用することを考えており、騒音や安全の問題で市民の不安が広がっています。絶対許せません。7日には佐賀で大規模な反対集会も開かれます。
13:30から参院の選挙制度協議会。三年後とに半数改選のため複数定数となっている、選挙区の定数について奇数配分を可能にする案について議論しました。定数1となる件については6年に1回の投票にする案と、全都府県を二つのグループに分けて半数の改選にする案の二つ。いずれも、投票に参加できない都道府県が生じ、正確な民意の反映ができず、投票機会の平等にも反するものとして反対を表明。提案した民主、改革以外の会派も同様に意見でした。
その後、国会対策委員会、議員団会議と続きました。
秘密保護法の下、国会に常設の秘密会を作る国会法改悪強行に伴う参院の計画について、仁比議員と共に事務方から説明を受けました。秘密保全のために電波を遮断するシールドルーム設置の費用約1億5千万円!15人程度の事務局を作り、一定は専任にするとのこと。なんというムダ。やはり廃止しかないと改めて実感しました。
午後から国会対策委員会、議員団会議、自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画の問題での対策打ち合わせなどが続きました。夜の新幹線で京都へ。明日は朝から広島です。
米国のボストン大学で日米外交を研究中の女性研究者が来訪。東京での学生時代に中東のテレビ局のアシスタントのバイトで来訪されて以来の知人。今回は、 日米地位協定下での在日米軍人の犯罪時の特権的地位などについての博士論文を執筆するための帰国しての取材。
すでに米国立公文書館でも調査し、明後日からは沖縄へいって関係者から取材するとのこと。私からは、米軍人の犯罪に関する日米密約等について追及してきたこの間の国会論戦についてお話ししました。
この問題について、米国に在住しながら研究される人がいることは実にありがたく、頼もしいこと。いい論文を期待しています!
今朝は6時に目覚めてテレビをつけるとブラジルが0-5でドイツに負けていてビックリ。最後は1-7でしたが、こんな信じられないことがおきるんですね。これがサッカーです。
午前中はデスクワークあれこれ。午後から参院選挙制度協議会。今日は最高裁判決が一票の格差をどこまで許容しているかについて各党が意見表明。自民党以外は、基本的に「二倍以内」を求めているとの意見でした。次回は、現行の選挙区選挙の部分について、ブロック制案と合区案について議論します。