活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 憲法・民主主義・政治とカネ

「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 憲法記念日。午前中は、集団的自衛権問題のNHK政党討論を見ました。自民党の高村氏が「限定容認」を強調したのに対し、日本共産党の小池は「歯止めにならない」と批判。実際、石破茂自民党幹事長は2日、ワシントンで講演し「スタート段階はかなり(範囲が)限定されたものになる」と述べた上で「もし必要であれば、それをさらに広げることは可能だ」と語った。狙いは明らかです

 午後は、円山音楽堂で開かれた「憲法集会in京都」に参加。会場は一杯の参加者です。日本共産党を代表して穀田衆院議員が挨拶。先日、「京都民報」で対談した岡野八代同志社大学教授が講演。若者による憲法トークもありました。解釈で9条を壊すな!

IMG_2169.JPG 10時から京都民報の企画で、岡野八代・同志社大学大学院教授と憲法や慰安婦問題で対談しました。「96条の会」や「河野談話の維持・発展を求める学者の共同声明」の呼びかけ人である岡野教授。様々な角度から楽しくお話しできました。5月18日付けに掲載予定です。

 その後、京都原水爆被災者懇談会の総会挨拶、新婦人の産直フェスタ、被爆二世・三世の会総会に参加。14時からはXバンドレーダー反対、安保・基地・地位協定問題の学習会で国会報告。用意した会場があふれかえり、急きょさらに広い会場に代えることに。関心の高さを示しました。

 沖縄からの伊佐信次さんの報告、前泊沖縄国際大教授の講演を聞き、終了後の懇親会にも参加。充実した学習会でした。

 愛媛県にいる甥から友人の結婚式で京都に来てると電話があり、妻や娘とともに先斗町のやまとみで夕食。京都で学生生活を送っていた甥ですが、就職して三年、いい青年になりました。

 8:30から参院議員団の班会議。各委員会の動きや対応について議論。10時からの本会議は採決2本だけで10分弱で終了。

 今日、維新の会と結いの党が参院で統一会派の届け出をし、午後に議員団控え室に片山会派代表らがあいさつに来られました。市田議員団長らととも応対し、しばし懇談。

参院選挙制度協議会。提示。総定数や全国比例選挙は維持し、比例候補の順位付けを可能にすると共に、選挙区は、「長野・山梨」「新潟・富山」「石川・福井」など22府県を合区し11選挙区とするなどの内容。各会派で検討し、次回協議会は5/30に開催されます。

 終了後、京都へ。18時から京都弁護士会の新役員等披露のパーティーに出席。松枝新会長をはじめ役員の皆さんにお祝いを述べ、参加されたみなさんと交流。中村和夫弁護士の姿もあり「クラブヌーンの裁判、無罪判決よかったですね。風営法によるダンス規制の廃止がいよいよ必要ですね」と話が弾みました。

IMG_1968.JPG 9時からNHK「日曜討論」に出席し、参院の各会派代表九人で予算案と経済成長、集団的自衛権、参院選挙制度改革の問題で討論をしました。

 番組内でNHKが紹介した今月の世論調査では、解釈変更で集団的自衛権行使を可能にすることに対し、賛成17%、反対33%、どちらともいえないが43%で、反対が賛成を2倍近く上回りました。私は、この間の国会審議を通じて集団的自衛権行使の本質が明らかになっているからだと強調し、「絶対にやるべきではない」と改めて反対を表明しました。

 

 私は「集団的自衛権とは米国などが攻撃された時に日本が攻撃されていなくても武力行使できるようにすることだと、安倍首相も国会で認めた」と指摘。集団的自衛権を行使できるようになれば、ソ連のアフガニスタン侵略や米国のベトナム戦争のような戦争に参加できることになるとの参院予算委員会公聴会での公述人意見をあげ、「まさに戦争する国になるということだ。憲法9条と全く相いれない」と批判。

 自民党の脇参院幹事長は「集団的自衛権と憲法九条は相いれない」とのべ、自民党内で慎重に議論すると発言。私は、「与党からも慎重意見が出ていながら、首相が『私が責任者だ』と覆そうとしていることに今の大きな問題がある」と指摘。自民党の古賀誠、野中広務両元幹事長や改憲派学者からも批判があがっていることにふれ、「『立憲主義を守れ』の一点で、国会内外で大いに声を広げていく」と強調しました。

 予算案と経済成長に関しては、春闘で大企業を中心にベースアップなど賃上げ回答があったことが議論になりました。私は、「はっきりさせないといけないのは消費税増税で事実上、国民全員が賃下げになっていることだ」と指摘。ベースアップが消費税増税による物価上昇に追いつかない一方、派遣労働法改悪によって「賃上げといいながら賃下げ政策をしている」と批判しました。

 そのうえで、具体策として消費税増税の中止を求める一方、①大企業内部留保の賃上げへの活用②最低賃金引き上げのための中小企業支援③正規労働を増やす雇用ルールづくり―を改めて示し、「好循環というならこういう方向でやるべきだ」と求めました。

 IMG_1980.JPG終了後、新幹線で名古屋へ。午後から清須市議選勝利をめざす集いで訴えました。予算委論戦や朝のNHK討論も紹介し党の躍進の意義を強調。同市では、現職と交代の加藤良一元町議ともう一人の現職の加藤みつのりさんが候補者です。「W加藤で選挙もかとう(勝とう)」と駄じゃれをかましてしまいました。

 東京に戻り、夜はプールで1.2㎞。リフレッシュしました。

IMG_1957.JPG 今日は予算委の公聴会と外交防衛委員会の掛け持ち。2回の質問になりました。公聴会では、外交・安保問題での阪田雅裕・元内閣法制局長官と西修・駒沢大学名誉教授の二人の公述人に質問。

 集団的自衛権の行使についてが阪田氏は「自衛隊の発足当初から、海外での武力行使はできないと申し上げてきた」と歴代内閣の立場を説明。憲法9条をどう読んでも行使できないと強調。国連憲章が戦争を基本的に禁止するもとで、米国などは集団的自衛権を理由に戦争してきたと指摘。憲法の平和主義の特徴は集団的自衛権の行使を認めない点にあると解説し、「行使を認めれば、自衛隊は専守防衛ではなく普通の軍隊になる。米、英、ロなどと同じ国になる」と述べました。

 私の質問に西氏も、集団的自衛権が行使できるようになるとソ連のアフガン戦争やアメリカのベトナム戦争にも参加できることになると認めました。

 午後からは外交防衛委員会で質問。日米間で始まった、在日米軍基地の環境問題に対処する新たな補足協定の交渉について、使用者である米軍の特権を見直し、責任と原状回復義務を果たさせる立場で臨むべきだと迫りました4。

 私は、協議開始時の共同発表で「日本環境管理基準」(JEGS)を適用するとしているものの、米軍に基準を実行させる法的仕組みがないと指摘。基地内の環境汚染事故の一部しか日本に通知されず、国や自治体の立ち入りも制限されている実態を示し、抜本的改善を求めました。

 岸田外相は「日米双方が応分の措置をとる互恵的枠組みを目指す」と述べ、米側への義務付けには踏み込まず。さらに、基地周辺自治体の要望に応え、米側の回復義務と財政責任を明確にすべきだと要求しましちたが、外相は米側の回復義務を免除している地位協定4条をあげ、「この仕組みを変える考えはない。これからも大事にしていきたい」と居直るのみ。これでは住民が願うものとは程遠い。

 動画はこちらからhttp://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/

 今日告示 福井県美浜町議選で河本たけしさんが見事に無投票当選!三つの原発があり関西電力の拠点の町で日本共産党の議席空白を11年ぶりに克服しました。日本共産党の議席回復を許さないために無理やり立候補者をつくるのではと五時になるまで気が抜けませんでした。

 パナソニックの不当な首切りと闘ってきた河本さん。隣の敦賀市から移住し、モノ言えぬ町で「声なき声を届ける」と街頭から訴えぬき共感を広げました。 定数16から2減のなかでも、その勢いある姿が、共産党落としのための立候補は無理と思わせたのでしょう。闘いで勝ち取ったむとょう表当選です。

 さっそく、選挙事務所に電話し、直接お祝い。おめでとう! 来週日曜日の福井での反原発集会で会いましょうと話しました。

 参院予算委員会基本的質疑の二日目。午後から小池晃議員が質問に立ちました。集団的自衛権と最低賃金の引き上げがテーマ。特に集団的自衛権での質疑中は委員会室に緊張感が走り、自民党議員も総理への応援野次に必死。

 集団的自衛権から次のテーマに移った瞬間に自民党席から、フ~とため息のようなものがあり、緊張が緩んだのがわかりました。自共対決の予算委です。

 

IMG_1850.JPG 朝の国対の後、エネルギー基本計画案について資源エネルギー庁からレクを受けました。12:10から「2013年度 ゆきとどいた教育をすすめる全国署名提出集会」に参加。倉林明子、紙智子参議院議員もご一緒です。今回提出された署名は、565,746筆。子ども達の未来を切り開くために、
一緒に頑張りましょうとあいさつしました。

 13:30から選挙制度協議会。今日の参考人は毎日新聞の与良編集委員でした。終了後、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会二回目」に参加。今日の講演は元内閣官房副長官補の柳澤協二さん。日本防衛とは無関係な政策であり、公使が必要とされる「具体例」も非IMG_1867.JPG現実的だと、元防衛官僚としての経験に基づく批判には説得力がありました。

 
しぶりに「金官」行動に参加。党の原発・エネルギー問題対策委員会の事務局長になった藤野保史さんといっしょです。いつも行動を盛り上げてくれるドラム隊のメンバーに大学の後輩を発見!平野健さん、行動する学者です。藤野保史さんとともにミニ同窓会でした。

 スピーチに立ち、原発をベースロード電源に位置付けた政平野.jpg府の「エネルギー基本計画案」は、原発の永久に使用宣言であり撤回させようと訴え、「再稼働反対♪、原発いらない♪」と思いっきりコールしました。

IMG_1818.JPG  朝の国対の後、午前中はデスクワーク。13:30から選挙制度協議会。今日は日経新聞の大石編集委員からご意見を伺い質疑応答でした。その後、全農協労働組合の代表の皆さんがTPP交渉参加反対の要請に来られました。

 続いて全学連の役員の皆さんが「学費負担軽減、高等教育予算増額を求める請願署名」を持って来訪。学生の実態や声を聞くとともに、先日の予算委員会で宮本たけし議員が学費負担の軽減、給費制奨学金の創設など求めた質問も話題に。この質問も力に運動を広げてほしいものです。

 夕方に東京を出て、長野の佐久市へ。明日の豪雪被害調査と上田市での演説会のためです。佐久平駅に降りると零下四度。寒い!

 朝の国対の後、党関東甲信大雪災害対策本部として小池、田村、紙各議員と私で、農水省から聞き取り。農業の被害実態を緊急に把握すること、未曾有の被害にふさわしく従来の枠にとらわれない支援を行うこと、被害者に対し政府として農業再建へしっかり支援するメッセージを発することなど求めました。

   京都私学.jpg続いて、京都私学助成をすすめる会の皆さんの来訪を受けました。私立中高生の保護者や教員の皆さんから「教育費負担の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める私学助成署名」を受け取り、懇談。紹介議員になり、実現のためにがんばります。

 午後は参院予算委員会の論戦対策会議。三月上旬には参院での審議が始まります。それぞれの議員が準備を進めている論戦テーマや概要について交流し、調整と意見交換。

 終了後、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第一回)」に参加。講演された元内閣法制局長官の阪田雅裕さんは、集団的自衛権行使の本質は戦争できる国になることと強調され、閣議決定で解釈を変えることを厳しく批判。参加した国会議員も一言ずつ発言しました。さらに輪を広げます。

 参院の第十一回選挙制度協議会が開かれ、伊藤塾の伊藤真塾長・弁護士からご意見を聞いて質疑応答しました。「一人一票」運動を起こし、全国で一票の格差是正の訴訟を進めてこられた伊藤さん。憲法の要請である一票の平等について国民主権の立場からわかりやすくお話していただきました。

 午前中は予算委員会での紙議員の質問を応援傍聴。TPP問題で、これまで交渉内容は秘密とされてきましたが、米国議会で問題になっている大統領に貿易促進の権限を持たせるTPA 法案を見れば、米国がTPP で、遺伝子組み換え表示をなくし、関税も米国の水準以下にしようとしているとわかると追及しました。

 13時から外交防衛委員会。13:30から選挙制度協議会。15:30本会議が開かれ議了二本で10分で終了。夕方の新幹線で京都へ。

前の10件 48  49  50  51  52  53  54  55  56  57  58

ページ最上部へ戻る

S